「お前の子供いらない」って言われた話
ClubCloudを導入中のチームのコーチが、メンバーにサービス内容に関する聞き取り調査を行ってくれました。
が、そこにショックな言葉がありました。
動作が遅い、反応が悪い等は、動的コンテンツ(キャッシュ出来ない)のPWAなのである程度割り切っているところなため(とはいえ善処します)まだいいんですが、
インスタ(検索)とLINE(共有)とデフォルトのカメラロール(動画比較)で足りる
というのはサービスの根幹にかかわるところなので、ショックですね。
自分のサービスは自分の子供みたいなもんなので、お前の子、要らない!って言われたようなもんです。
でもこれは本当にショックを受けるべき言葉なのでしょうか。
(必要条件と十分条件を好意的に解釈すると)逆に言えば、インスタとLINEとカメラロールを組み合わせないと機能が再現できない、かつ、そういった機能の需要はあるということになります。
子供がサッカーをしているとして、
クリロナとメッシとネイマールで事足りる
から、お前の子供要らない!
って言われた、みたいな。
もはやちょっと嬉しいレベル。
でもやっぱり、クリロナとメッシとネイマールが既にチームにいる状態では必要ないのも事実。
さてどうしよう。
2つ方法があると思います。
1. 一点突破
クリロナにもメッシにもネイマールにもないスキルをつける方法。
インスタより検索性、LINEより蓄積性、カメラロールより動画比較機能の点で現在優位です。
でも優位な点がニーズから外れてしまっては意味がないです。
よりニーズがある点で一点突破を狙わないといけないですね。
そのニーズのある点を探し出す、もしくは、ニーズを掘り起こして優位性とニーズをすり合わせる。
がその前に必要そう。
2. ユーティリティープレーヤーになる
クリロナ、メッシ、ネイマールの併用よりも、その子の方がローコストになればいい。
3つ使うよりも1つのツールの方が使いやすそうですが、3つの機能がそれぞれ別個で使われている(検索した動画を共有して、比較する、みたいな流れがない)場合はその限りではありません。
また、サクサク感が足りないために3つ併用よりもハイコストになってしまっているかもしれません。
まとめ
いずれにせよ、ユーザー数が少ない中では、ただの部分最適化、もしくはオーバーフィッティングになりかねません。
今回の意見も決して定量化されたものではないし、人づてにこういう意見があったと言われただけです。
まずはある程度のユーザー数を獲得、そして一定以上のユーザビリティを提供することでユーザーインタビューの信頼性を上げていきたいと思います。
そのためにKPIも設定しました。
詳細は後日。
結局今やることはは営業と開発ですね。
スタートアップは、ユーザーとの対話とコーディング以外やるなとも言いますし。
今日もお読みくださりありがとうございます。
ほぼ毎日、アプリ開発や事業に関する日記を書いておりますので是非またお読みになってください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?