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大切なシグナル

わかってたことかもしれないけれど、医学科でまなぶ基礎医学(生命科学)の授業は、わたしの好奇心や感性を最も満たすものとは言いにくい。今のところ、そう言いにくい。

それは編入試験の予備校で、生命科学を学んでるときから予想してたことだったりする。

生命科学は、たしかに重要なのだけども、どこか他人のものといった感覚がする。自分の母国語とは、別の言語ではなしてるものを、その別の言語で理解しようとしている感じ。だから、根っこから信じることができていない。

がんばって好きになろうとして、なんとか好きになることはできて、それが素晴らしい結果に結びついたりもしてるけれど.....なんとなくエスパー系のポケモンが無理して水系の技「ハイドロポンプ」を覚えようとしている感覚がぬぐえてない。

一方で、ミヒャエルエンデ、飯田史彦先生、河合隼雄さん、手塚治虫さん、キューブラ・ロス、セスブック、神田橋條治先生、ミルトンエリクソン、久村俊英さん、瞑想中に湧きでるインスピレーションなどにふれたとき....遠い昔から会うことを約束してた人と、今やっと再会できた感じがして、自然と涙が溢れでることがある。

それは、、、

はじめて読んだのに懐かしい感じ
途中まで聞いてその先が自然とわかる感じ
細胞全体で呼応する感じ
とにかくワクワク・ドキドキする感じ

この感覚の違いは、一つのシグナルなのだと思う。

「そのドキドキワクワクする分野こそ、あなたの役目が隠されてるんだよ」

といったシグナル。



本当は、スマートで皆が憧れるscienceや医学みたいなものを、真正面から好きになれて、そこを極めていけたらとも思ってたんだけどなぁ。ミーハー心が、王道からそれた自分の感性を、少し残念に思う。

それでも、ありのままの私を、私の感性を認めてあげよう。そして信じて進んでいこう。すすんだ先にどんな場所があるかはわからないけれど。

坂口恭平さんの生き方をみててそう思えた。

thank you as always for coming here!:)