yamamoto chinatsu

1993年涼しい夏に生まれました 鳥取 / …

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1993年涼しい夏に生まれました 鳥取 / 大山町 自分のくらしは又とない日常 like▷ カレー 温泉 夕方の匂い サカナクション

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  • わたしのせいかつ @鳥取 大山町

    26年目のふるさと、 鳥取県大山町での暮らしをわたしの目線で レポート。

  • すきなもの100選

最近の記事

変わらないお盆

あっという間に盆が過ぎた。 今年は県外からの帰省自粛で、親戚は帰ってこなかったし、毎年恒例の盆祭りもなかった。 例年より静かで あっという間だったなあ。 帰省客がショッピングモールに溢れてる感じもなければ、 テレビでも 駅のホームがごった返すニュース観ることもなかった。 いつもと違う異例のお盆 みたく言われてて、ん〜と思ったことがあった。 変わらないことのほうが、たくさんあったよな って。 庭で線香と藁に火をつけて、ご先祖をお迎えする。 「こっちだよ〜、ございよ〜

    • 27歳どうしようか会議

      27歳になりました。あっというまに。 27歳1日目の朝、温泉に入りました。 ぼーっとしながらも、歳をとるのはあっというま を言い聞かせて 脳内会議をおこないました。 そう、27歳どうしようか会議。 議事録です。 ドラマ『やまとなでしこ』で 27歳の桜子さんは言います。 女が最高値で売れるのは27歳。売り時のピーク。 それを超えたら、値崩れを起こすわよ。 それが結構響いていました。 どうすれば これを躱(かわ)せるか、何と言い倒そうか。 まず、取り組みたいこと。

      • はじめてのおっぱい

        明るいカラフルな下着屋さんに踏み入れるのは ちょっと恥ずかしくて苦手だった。 店員さんもいきいき系で 話しかけられたら困るなぁとか思ったりして。 (なんか分かる気がする、って声が聞こえたら嬉しいのだけど。) だから、きちんとバストを採寸してもらったことがなかった。 ただ、 「下着にはお金かけといたほうがいいよ〜」 とか 「ご褒美にいい下着買った」と耳の側を行き交うたび、 なんかそろそろ通るべき道なのかも、とか思って。 そんな大層な話ではないのかもしれないけど、あの明るいお

        • 花を買って家に帰った。

          最近、八方塞がりだった。なにもかも。 疲れ果てていた。 仕事が忙しくて休日がなくて、 出張の疲れで唇と頰まで ヘルペスで荒れた。 口内炎で食べることも苦痛で、 口が傷つくのが痛くて、 大きく口開けて 食べるのも 欠伸するのも 笑うのも 後であーあと後悔する。 傷の顔 人に見られたくないから、 ずっとマスクで 約束はできるだけ先延ばしにした。 残業で 家に遅く帰っても、 お母さんが作ったご飯を食べながら眠くなって、結局半分くらい残したまま寝ちゃう。 「これ、わけ(食べ残

        変わらないお盆

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        • わたしのせいかつ @鳥取 大山町
          9本
        • すきなもの100選
          0本

        記事

          伝統 って なんだ

          わたしはいつから この地に馴染んだのか、 かたちのない伝統を どうやったら捉えられるか、 私たちが大切にしてるものって 何なのか、 ここ半月くらい、もやもやしてて。 今秋に開催される イトナミダイセン藝術祭で、 長田舞踏ミュージカル☆伝統ブギ に出演することになって練習するうち、台本を読み込むうちに、 そんなことを悶々と考えるようになってた。 伝統が何かと言われたら、言葉にできないのに、 それが崩されそうになると 危機感がある。 それってどういう事だろう、って。

          伝統 って なんだ

          些細な悩みや素朴な辛さは、ネタにならない

          ネタと言うのは、不謹慎かもしれないけれど。 私はよく悩んだり悶々としたりするけれど、 みんなも悩んでいるんでしょうか。 生きてる限り 色々考えたり、壁にぶち当たったり、あると思うんだ、どこにいても。 それにしては、SNSとかでも誰かが嘆いてることって、あまり目にしなくて。 みんな言わないのかな。 ひとつ思うのは、 些細な悩みは 表に出すほどでもなかったり、 嫌な言い方だけど、話のネタにならないんだなって。 少数派の意見や、画期的な目線が、拡散されて大きくなるSNS世界

          些細な悩みや素朴な辛さは、ネタにならない

          自分にとっての豊かさとは何だろう

          みんなにとって 豊かさ ってちがう。 “例えば”が ぱっと出てこないくらいに、 人々の思う豊かな生活のテンプレートや幸せのゴールは、それぞれの時代になった。 何に時間を使うのか、どこにお金を使うのか。 誰と会うのか、何をするのか。 だからさ、自分にとって...今の自分にとって! 豊かさとは何だろう、どんな生活したいんだろう、を見つめてみたいと思った。 それを見ておかないと、ゆらゆらしちゃう。 隣の芝生は青くて、SNSを開けば“素敵な生活”が溢れているからね。 本当にそれ

          自分にとっての豊かさとは何だろう

          ちいさい空き地に寝そべって、まちを眺めている

          ちいさい空き地に寝そべって 自分らしくないなあと思う まちには 美味しいにおいが漂っていて その賑わうカラフルな波に みんな一緒に踊っている 綺麗なコートやガラス張りのカフェ 偽物の観葉植物にやかましい宣伝広告 なにか見えないものにときめいて 美味しいにおいに釣られるように 。 それでいい、 数字がどんどん動いて、人が集まる。 ちいさい空き地に寝そべって、 自分らしい消費ではないなぁ と どこか引っかかってしまっている。 ちいさい空き地でなにしよう。

          ちいさい空き地に寝そべって、まちを眺めている

          みんなの願いは同時には叶わない

          ペルセウス座流星群を待ちながら ひとり広い広い芝生に寝転がって見ていた。 音楽の再生を宇多田ヒカルのアルバムに わざわざ範囲を指定して。 誰かの願いが叶うころ 聴いてたら すごい大きい流れ星が流れて 同時に 涙がサラーーっと流れて。 思い出すのは、 ずっと前好きだった人。 この前結婚しちゃったんだ。 嬉しい知らせで、心から よかったと 思っているけれど。 みんなの願いは同時には叶わない この終盤の歌詞が 痛かった。 星は流れるし。 全然結婚してもいいし、嬉しいし

          みんなの願いは同時には叶わない

          撮られる に ついて の 本音

          8月10日、写真集が発売されました。 日本一人が少ないところの、 日本一きれいな星空 私もモデルとして声かけていただき、 作品の一部になる事になりました。 “撮られる”ということが初めての経験で、 自分の中では 撮影もそれに向ける意識も 手探りの状態でした。 素直に思った 初モデルデビューの本音を ちらっと書きますね。 ポーズ が とれない これまで、撮られる 経験がなかった私には ポーズをとる という動詞が 組み込まれていませんでした、、、。 見られる用の

          撮られる に ついて の 本音

          世界観マニアック

          私は世界観マニアックで、 なんでも世界観があるまとまりや 一貫性のある空間が大好物です 。 (大好きです というより 大好物です の方がやや変態っぽいなあと思って) 私の中では、サカナクション がその代表で 彼らの世界観は他にはなく どんどん新しいものを生みだす感覚には、 きょえええぇぇと思いながら、 また中毒になる。 メロディーもそう、歌詞もそう、映像もそう、ジャケットもそう、人もそう。 ライブなんてさ、その世界観がドシャドシャ降ってくるんだ。 (サカナさん達の

          世界観マニアック

          ストレスは炭水化物

          わたしはストレスが溜まりにくい方だと思う。 あまり人に対して腹が立ったり、 怒ったり、しない。 ストレスが溜まっている人が、 苦手だからだと思う。 自分に対してストレスを抱くことはあるけれど、泣いたり寝たり、時間と一緒に薄れていく、自分としても得した性質だなぁ〜と 感じていた。 だけど。 これを読んで 心がヒヤリとした。 (ほぼ日手帳下のコラムより。 ) 別れだとか、引っ越しだとか、進学だとか、就職だとか、失恋だとか、結婚だとか、 これまでになかった

          ストレスは炭水化物

          25歳どうしようか会議

          7月11日に私は誕生日を迎え、 たくさんの人におめでとうをもらいました。 嬉しくて何だか ウカウカ過ごしていたので 25歳どうしようかと、改めて、 ひとりで考えました。 どうしようか会議の議事録です 。 まず 容姿に対して意識を高めること 本当に綺麗にすることをさぼってて、 スキンケアとか日焼け対策に関しては、 意識低すぎ 低杉クンとして生きてきました。 化粧落とさずに寝ちゃうこともしばしばだし、 スッピンで外出するのも慣れてきちゃってる。 面倒だけど! きちんとな

          25歳どうしようか会議

          コンプレックス案件

          コンプレックスは、いくつかある。 いくつかあるけど、急にコンプレックスに頭角をあらわした案件がある。 それは、 「つめたいこと」です。 性格も、うーん まあまあ冷たいかもしれないけど(笑)、 コンプレックスは、リアルに体温が低いこと。 冷たいこと。 学生のころ、 友だちが私の手にパッと触れた時 「つめた!え生きてる?笑」って言われて、 ふつうに楽しい雰囲気だったんだけど、 何だか私だけ、冗談を飲み込めてない違和感があった。 (えええ生きてるよお)って 馬鹿真面目に返し

          コンプレックス案件

          地球の危機も訪れない 日常

          noteを再開しようと思ったのは この映画を観たからかもしれない。 Paterson俳優アダムドライバーが好きになって観たけど、観る前から なんとなく いい空気が出ているのは感じてた。 いい空気って、花の匂いとかシャワーミストとかそんな感じじゃなくて、 自分で洗濯したバスタオルみたいな。 ま、置いといて。 映画はこんな紹介文で。 殺人も爆発も起きないし、 地球の危機も訪れないけれど、 見るとなんだかホッとできる、 肩に入っていた力がスッと抜ける、 「この世界観に、

          地球の危機も訪れない 日常

          おばあちゃんが寝込んだから

          おばあちゃんが寝込んでしまった。 土曜日の朝、 「ちなちゃん(私)、夜ご飯用に牛肉2パック買ってきて」 と頼まれていた。 夕方ちょっと遅くなっちゃって、 「18時半ごろ帰るけん」って電話したら 「めまいと吐き気がするけん寝とる、帰ってからみんなにご飯食べさせて」と。 うちは祖父母と両親、きょうだい3人の計7人。 3世代で生活しているけど、みんな日中仕事に出るので、家事の5割くらいは祖母がしていて。 急いで家に帰ったら、おじいちゃんもそわそわしてた。 今日は日曜で私も仕事

          おばあちゃんが寝込んだから