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菅井 洋実 先生の感想:Club Q オンライン勉強会 「ペトロスキー先生の第6回 愚者ときどき賢人かい(会)?ー日本語って論理的表現が苦手なのー(2021-10-12)」はいかがでしたか?

「感想」

今回は、菅井 洋実先生( 学士 教育 & 国語,、国立大学、国語国文学、哲学、現代思想、芸術、音楽、ICT、ラグビー)による感想です。

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トミオさん、参加の皆さん、今夜も本当にありがとうございました。

私にとってはこのClub Q オン会は、参加の皆さんそれぞれの豊富なバックグラウンドに基づいた多様性と、(わざわざ本当は疲れているはずの平日夜に)主体性を持って参加しているそのモチベーションから発する質の高さ故に、雰囲気良く愉しく学ぶことのできる、ビタミンのようなもので、いつも元気をもらいます。

日常、日本語を高校生に教えることを生業としているが故に〈すわ、この題目かっっ!(無意識の心の声)〉と、自分でも知らず知らず肩に力が入りながら参加した今回の「愚者ときどき賢人かい(会)?」ですが、想像を遙かに超えてアメリカと日本とを股にかけているトミオさんの刺激的かつ舌好調な日本語論と、参加者の多様な知見に、多くの気づきを貰った一夜でした。

トミオさんのレクチャーでは、論理的に整理されたスライドショーを見ながらも、いろんな思考がとりとめもなく湧いてきては渦巻いていて、気がついたら(加藤和哉さん流に云うなら)自分の立っている足下の土をかなり深く掘り返していました。

……なーんて書いていると、トミオさんに「一文が長ったらしくてよくわからない」「結論は最初に」「一段落には1トピックで」とかいろいろ言われそうですが、これは論文ではなく、とりとめのないエッセイ(英語の"essey"はいわゆる「小論文・レポート」のような硬質な論理的文章を指すことが多いのですが、日本語的「随想・随筆」という意味で)なので勘弁してください(笑)

正直、職業上(この分野に関してはプロフェッショナルでなくてはいけない)ということもあり、今回のテーマ「日本語の論理」については、ある程度の持論に加えて、今回いろいろと巡らせた考えもあり、それを話して皆さんの考えを聴いてみたいところも多々あったのです。

しかし、自分自身がトミオさんや皆さんにいろいろと刺激を受けて揺さぶられた部分もあり、リアルタイムではもちろん、現在でも整理して端的に纏められずにいますし、そのまとまらないことをとりとめもなく著し始めると、どこまででも際限なくなってしまいますので、またどこかの機会で対話できたらな……って思っています。

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菅井 洋実先生ありがとうございました。

ペトロスキー先生のお話を聞いた後、先生を囲んで参加者が自由に発言する会、それが「愚者ときどき賢人かい(会)?」です。
もちろん、黙って聴いているだけの参加も大歓迎です。

ClubQの今後の開催予定はコチラです。

https://peatix.com/group/10403533/events

興味を持って下さってありがとうございます♡ だけど...そのお気持ちだけでじゅうぶん嬉しいです。 サポートよりもぜひ一度、「ClubQオンライン勉強会」にお越し下さい♡