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ティーレマン「ワーグナーと私の人生」

Mein Leben mit Wagnerーワーグナーと私の人生
Christian Thielemann 2012出版。

 昔、ZDFで放映された、指揮者C.ティーレマンとピアニスト兼ワーグナー専門家のStefan Mickisch氏による「ニーベルングの指環」のドキュメンタリー番組が好きで繰り返し観ました。(今は「ラインの黄金」以外は鑑賞できるようです。)

 それからC.ティーレマンが気になる方になり、ティーレマンのワーグナーについて書かれた本を辞書を引き引き読むのが楽しみになっています。第1章はワーグナーに至る道(自伝的内容)(Mein Weg zu Wagner)、第2章はワーグナーの世界(Wagners Kosmos)、第3章はワーグナーの作品(Wagners Musikdrama)について語る構成になっています。

 以前、リッカルドムーティ著「イタリアの心 ヴェルディを語る 」の本を読んだのと同様、オペラ指揮者が自身の得意とするオペラ作曲家や作品について語るのは、研究者が書く本とは違った趣があり(現場感覚があり、実践的な内容になっています)、発見が多いです。

参考(ZDFの映像です)
https://www.youtube.com/watch?v=XmilUEf6jCc&t=1375s
https://www.youtube.com/watch?v=vo1VFb4-RRU
https://www.youtube.com/watch?v=zR9I1YYtlJI&t=710s
注)2019年6月16日の過去記事です。


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