子どもが塾に行きたいと言ったので、近所の塾に入塾の手続きに行きました。

　どこの塾も値段はそれなりなのです。それで、高校の入学金も支払ったばかりなので、ちょっと止めていたのですが、本人にやる気があるとのことで、不得意科目だけでもと考えました。

　塾にはたくさんの生徒さんがやってきて勉強していくんです。結果としては、やはりランキングがついてしまうのでしょうし、成績上がらないなと言いながら一生懸命頑張っている子も多いです。この現状をみて、人間って基本的に真面目なんだな、こんなにひいこらやらなくたって上手く立ち回る術もあって。でも、これを選ばない人たちが多くいて、本当に真面目に取り組んでいるんです。

　私は、結果も大切ですが過程はもっと大切だと言うスタンスではあるんですよね。そりゃ、旧帝、早慶正規合格なんて逆立ちしたって自分は無理。そう言う人たちはじあたまが違うんですよ。でも、結果としては、

真面目に努力した分+じあたま+試験の相性+当日の体調

で合否が決定するし、厳然とランキングがついちゃうし。でも、親も高額の塾費用捻出して、若い人たちは何だか一生懸命に取り組んでいるんです。
　高校受験でいいところねらう人たちは、何かと裏技に頼ったりしていたのを見かけたので、若い世代にはあまりいい印象を持っていなかったんです。そんな人たちばかりじゃないんだなと、少し明るい気持ちになりました。
　昨日は、受験勉強している若者に、結果は努力にある程度相関するから、あまり一喜一憂しないで、諦めないで落ち着いて勉強に取り組んでねと心で呟きました。

　ただ、不可視状態でカルトシステムがそこいら中に蔓延って、この人間の真面目さを逆手にとって世の中を回す現状も知っているので、とても心が痛みました。日本は海外よりずっとマシみたいですが、国内外含めてなんとかこのキチガイシステムを打破しなければと、心から思いました。

　コロナウィルスを取り込んだ身体の刷新、不可視カルトシステムの不条理世間の打破、とてつもない課題です。

　全く違うシステムに移行するしか道はないから、ワクチン接種の有無や左右の対立なんてあまり関係ないよと思うのです。周りのことをどれだけ思い遣れて、自分が努力できたかが大切なんだと思います。システム移行した後、ひたすら各自が求めた理想と努力に応じて身についたものはきっと自分に残ると思います。