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住吉神社での不思議な体験

最近体調不良や人に騙されたりが続いた私を心配した友人から「お祓いした方がいいよ」とすすめられ、お祓いを受けることにしました(いつも私を思ってくれる友人に感謝!)。
と言っても、どこでお祓いが受けられるかもわからず、ネットで調べてお互いの家から近い住吉神社に決めました。
地元の博多の住吉神社は全国の住吉神社の中で最初の神社とのこと。しかも御祭神の底筒男神、中筒男神、表筒男神は伊弉諾大神が黄泉の国での穢れを禊祓いした時に生まれたとのこと、これはめちゃめちゃお祓いして頂けそうだ!と確信しました。

迎えたお祓い当日、前日までは20℃を超える日があるほど暖かい日が続いていたのに、その日は一転変わって気温3℃の雪が降る寒い日でした。
住吉神社は博多の街中のすぐそばにありますが、大きな木々に囲まれたとても静かな場所でした。雪の寒さも相まって澄んだ空気が清々しい。
厄祓いをしていただこうと思ったのですが、こちらは厄年以外の厄祓いはされていないとのことで、一番近い災難除けをお勧めされました。

ご祈祷までの時間、友人と神社の中をぐるっと回り、奥に鏡がある巨石や摂社をお参りしてきましたが、あまりに寒くゆっくり回れず。
時間になり拝殿に案内されると、七五三のご家族と一緒にご祈祷が始まりました。



拝殿内は暖房もなく、ほぼ外と同じ状態なのですが、ご祈祷が始まると不思議なことに、身体の左半身がポカポカ暖かくなってきました。
自分でも不思議で「こんなに寒いのに暖かいはずない。しかも左だけ」と思い、「じゃあ右も暖かくなるんかな」と思うと、一瞬右だけ暖かくなるけど、すぐにまた左だけポカポカしてくる。不思議だな〜と思いながらご祈祷を受けていました。

ご祈祷が終わり、拝殿から出た瞬間、なぜか泣きそうになって、え?と思いながら友人が待っている拝殿の隣の控室に向かっていたら、控室に着く頃には涙が溢れ出ていました。
何があったというわけでもないのにしばらく涙が止まらず「ほんとに何もないんやけど、涙が止まらん」と言い訳するも「どうしたと?号泣よ。お祓いでそんなに泣く人初めて見た」と友人もびっくり。
何が起こったのか私にもわかりませんが、すっきり清々しく感じるとともに気持ちが軽く暖かくなりました。

お祓いの後は博多駅近くのVerde Barというイタリアンでランチ。
2年前にオープンした新しいお店で、ゆったりとした雰囲気。見た目も美しく美味しいお料理で冷えきった身体を温めてもらいました。お肉のソースが美味しかったのですが、何のソースだったか思い出せず…
今回は前日予約でカウンター席でしたが、テーブル席は窓際のソファで景色眺めながらゆっくりできてとても居心地良さそうでした。

ご祈祷の後に頂いた住吉大神様のお札に毎朝お参りしていますが、お札の前で打つ柏手の音が澄んで響きます。
実家にいる時は毎朝仏壇に手を合わせて、神様、仏様、ご先祖さま、家族、友人、周りの人に感謝の気持ちを伝えていましたが、実家を出てその習慣を忘れていたことを思い出しました。

毎朝手を合わせて感謝の気持ちを伝えるだけで、周りの人が自分に優しくなってくれたように感じます。
お祓いとは外からくる災いを祓うのではなく、感謝を忘れて曇った自分の心を祓って晴れやかにしてくださるものなのかもしれません。
全てがひとつであれば、外のものと思っているものも全て自分の内側が作っているものだから、自分の内側を曇りのない、愛と感謝で満たしていくことがお祓いになるのかもしれないですね。

世界中がいつも愛と感謝で満たされますように。
読んでくださってありがとうございます。

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