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クラブ集客の為、noteを開設しました。しばらくは昔書いた音楽書籍レヴューを転載していきます。200件近くあります。10月は過去記事の転載が続きタイムラグが生じますがご了承ください。

 記念すべき第1回目は、2016年7月27日にSNS投稿をした、コジマワーグナー著「コジマの日記」(東海大学出版会)。

 2016年時、音楽書籍が好きでこの頃もせっせと読んではいました。でもオペラやリートは大好きだけど歌詞の言葉が分からない、楽器は言わずもがな全く弾けない。何を目標に音楽を頑張ったらいいんだろう、私に音楽の居場所なんてないのかなと悶々としていた時期。そんな時に出会った運命の一冊。

 「コジマの日記」には、ワーグナーが自分で書いた歌劇の台本を、妻コジマやサロンの仲間に朗読して感想をきいたり、音楽関連の文献を夫婦で読みあって会話をするという日常が書いてありました。

 ああ、そうだ!私も、クラシックの元になった古典を読みあうようなサロンを展開したらいいんじゃないかしら。本を読むのは苦にならないので文献の質量を担保できて朗読が上手かったらやっていけるんじゃないかしら。そして何かヨーロッパ系の第二外国語を習得すれば、それが武器になるんじゃないかしらと、閃(ひらめ)いたのでした。

 あれから7~8年経ち、時は熟し、クラブを全国展開していきたいと思います。ハンドルネームはOrfeo(オルフェオ)です。

 末永くごひいきに。

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