231110

無償の愛を、少なくとも僕は受けてきた自覚がないので、僕は無償で人を愛せない。

だから僕が無償で愛するために僕は無償で愛されたいのだが、それは相手にとって無償でないようなので、何年経っても成り立たない。

こうやって僕は拗れていく。

行動には裏があり、発言には意図がある
それを汲み取ることができれば正解で、それ以外は不正解である

だから"わざわざ"、正解を選んで"あげる"必要がある。

ーさも無償の愛であるかのように

こうやって、自分にも他人にも「嘘と言い切れない曖昧な何か」をつき続けてきた

たまに限界が来る

ここまで優しくしたのに返ってこない

「のに」がつくと不満が出る
と相田みつをは言ったが、まさしくそうで

無償でいられないから愚痴が出る

僕の愚痴を食らった相手は
それが人間だから仕方ないと頭で解りつつも
愚痴の捌け口になりたくないので体が避ける

そして避けられ続けた結果が
孤独と拗れの果てにいる今の僕だと思う。

27歳になった
もう根幹が変わることはないだろう

行き場のない願いを
手に入らない見返りを
自分自身に求めて。

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