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3年ぶりのアイシャドウはルナソルだった

こうやって書くと、買ったみたいですけどね。そうじゃなくて。

2020年。わたしのまぶたは真っ赤になった。

なにしろ原因がわからない。病院にも行ったけど治らない。

真っ先に使えなくなったのは、アイシャドウだった。それはそうだよね、まぶたが荒れに荒れてるわけで。そこにアイシャドウ塗るなんてこわすぎる。無理。

当時27歳。いわゆるお肌の曲がり角ってやつか? と思ったりしつつ、スキンケアを変えたり、ベースメイクも肌に負担のないものにしてみたり。

しばらくいろんなことを試して、まぶたの荒れは無事におさまった。

でも、こわい。だって結局、原因がはっきりしたわけじゃなかったから。
おそらく慣れないマスクとか、自分のスキンケアのやり方とか、いろんなことがきっかけで極度に乾燥してしまったんだと思う。

なんとなくだけどそこまで分かったんだから、アイシャドウくらい大丈夫かな。と、思わなくもない。

いや、それでもさ。
もしまた、ああなっちゃったら。

やっぱりこわくて。
幸い、と言うべきか。わたしはもともと化粧っけないんですよ。だからそんなに、問題はなかったというか。

そんなわたしが、もう一回アイシャドウ塗ってみようかな。と思ったきっかけ。

去年の冬、ある友だちと9年ぶりに会う機会があって。

これはチャンスかもしれない。というか、ここで何もしなかったらたぶんこの先何年も、いやずっと、ベースメイクだけの人だな。なんとなく、そんな気がして。

友だちに会う日。おそるおそる、塗ってみたんですよ。
結論を言うとなんの問題もなかったんですよね。

そのアイシャドウはルナソルでした。

これはまぶたが荒れるより前から持っていたもので。
買った当時、わたしにしてはかなり勇気がいる価格帯だったんですよ。

どの色にしようか、とても悩んで。買って、ちゃんと使えるのかなって心配でもあって。だって使わなかったらあまりにもったいない金額。
迷った末に買って、お気に入りになって。

そういう思い入れがたくさんあって。捨てられなかったんですよね。

コスメの使用期限については、あんまり突っ込まないでほしいんですけど。そういう、大切にしてたアイシャドウをまた使えたんですよ。

なんかちょっとうれしくて。
それからはまぶたが荒れる前みたいに、普通に使ってます。

この春は久しぶりに、新しいアイシャドウを買ってもいいかな。なんて。

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