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ともだち

大学に編入して約1年たった。

やっと医学部の詰め込み教育にも慣れてきて、勉強以外のことをまったり楽しむ余裕もでてきたみたい。

久しぶりにとても仲良くなれる友達ができた。

〝とても仲良くなれる〟というのがポイントで、友達(あるいは知り合い?)はすぐにできるけれど、特別に仲が良いと感じられる人ってとても貴重だったりする。

そして、そんな仲良しになれる人が、そのコミュニティに一人でもいると、格段と過ごしやすくなる。

自分がこの人といると楽しいなぁと感じてて、向こうもそう感じてくれてそうなのって、実はそんなたくさんあることじゃない。ありがたいし、嬉しいなぁ。

こんなふうに、フワフワと幸せをかみしめてたら、ふと気付いたことがある。

それは、昔と比べて、友人関係の築き方も変化してきたなってこと。

昔の方が、友人を作るときにもっとキッチリしてたように思う。

いいかえると、私はなぜその人と友人関係を結んでいるかってことを、明確な言葉で説明できるようにしてた。

学校が同じだから
性格がいいから
成長できるから
ノリが合うから
趣味が同じだから
仕事上有益な情報交換できるから
幼馴染だから
感性が素敵だから
いつも助けてくれるから
尊敬できるから
良いアドバイスくれるから

こんな風に、友達毎に私なりのタグ付けみたいなものがあった気がする。

そして、それを堂々と本人や周りにも伝えてた気がする。「あなたの良さはここなのよ!」って。

最近は、もっとグダグダな感じ、テキトーな感じで友人と付き合ってる。笑

尊敬とか、感性とか、共有してきた時間とか.....もちろんそれらは素敵なものなんだけど、理屈を超えて今一緒にいたい(あるいはいることになってる)人がいる。

理由とかないんだけど(頑張って作ることはできるかもしれないけど)なんか一緒にいる。

今一緒にいたくなければ、そこから離れて
そっと自分のスペースにもどる。

互いのペースが合わなければ遠ざかることもあるけれど、それはきっとその時の二人にとって適切な距離に調整されただけなのかもしれない。

そして二人の意思に関係なく、距離は遠ざかったり縮まったりする。

そういった無限の因子からなる「御縁」みたいなものに、身を委ねてみるのも、なかなか気楽で良い感じ。

そんなテキトーな感じの中で、たまたま素敵な御縁に恵まれて、クラスメイトに仲良しができた。

幼稚園で友達とはじめてお互いの名前を覚えあった時みたいに、素直に嬉しいなぁ。

thank you as always for coming here!:)