[Blender][Unity]BlenderのファイルをUnityで読み込んでみる(glTF)

glTFとUSDについて

BlenderとUnityの共通出力にはテクスチャの移植もできるという面でクロノスが標準化活動しているglTFもしくはMetaverse Standards Forumで採用されているPixerが自社用に開発したUSD(Universal Scene Description)というフォーマットが有用なようです。
glTF - Wikipedia
Universal Scene Description - Wikipedia

立ち位置的には、glTFは「3DにおけるJPEG」と言われておりWeb表示等で軽量に扱えるので配布/配信等に向いている、USDはPixerの用途通りですが「3Dシーンの制作」に便利な物の様です

両方試してみたのですが、Blenderからはどちらも標準で出力する機能がついているのですが、Unity側の入力には両者別途プラグインを入れる必要があり、私はUSDではImportが成功しなかったので、ここではglTFでの手順について紹介します

Blender側の処理

Blender 2.91.0 以降では標準でglTF Exporterがアドオンとして入っています

Exportより出力
詳細設定のマテリアルよりエクスポートを選択する事でテクスチャが出力される

Unity側の処理

Unityにはまだ標準でglTFをインポートする機能がないためプラグインのセットアップが必要

下記リンクよりプラグインをDLしインストール
Releases · ousttrue/UniGLTF (github.com)

プラグインのDL
プラグインのセットアップ
プラングインのインストール
メニュー追加される。インポート。
インポート完了。しかしレンダーパイプラインとマテリアルの設定により表示されない事がある。


オブジェクトのマテリアルを一括変更するためのスクリプトを追加

Assets内の全MaterialのShaderを一括で置換するUnity Editor拡張 (github.com)

スクリプトからオブジェクトのマテリアルを一括変更
とりあえず読み込み完了


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