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clusterにオフィシャルアバターが登場&新キービジュアルを公開しました

長らくclusterのデフォルトアバターといえば「あの箱型のアバター」でしたが、なんと本日、clusterにオフィシャルアバターが追加されました!

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同時に、clusterの世界観を表した新キービジュアルも公開!

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(※ 今回この素敵なキービジュアルを描いてくださったのは、あのよー清水さんです! ありがとうございます!)

このオフィシャルアバター、実は半年前くらいから準備が進められておりました。今回は4体のアバターがリリースされましたが、これはclusterのアバター構想を実現する第一歩に過ぎません。

このnoteでは、オフィシャルアバターのリリースに至る経緯についてお話ししようと思います。

今まで

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こちらがみなさんご存知、今まで親しまれてきたclusterのデフォルトアバター。通称「箱アバター」であったり「ロボアバター」であったり、様々な名前で呼ばれ、clusterサービス開始当初から今まで、clusterの顔として長らく親しまれてきました。(こちらのアバターは今後も「クラシック・アバター」としてご利用できます。)

ちなみに、このアバターがclusterの顔となるまでの過程はこちらの記事にまとまっていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

では、なぜこの親しまれてきたアバターをあえて「クラシック」と位置づけ、新たにオフィシャルアバターのリリースをしたのでしょうか。
なぜオフィシャルアバターを半年前(2020年2月)から準備をしていたのでしょうか。

それはclusterが "イベントプラットフォーム" から "バーチャルSNS" へと進化を遂げたからに他なりません。

既存のデフォルトアバターは画一的なフォルムをしており、顔部分にアイコンが反映されることで個性を出しているのみでした。
これは以前までのclusterで得られる体験は "一対多" がメインだったのが大きな理由です。

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バーチャルイベント空間としてのclusterの体験は、
 1. ステージがあり
 2. 演者さんたちが登壇し
 3. 多数の観客がそれに熱狂する
というもの。

イベントを楽しむためであれば、参加者側には大きな個性は必要でなく、また大人数が集まるためやり取りされるデータの軽量化としても "箱アバター" は一役買っていました。

しかし2020年3月、スマホ対応&ワールド機能実装という大規模アップデートによってclusterは新たにバーチャルSNSとして出発。ユーザー同士による1対1の交流という体験がclusterにとって、今まで以上に重要になってきました。

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より深い交流をするためには、お互いの個性を知り合うことが重要です。そしてその際には、ユーザーの化身であるアバターが重要なファクターとなるのは必然でした。

しかしいまのclusterでは、アバターをオリジナルのものにしようとすると、いくつもの手順が必要となるのが現状です。
それらの中には比較的簡単な方法もありますが、基本的には知識や技術を求められるものであり、バーチャル世界で生活するための一つの障壁として存在してしまっています。

こういった "1対1の体験" が重要になる状況を、私たちcluster開発運営チームは大規模アップデート前から重々理解していました。だからこそ、大規模アップデートが行われる前から、バーチャル世界での生活することへの障壁を限りなくなくしていくべく、オフィシャルアバターの準備をしていたのです。

これから ~clusterの目指す世界観~

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ここからはclusterの目指す世界観、およびリリースされた4体のアバターに込められた想いについてのお話です。

前章でオフィシャルアバターを追加した理由を

バーチャル世界での生活への障壁を減らすための第一歩

とご説明しましたが、clusterが目指している世界観は、代表の加藤が随所で言っている通り、ハレとしてのイベントを中心としその周囲にケとしての生活空間が広がっている、というものです。

ハレとケとは、お祭りや儀式・行事などの日を非日常的なハレ(晴れ)とし、普段の生活である日常を(褻)として区別する日本の伝統的な考え方です。

clusterではイベントによって得られる体験をハレ、ワールドでの交流によって得られる体験をケとして考え、「バーチャル上での体験としてのハレとケが溶け合っているのに加えて、それが未来のスタンダードな人類の生活スタイルを示している」という世界観をサービスローンチ時から構想していました

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そのため新しいデフォルトアバターのデザインは、のんびり友達と交流をしていても(ケ)、ゲームワールドで激しく戦いあっていても(ハレ)、会議に参加していても(ケ)、ライブをしていても(ハレ)、ハレとケの両方のシチュエーションで違和感のないという意図をもってデザインされています。

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また、これまでの說明から察した方もいるかもしれませんが、これら4体のアバターに身長、性別、年齢、名前などの公式の設定はありません

そして、今回のこのリリースは、clusterがバーチャルSNSへと進化し、そして私たちの考える理想のアバターシステムを実現するための第一歩に過ぎないのです。

これは、全人類がバーチャルを軸に生活するように世界へと至る、小さなひとつのピースでしかないでしょう。しかし、とても大事で、欠かすことのできないピースです。

今回追加されたアバターにはカスタマイズ機能がなく、また人型のみですが、将来人型にとらわれないアバターであったり、自由にカスタマイズしたり、オリジナリティあるアバターを多くの人が手に入れバーチャル上に生活をするという時代が訪れるでしょう。

clusterは2020年、スマホ対応・ワールド機能・ゲーム機能といったバーチャルSNSとしての機能を多く追加してきました。
これからもclusterはさらなるアップデートを重ね、人類の創造力を加速し続けていきます。