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今期 個人的に良かったと思うドラマ4選

こんにちは!
今回は,この7月期クールに放送されたドラマの中で,僕が個人的に良かったと思うドラマについて書きたいと思います。
一部ネタバレの要素を含む可能性がありますので,ここから先を読まれる方はご注意ください。

① 金曜ドラマ 「#家族募集します」 (TBS)

ジャニーズWEST・重岡大毅さん主演のドラマで,シングルファーザーの主人公がSNSに投稿されたハッシュタグによって集まったひとり親とその子どもたちとひとつ屋根の下で暮らすファミリードラマです。
このドラマは,温かい物語の裏で,現代の家族の形と多様性を改めて問いかけるような極めてメッセージ性の高い作品だったように思います。

「家族」という言葉に縛られていろいろと考えてしまいがちですが,「家族」というのにも様々な形があり,それぞれが「家族」だと思っていれば,それは立派な家族である。

ということをつくづく考えされられる作品でした。年末年始などに一挙再放送で再び見たい作品です。

② 日曜劇場 「TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜」 (TBS)

鈴木亮平さんの日曜劇場初出演作です。
東京海浜病院で試験運用されることになった都知事直轄の医療組織「TOKYO MER」(Mobile Emergency Room)の医師たちの奮闘を医療制度を所管する厚生労働省の内部の覇権争いと絡めながら描いた新しいスタイルの医療ドラマです。

このドラマは,先述の通り,医療ドラマに政治が関係してくるという今までにない医療ドラマでした。
というのも,このTOKYO MERのチームには,厚生労働省の医系技官が派遣され,チームとしての機能や,安全性などを監督省庁として総合的に監視する役割もあったのです。

そんな政治的な圧力や,国家間の問題などにも屈せずにただひたすらに目の前の命を救うために一生懸命に闘う医師たちの姿に毎話毎話胸が熱くなりました。

ドラマの最後の提供クレジットで必ず新型コロナウイルス対応に追われる医療従事者への感謝のメッセージが表示されていたのも印象的でした。

TBSはあまり続編を作りませんが,是非とも続編を希望したい,そんなドラマでした。

③ 土曜ドラマ 「ボイスⅡ 110緊急指令室」 (日本テレビ)

唐沢寿明さん・真木よう子さん主演で,2019年に放送され,反響を呼んだドラマの続編で,警察の緊急指令室を舞台に,天才的な聴力を持つボイスプロファイラーと,熱血警官が力を合わせて凶悪事件を解決していく,韓国ドラマの日本版です。

今回のシーズンでは,安藤政信さん演じる通称「白塗り野郎」が暗躍。過去の事件などで大切な人を失った人の復讐心に火を付け,一線を越えさせる連続殺人犯で解剖医の久遠京介として,警察を手玉に取った巧妙なトリックで緊急指令室の室員を翻弄しました。

今回は,前作よりも狂気性が増して,より見ごたえのある作品となっていました。特に,劇中で警部補の役を演じたダンスグループ・s**t kingzのNOPPOこと増田昇太さんが振り付けした白塗り野郎の舞ドラマにミステリー性と不気味さを加えるのに一役買っていたような気がします。

また,前作に引き続き主題歌を担当したBLUE ENCOUNTの主題歌もドラマに華を添えているように感じました。
次なる続編も楽しみにしたい作品
でした。

④ ドラマ24 「孤独のグルメ Season9」 (テレビ東京)

最後に紹介するのは,松重豊さん主演で,テレビ東京系列で放送されている大人気グルメドラマ「孤独のグルメ」です。

今回で10年目を迎えた今作は,松重さん演じる家具商・井之頭五郎の食欲がパワーアップ。様々なグルメに一心不乱に食らいついていく姿は,食欲が落ちる夏から食欲の秋のスタートにかけて,見ているだけで自然とお腹が減ってくるような究極のグルメドラマに仕上がっていました。
個人的には,ドラマ本編後に「孤独のグルメ」シリーズの原作者である久住昌之さんがドラマに登場したお店に実際に訪問する「ふらっとQUSUMI」というコーナーも好きでした。

コロナが収束して飲食業界に活気が戻って,Season10が放送されて欲しいなと心から思う作品でした。(時間はもう少し早いほうがいい…)

最後に


ここまで僕がこの7月期クールのドラマで個人的に良かったドラマを4本紹介しましたが,いかがでしたか?
いよいよ来月から年末にかけて新しいドラマがスタートしていきます。
10月期クールの新ドラマへの期待に胸を膨らませながら,今回はこの辺で筆を置きたいと思います。
今回も拙い文章ではありましたが,最後までお読み頂き,誠にありがとうございました。

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