「座王」を見ていて思った女芸人さんのすごさ
こんにちは。
僕はこの前初めて「千原ジュニアの座王」(以下,「座王」)という番組を見ました。この番組は,関西テレビの番組で関西ローカルで放送されているバラエティ番組で,プレーヤーと呼ばれる芸人たちが椅子取りゲームをして座れなかった人が座っている人の中から指名して,指名された人のところに立てられているさまざまなジャンルのお笑いで対決するというもので,今回見た回は,「女芸人スペシャル」ということで,女芸人10人がNo.1の「座王」を賭けて椅子取りゲームをしてお笑いバトルをしていたのですが,どの方もとてもハイレベルで見ていてとても面白かったし,笑いました。
ここからは,一人一人の芸人さんの感想を簡潔に書きたいと思います。(以降,ネタバレになりますので,先週(7月31日)の「座王」をご覧になってから読まれることをおすすめします。)
さゆり🖤さん(ハートも含めて芸名。)
さゆりさんは,「さゆり🖤かつみ」というコンビの方で,初めて見る方だったんですが〉芸歴を重ねても若々しい元気な姿が印象的でしたが,お笑いの世代は少し昭和だなと感じました。
エルフ荒川さん
ギャル芸人ということで,先程のさゆり🖤さんと対決。大喜利問題では「草」と言った若者言葉を多用するなど,令和の若者を代表するような今どきの第7世代に近いような笑いで新しい笑いの形を見たような気がしました。
たんぽぽ・川村さん
女性芸人では「座王」獲得数が最多ということで,安定した笑いが多かったです。特に「無断で整形外科のビフォーの写真に使われていた」というエピソードトークは爆笑でした。
Aマッソのお二人
Aマッソさんがお二人で出られているのが珍しかったです。特に加納さんは,決勝戦まで残られていました。個人的にも大注目の勢いがあるコンビだと思います。鋭い観察力とお笑いの手数の多さに圧倒された印象でした。
納言の薄幸さん
椅子取りゲームで3回連続で座れないという不運がありましたが,吉住さんと対決した「死に際」の台詞の破壊力は抜群でした。個人的には,「『秘密のケンミンSHOW』って外れ回もなければ,当たり回もない」という台詞が一番面白かったです。
紅しょうがの熊元プロレスさん
紅しょうがと言えば,昨年の「THE W」の最終決戦で吉住さんと直接対決したことでも記憶に新しい大阪漫才期待の女性漫才師です。
熊元さんは,餅田コシヒカリさんと対決することに。モノボケで点滴を持って松葉杖をつきながらファンだという嵐の二宮和也さんを応援するというボケを披露。MCのジュニアさんに「こっち(熊元さん)の方が応援される側やろ」とツッコまれていたのが印象的でした。
吉住さん
昨年の「THE W」優勝で,今最もノリに乗っている吉住さんが初登場。
オープニングトークでは,ジュニアさんに「THE Wチャンピオンで賞金も獲得した」と紹介されると,「賞金1000万円あるので,心の余裕がある」と答えて笑わせる一幕も。
納言の幸さんとの「死に際」対決は,今回の審査委員長を務めたお~い!久馬さん(ザ・プラン9という6人組グループのメンバー)に「名勝負!」と言わしめるほど。
まず,死に際の息づかいなど細やかな演技力が光っていたのと,先輩芸人・岡野陽一さんのギャグとうまく絡めた一言が印象的でした。是非ここは実際の放送を見てみてほしいです。
いよいよあと2人になりました。
駆け抜けて軽トラの餅田コシヒカリさん
こちらもモノボケで,自身のお腹とお腹の間に点滴を管を通して「先生,ここで合ってますか?」とボケるネタを披露しましたが,惜しくも熊元プロレスさんに敗れ敗退。それでも最後には,鉄板ネタの元フジテレビアナウンサー・加藤綾子さんのものまねを披露し,スタジオを笑わせました。
島田珠代姉さん
芸歴33年。言わずと知れた吉本新喜劇のレジェンドです。
珠代姉さんは,今回もオープニングから絶好調。モノボケでは,持参したユニクロの紺のパンティを使ったギャグ。ものまねではMCのジュニアさんいわく,「おそらく令和初の」薬師丸ひろ子さんのものまねを披露。その他,顔芸や踊り,演技など…圧倒的なお笑い力で見事優勝し,座王に輝きました。
総 括
今回,初めて「座王」を見て,改めて若手・ベテラン問わず今の女芸人さんは勢いがあってすごいなと感じました。一人一人がしっかりと自分のキャラを確立していて,その確立した上にこれまたしっかりとした笑いがある。素晴らしいお笑いの方程式の上に成り立っているなと感じ,今後,女芸人さんが新しいお笑いを作っていく日も近いんじゃないかと思わせる,そんな回でした。
今回も長くなってしまい,すいません。
最後までお読み頂き,ありがとうございました。次回の投稿もお楽しみに!
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