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ユニコーン 百が如く 呉2日目 感想(セトリなどネタバレあり)

昨日呉初日の感想を投稿したところ、想像以上にたくさんの方々に読んでいただけました。本当にうれしかったです。調子に乗って、2日目の感想も書いていきたいと思います。

2日目はまず、れんがどおり商店街に川西さんのサイン入りのぼりを撮影しに行きました。こちらは吉住フライケーキののぼり。

こちらはモリス(ラーメン屋さん)ののぼりです。

サインはないのですが、個人的に絶対写真に収めておきたかったのが、ささき寿司ののぼり。風向きの関係で裏側からしか撮れませんでした…涙。ささき寿司は、地元ではとても有名なテイクアウトの巻き寿司屋さんで、この写真を撮った15時時点では、もちろん本日分完売になっておりました。

実はこのお店、私が好きなお笑いコンビ・磁石の佐々木さんという方の実家でして…。そしてその佐々木さんの弟さんは、ドラマーとして活動していたり、キーボーディストとして[Alexandros]のサポート経験などもあったりするのですが、昨年店主として東京の豊島区にささき寿司2号店を開店したので、東京在住の方はそちらもぜひ…(ダイマ)。

ユニコーンに関係ない話が続きましたね、すみません。

本日も、ロビーには呉氏くんがいました。

きょうは私も記念に写真を撮ってもらいました笑笑。

2日目の席は2階席前方。ステージとは距離がある分、ABEDONの要塞や川西さんのドラムセットなどをじっくり見下ろして観察できる利点もありました。

いよいよライブが始まります。きのうは気付かなかったのですが、メンバー登場までのレーザーの演出が2階席から見ると特にきれい!2日間連続でライブ見られたからこその気付きがありました。つなぎもオレンジ色のものに衣替え。ユニコーンのつなぎはどれもデザインがいいですね。

1曲目は、きのうと同じくM&Wからスタート。この曲は、ABEDONボーカルに重なるコーラスがとても美しいですよね。

きょうもイントロで拍手が起きたすばらしい日々。民生さんとABEDONが目を合わせてイントロのギターを弾き始めるところで、毎度胸が熱くなります。

おかしな2人では、きょうもイントロで大歓声が!2階席からですと、飛び跳ねるお客さんの姿がよく見えました。この曲ではハンドマイクの民生さん。随所でドラムパッドをスティックで叩く姿が印象的でした。

ここでMCとメンバー紹介。「ABEDON from山形!」「西の方のEBI!」「東の方奥田民生です〜」「焼山のテッシー!」と、ここまで大体きのうと同じだったのですが、川西さんの紹介が「海の方から来た川西幸一!」となっていました。

そんな川西さんは、ABEDONいわく「楽屋でず〜っと説明していた」。楽屋に来るお土産のお菓子についての説明、「あそこにこれがあって〜」といった呉の地理関係についての説明などをエンドレスでしていたそうです。「だってテッシーあんまり知らんのんじゃもん」と川西さん。「実は私も呉については全然知らないので〜」とボケるABEDONに、「そりゃそうじゃろ」とツッコむ民生さん。そんな民生さんも、呉についてはそこまで詳しいわけではないそうで。確かに民生さんと同じく広島市内で育った私自身も、これまで呉を訪れたのは両手で数えられる程度。広島市の人間ですと、なかなかしょっちゅう呉に行く機会はないですよね…。

ここからThat’s Life、Lake Placid Blue、GoodTimeバレンタインと、電大の3人が手掛けた楽曲が続きます。GoodTimeバレンタインでは、きのうと同じく川西さん以外の4人が前に出て横並びで演奏していたのですが、EBIちゃんだけヘッドマイクを付けていることにきょう気付きました(他3人はスタンドマイクでコーラス)。そんなEBIちゃんはヘッドマイクなのをいいことに、ステージ前へとグイグイ躍り出ます。演奏終了後には、「川西さんの曲なのに、お前は前に出過ぎなんじゃ!」と民生さんに叱られていました笑。あとは、カメラ目線でスティックを前に突き出しながら『俺に乗ったら他乗れないぜ』『君に乗ったら他乗れないぜ』というフレーズを歌う川西さんが本当にかっこ良かったです…。やっぱりドラムボーカル最高!!(個人的な好み)

きのうと異なったのは、ここで民生さんが「電大のみなさんでした〜」とここのブロックを締めたこと。「電大の3人の曲は疲れるんだよな」と、ポロりと本音をこぼす民生さんの姿が印象的でした。

続いては、広島では本日放送があった相席食堂のテーマソング7th Ave.へ。きょうは、テッシーがキャップをもともとかぶっていた白いものから7がデザインされたものに替えた際、会場から拍手が巻き起こりました笑。個人的にはこの曲、足を組んでハーモニカを吹くABEDONが本当にかっこ良くて好きなんですよね〜。

でんでんでは演奏が始まる前に民生さんがギターを変えるのですが、民生さんのギターを見たテッシーが、「ギターおそろいじゃん。今まで気付かんかったわ」と一言。しかし実際照明がついて2人のギターを見てみたら、民生さんは赤いレスポール。テッシーもギターの色は赤かったのですが、楽器ど素人の目で見ても確実にレスポールではなかったので、多分テッシーの勘違いです笑。そんなテッシーは、Aメロの最中にキャップを7から白いやつにかぶり直していました。いやそのタイミングで…!笑あとでんでんでは、きのうに引き続き作詞の川西さんが曲紹介を担当。少しかっこ付けて、「聴いてください。でんでん」と言う川西さんが最高にかっこ良かったです。

そしておなじみ服部メドレー。民生さんのアカペラジゴロはきのう、前半戦含め複数回聴いているはずなのに、どうしても笑ってしまいます…。子どもがあんな歌詞を歌うのがジゴロのおもしろさだと思うのですが、民生さんが歌ってもあんなにおもしろいんだなぁと今回のツアーで実感しました。

服部のイントロからのデーゲームのイントロ、そして珍しく目覚めの良い木曜日のリズムでそのままデーゲームを歌い進める…というジェットコースターのような展開には、きのう同じものを聴いたはずなのに新鮮さを覚えます。デーゲーム(珍しく目覚めの良い木曜日ver.)から珍しく目覚めの良い木曜日のサビへの展開も自然で、さすがユニコーン!と改めて思いました。

パパは金持ちでは、テッシーショーからのEBIショー、そこから間髪入れずにペーター。前半戦のパパは金持ち超絶技巧ソロ回しも大好きでしたが、このメドレーもとても好きです。

人生は上々だでは、ABEDONがテッシーを上手端、続いて下手端へと誘導させます。そして「走りつー」のところで下手の花道に1人取り残されたテッシー。そんなテッシーをスポットライトが照らします。ここで「俺を1人にするな!」と弱音を吐くテッシー。会場は爆笑に包まれました。

そして君達は天使、『君の取り柄 足の長さ ハッ!!』と服部の冒頭ワンフレーズ歌ってメドレーは終了。メドレーを歌い終えた民生さんは、「服部は『足が長い』という曲だったんですね」と言っておりました。そうなんですね、勉強になります笑笑。

ABEDONのボーカルが染み渡る4EAEに続いて、55。きょうもエルちゃんの写真がスライドショーで映し出されていました。『自転車ん時も』の部分でエルドレッド号の写真が映し出されるなど、歌詞と写真がリンクしているのがいいですよね。『かっこええ』というシンプルな歌詞がさらに染みる、泣かせる演出でした。

続く半世紀少年。きのうはどうしてもラップ担当の甲殻類に目が行きがちだったので、ABEDONが曲に合わせてスクラッチを入れていることにきょう初めて気が付きました。ABEDONって本当にユニコーンの演奏を支えていますね…!60の掛け声もABEDON担当ですし。あとは、大きなフラッグで民生さんがテッシーをペチペチ叩いていたのが印象的でした笑。

お次のチラーRhythmですが、モニターに映るアニメーションの振り付けが少し変わっていました!きのうは両手を肩の上で左右に振る→腕を下に降ろして左右に振るという振りだったのですが、きょうはシンプルに両手を上げて振り続けるかたちになっていました。お客さんの様子を見て変えたのでしょうか…?ツアー後半戦もまだ序盤なので、その辺は探り探りなのかもしれません。にしても1日でアニメーションを変えられるなんてすごいですね…!!あと2階席で見ていて気付いたのが、ステージ上にミラーボールが出現していたこと。1階席後方にいたきのうは気付かなかったんです…。さすがディスコソングともあって、そういった演出もぬかりないですね!そしてこれはきのうの感想に書き忘れていたのですが、2番から川西さんの「チラチラー」という合いの手が「クレクレー」になっていたんです!この2日間レアな合いの手を聴けて、本当にうれしかったです。

ここで民生さんが「きのうやっていない曲を。呉のために書き下ろしました!」というMCを!なんだなんだ?と思っていたら、演奏されたのはあなたが太陽。この曲でも「ジュレー」という合いの手が「クレー」に変わっていました!終始!!多分1回も「ジュレ」とコーラスしていないと思います笑。レアver.のあなたが太陽が聴けて、2日間とも呉公演を観に行って本当に良かったと思いました。

そこからBoys&Girlsが演奏され、きのうと同じく銀テが降ってきます。きのうは後方の席にいたためゲットできなかったのですが、きょうは無事自分のところに降ってきました!

2日とも席的に自分のところには来ないだろうな〜と諦めていたので、グッズの銀テホルダーは買っていなかったのですが、買っておけば良かった…と今更ながら後悔しました(終演後物販では売り切れ)。ちなみに背景のバッグは、民生さんと中国新聞の豪雨支援コラボグッズです。

あなたが太陽がセトリに入った分、きょうはFeel so Moonが聴けなかったのが残念だったのですが、本編最後のZero、アンコールのHELLOにはきのうに引き続き胸を打たれました。本当にABEDONはいい曲を作りますね…。Zeroは今後のユニコーンのライブアンセムになりそうな気がしますし、HELLOは何回聴いてもイントロのピアノで胸が熱くなります。

ライブラストにはきょうもバルーンの犬、ドンちゃんが登場。きょうはきのうに比べて時間に余裕があったのか笑、電大の3人にそれぞれ挨拶をしていました。そしてEBIちゃんは、きょうもドンちゃんを蹴っていました笑笑。川西さん、テッシーの呉コンビには、ドンちゃんがめちゃくちゃ吠えていました笑。呉コンビにきょうのライブの感想を尋ねようとするABEDONですが、EBIちゃんがドンちゃんをイジメてなかなか話が進まないという一面も…笑。

そしてきのうに引き続き、呉氏くんがステージへ!きょうはテッシーに呉氏くんのぬいぐるみを、川西さんには呉の街のあちこちにあったのぼりをプレゼントしていました。そしてABEDONは、呉氏くんに執拗に年齢を尋ねていました笑。呉氏くんが黙秘を貫いていると、「もしかして女性なんですか〜」とABEDON笑笑。民生さんの「しゃべれんタイプのやつなんよ」という冷静なツッコミには笑いました。

「これからは呉を中心に活動していきます〜」とABEDONが適当な宣言をして、ライブは終了。きょうはHELLOの後のわちゃわちゃが長くて、さらに楽しかったです!

ここまで触れてきたこと以外で、特筆したいことが2点。1つ目。本編のどこらへんで言っていたかは思い出せないのですが、「ここまでは順調です」と民生さんがライブの進み具合について発言した際、唐突にABEDONが「桜田順調です」と桜田淳子と順調をかけたモノマネギャグを繰り出しました。これにテッシーがツボってしまい、「ホテルで思い出し笑いしそうだわ」と言っていたのが印象的でした。私も不意に思い出して笑ってしまいそうです。

もう1つは川西さんについて。ライブの最後にABEDONからコメントを求められた際、「こっちにいた頃は何も感じなかったけど、向こうで暮らすようになって呉の景色の良さに気付くようになった。大和ミュージアムのような観光地に足を運ぶのはもちろん楽しいけど、ぜひ呉の美しい景色を観てほしい」というような発言をされていました。話はさかのぼること6年前。電大の3人がキャンペーンでHFMの公開生放送に出演したことがありまして、私もそれを観に行っておりました。私は「3人が帰省の際に楽しみにしていることはなんですか?」というメールを送ったんですけど、ありがたいことに採用されたんです(唐突な自慢)。6年前のことで、その頃はブログやTwitterなどもやっておらず、ラジオの録音もしていなかったので、大変申し訳ないことに、テッシーとEBIちゃんがなんと答えてくれたかは正直覚えていなくて…。ただ川西さんが「呉線に乗って、呉のきれいな景色を見ることが帰省の楽しみです」という回答をしていらっしゃったのは、いまだに鮮明に覚えているんです。あれから6年経ち、ユニコーンとして初めて呉でライブをした締めに、「呉のきれいな景色を観てください」という言葉を選んだ川西さん。地元への愛の深さを改めて感じ、胸が熱くなりました。ライブが終わり袖へとはける前、使用済ドラムスティックを小さな子どもに手渡しであげていたところからも、人柄の良さが伝わってきますね。

最後にABEDONから呉公演の感想を求められた川西さんとテッシーは、「なんかなじんでいたね」「また普通にライブできそうだね」というようなコメントをしていました。呉でのライブは、広島でのライブとはまた違った”ホーム”の雰囲気があったと思います。正直に申し上げますと、広島市北西部に実家がある私としては、「呉公演、川西さんとテッシーの地元で楽しそうだけど、地味に片道2時間、1000円かかるな…。次のツアーはここ数年通りHBGで…」という気持ちが当初いくばくかあったりもしたんです。ですが今は、呉公演の再来を楽しみに待ち望んでいる自分がいます。2日間足を運んで本当に良かったと心から思いました。

機材撤収のため、終演後ツアトラ4台が会場付近に集結していたので、(改めてツアトラ4台ってすごいですね…。さすが民生さんとABEDONそれぞれの機材だけで1バンド分はあると言われているだけあります…)その写真を貼りまくって締めようと思います。気づけば5800字以上書いておりました。ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました!


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