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ひとりコンテンツ会議

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映画・ドラマ・演劇・小説などについて書いたnoteをまとめたマガジンです。
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#コラム

King Gnuの新曲『カメレオン』の歌詞を考察してみたら、常田さんの懐の深さに頭を抱え…

『カメレオン』はまるで短編小説優れた歌詞は短編小説のようだと思う。King Gnuの新曲『カメレ…

推しの両A面を味わう幸せ

両A面シングルって、いつから普通になったんだろ。 めっちゃいい曲できたからリリースしよ!…

私にとっての「生きるための抗体」は。 【KingGnuツアー『CEREMONY』ファイナル@幕張…

2020年12月6日、様々な制約のなかでリスクと闘いながら回ってきたKingGnuツアー『CEREMONY』の…

音楽と映像の総合芸術決定版を見た【KingGnu『三文小説』】

KingGnuの新曲『三文小説』、先行配信後にMVが公開された。 とんでもない愛の物語だった。 映…

ままならなさによって空いた穴を埋めてもらうことを、逃避とは呼びたくない。【宇佐見…

推しという存在は、代り映えしない日常にちょっとした潤いを与えてくれる。 SNSの更新に飛びつ…

違和感というエンターテインメント

あなたはTempalayというバンドを知っているだろうか。 読みは「テンパレイ」。音楽サイト各所…

KingGnuとわたしを繋いだ「エモ」の架け橋

はじめに「エモい」という言葉はなんだろう。 流行り出したのはいつからだろう。 ちょこっとスマホをいじれば答えらしきものが出てくる便利な時代。 5分でインスタントな知識を仕入れてくる。 出典がWikipediaっていうレベルではあるけれど、だいたいの意味合い、ニュアンスはこれで間違いなさそうだ。 これは初耳。音楽ジャンルとしての意味合いだと、1980年代から使われていたそう。なんてことだ。全然新語じゃない。 なるほど「エモい」は「いとをかし」。これはイメージしやすい。

わからないことを面白がる、という作品の味わい方【映画『走れ、絶望に追いつかれない…

※本noteでは映画『走れ、絶望に追いつかれない速さで』について書いていますが、ほぼネタバレ…

儚ければ儚いほどそれは完璧な青春だ。【映画『溺れるナイフ』】

ジョージ朝倉原作、小松菜奈・菅田将暉主演の映画『溺れるナイフ』は、「神さん」が棲むと言わ…

恋についての物語が私の心を掴んで離さない

あなたはラブストーリーが好きだろうか。 ドラマでも映画でも小説でも、表現というものが始ま…

観劇ことはじめ

劇場でお芝居を観る習慣のない人達は、演劇についてこんな風に思っているかもしれない。 ケー…

子育てエッセイが書けない理由をクドカンが教えてくれた件

クドカンこと宮藤官九郎さんのエッセイを読んでいたら、子育てについて書かれた回があり、思わ…

「人類皆ウェルカム」な僕キセが私に教えてくれたこと 【ドラマ『僕らは奇跡でできて…

「この人にまた会いたい」 観ている人(または読んでいる人)にそう思わせることができたら、…

私はなぜ書くのか。と、僕キセ6話の育実の涙について 【ドラマ『僕らは奇跡でできている』】

なぜ書くのか。というのはnoteでもよく見かけるテーマだし、私自身、自問することも多い。でも私にとっては答えは出ている。というか答えなんかない。そう、なぜ書くのか、理由なんかない。 私にとって書くことは自己満足、それ以上でも以下でもない、というのは戒めである。どうしたってそうなってしまうことを念頭に置きながらも、そうならぬよう足掻くことを諦めてはならない、ということだ。 きっと昔は、昔っていつだよ、ってなってしまうけれど、もちろんSNSのない時代、雑誌や新聞の投稿欄なんかも