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全てが許されるのなら

いつも夜眠る前に、一日を振り返る。

全てが許されるのなら、わたしは何をしたかったのだろう?

(近いことを叶姉妹のおねえさまが言っていたのを読んでから、わたしも真似してやっているのだ)

このときだけは、道徳、法律、常識といったあらゆるタブーは関係ないことにしてる。

心の中はいつだって自分以外に縛るものはないのだから。

真剣に振り返ってみると、いろいろでてくる。

今朝いれたアイスティーは、あのグラスで飲みたかった。

あの人に、会えて嬉しかった気持ちをもっと伝えたかった。

この仕事はキャンセルして、Amazonで届いたばかりの本を読んでいたかった。

(それ以上はプライヴェートなので割愛)

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ところで、どんな人でも、じーっとよく観察していると、理屈からはずれたちょっと変わった動きをすることがある。

本人さえ気付いていない。

それは無意識の仕業なのだろうし、その無意識にはフロイトが言うところの、たくさんの抑圧された何かがあるのかもしれない。

意識の奥深くに眠っている、さまざまな願いを、意識の表層に浮かび上がらせるためのクエスチョンが、この質問なのである。

「全てが許されるのであれば、わたしは何をしたかったのだろう?」

こういった、誰にも共有しない、ひっそりとした静寂の時間、それでも心の奥底からフツフツと何か湧き上がる濃く熱い瞬間を、とても大切に思う。

thank you as always for coming here!:)