「自分と違う人たち」との遭遇

人生最初に見た「自分と違う人たち」は「デンマーク人」でした。デンマークの話をすると、よく「デンマーク?ふーん。どこにあるの?」と言われるくらい日本ではマイナーな国。そんなマイナーな国の人たちといったいどこでどうやって出会ったのかというと、それはスポーツクラブでした。

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「チアフルスポーティングクラブ」というのがそれです。週末に市役所の体育館に子どもたちが集まって、とび箱をしたりトランポリンをしたり。夏はどこかの島に連れて行かれてキャンプをしたり、遊びに近いスポーツクラブという印象でした。わたしの幼稚園時代は階段のかげに隠れているような子どもで、周囲とうまくコミュニケーションを取れないわたしを母親が心配して、ここに放り込まれたというわけです。おかげで今では怖いもの知らずです。

ある日、チアフルスポーティングクラブでイベントが行われました。体育館の演壇の上に掲げられていた横断幕の文字が今でも脳裏に焼きついています。そこには「デンマーク体操」と書かれていました。

なぜ印象的だったかというと、そこで生まれて初めて「自分と違う人たち」を見たからです!背が高くて足が長くて、色白で腕の毛がキラキラ光に反射していて、体の匂いもなんか自分と違う!「!!なんだ、この人たちは!」子どものわたしが受けた衝撃を想像できるでしょうか。あまりにもショックで彼らに気持ち悪さすら感じてしまい、やさしく笑いかけてくれたデンマーク人の女性インストラクターに知らんぷりをしてしまったのがいまなお悔やまれます。

初めてデンマーク人を見たわたしは、日本人と異なるその容姿に恐怖を覚えたものの、実は無意識に興味を持ったのか罪悪感からか、その後外大に進学することになります。専攻語はもちろん「デンマーク語」です。

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子どもにとって心理的な衝撃って結構大きいものなんですね。でも、トラウマではなく興味を持つ方向へ行けたのはよかった!こういう経験が人生を面白くするんですよね。おとなになると「安全地帯」で過ごすことが多くなるので、アティチュードを変えてあえて知らない世界に飛び込んでみよう。

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まるごとホンネで世界を見たら☆

苫米地式コーチング認定コーチ。ライター。

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