あいたくてアイタクテ会いたくて

コブ山田です。
ようこそいらっしゃいました。

今回は、西野カナさんの名曲『会いたくて 会いたくて』について、記します。

2000年。
私は、12歳でした。
国語の教科書に、工藤直子さん『あいたくて』が出てきたのを覚えています。

2010年05月19日(水)。
私は、22歳でした。
西野カナさんが、新曲の『会いたくて 会いたくて』をリリースしました。

当時から西野カナさんの曲ばかり聴いていたので、さっそく聴きますが…

「会いたくて会いたくて震える」

!?

疾病症状起こしてますよ!?

「会いたいって願っても会えない」

ああ、はい、そんなに会いたいのね…

しかも、イントロからシリアスなピアノの音色…インパクトは強烈でした。

その頃まで、加藤ミリヤと並んでいたような印象もありましたが、これによって印象づけに成功した感じはします。
『会いたくて 会いたくて』のリリース後に、この歌詞が話題になり、それ以前の楽曲の歌詞も掘り起こされ、そうしたら「会いたい」関係の多いこと!

どれだけ会いたいんだ、挙げ句の果てには震えるのか、と、嘲笑に近いニュアンスのコメントが目立ったように思います。
私は、ファンなので、それ含めて魅力だと好意的に見ていましたが、全員が全員そうではありません。

この曲は、別れた恋人が忘れられないという心情が描かれています。

「もう一度聞かせて嘘でも あの日のように“好きだよ”って…」

私にはあまりその経験はありませんが、似たような経験ならあります。

片想い期の土曜日の朝です。学校に行けば好きな人に会える、でも02日間会えない。
しかも、外には降りしきる雨。

悔しさのような感情が溢れ、その時は震えたことがあります。
青春期には、ありがちな話ではないでしょうか?

2020年。
私は、32歳です。
自由と通信手段を得れば、このような経験は激減します。

私にとっては、相手がどう思おうが、会いたくて会いたくて震えた日は、青春のワンシーンとして強く描かれているものです。

ありがとうございました。

サポートいただければ、本当に幸いです。創作活動に有効活用させていただきたいと存じます。