どうも、こんにちは。

今日は飛行機についての豆知識をご紹介いたします。

飛行機の内部は空気が乾燥していて肌がカサつくことがあります。

しかし、最近の飛行機には肌を乾燥させない工夫が備わっています。

飛行機が乾燥している理由

そもそも、なぜ飛行機の室内は乾燥しているのでしょうか。

それは機体の錆びを防ぐためです。

以前の飛行機は素材に軽くて丈夫なアルミ合金を使用していました。

ですが金属であるが故に、水分によって錆や腐食が発生するという問題点がありました。

そのため、機体内の湿度はなるべく低く設定されており、肌にとっては厳しい環境になっていました。

機内の湿度が上がっても問題ない機体

そんな中、機内の湿度を上げても問題ない機体が開発されました。

それが、中型ジェット旅客機「ボーイング787」です。

ボーイング787の最大の特徴は「炭素繊維強化プラスチック」が使われていることです。

金属でないといけない部分以外はほとんどが炭素繊維強化プラスチックでできており、アルミ合金よりも軽く、丈夫になっています。

そして、金属と違い錆びることがありません。

なので機内を極度に乾燥させる必要がなく、以前より肌の乾燥が気にならなくなったのです。

ということで肌の乾燥が気になる人は飛行機を予約する際にボーイング787に優先的に乗るようにすると良いかもしれませんね。

以上、肌に優しい飛行機についてでした。

それではまた次回お会いしましょう。