朝から何も食べていない

 6時間ほど前に書いた散文である。

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「朝から何も食べていない。」
 
 つい数分前に口から漏れた台詞である。
 食べていないことに特段の理由はない。ただ何となく食べる機会を逃した結果こうなってしまったのである。

 と言うわけで吾輩は今滅多に行くことのないエリアの喫茶店にて麺料理を喰らおうとしているところだ。SNS利用者ならここで写真などを挙げて「いいね」を狙うのだろうが,吾輩の場合身バレが怖いのと,写真を撮る前に「食べたい」欲求に負けてしまうため写真は無し。負けるのは仕方ない,食欲は人間の三大欲求だもの。

 朝からあちこちをかけずり回った上に,骨折り損のくたびれもうけだったこともあり,吾輩はもう疲れて疲れて仕方がなかった。色々苦労して無駄に終わってしまったときのむなしさったら半端ない。そのせいもあってこの喫茶店の存在は嬉しかった。

 店名は色々バレるのを防ぐため書かないが,結構幅広い年代の人が来ているようだ。周りが静かだからここで作業・執筆したら間違いなくはかどるだろう。

 そういえば今日の吾輩は外に出たからある程度人間らしくなってはいるが,休みの日,一歩も外に出ないとどうしても寝て終了してしまう。普段色々読んだり書いたりして疲れてるせいもあるのだろうが,なんだか休みの日は「もう何もしたくない。」状態になる。
 
 仕事のはかどらない作業もあるし,いい加減どうにかしたいのだが、まあ一つずつ片付けるしかない。

 うじうじ悩んでいても仕方ないので食後のデザートでも食べよう。今ちょうどきたようだ。

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