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にゃみちゃんを一緒にもふもしよ!!【推しマガ】

 生活につかれるほど、私たちは癒しを求める。その癒しがささやかであるほど、その尊さが身に染みる。ねえ、いっしょに日向にゃみちゃんをもふもしていかない?

 もふもって何よ、と思われるかもしれない。にゃみちゃんのプロフィールをご覧になってほしい。「視聴者とVtuberの狭間でとても自由に活動しているモフモ」とあるのだ。彼女はモフモだ。

 彼女のふしぎな容姿に惹かれた方も多いかもしれない。彼女の公式Twitterによると、「ウサギの耳に猫の手足、狐のしっぽを兼ね備えている」とある。いいとこどり!!でもこの可愛さは彼女ならではのものである。筆者が描くとこうなるからね…。

実際はこう↓。かわいい。

 しかも、「髪からは金木犀のいいにおいがする」とある。疲れて帰ってきたときに、思いっきり抱きしめたい、その魅力…。絶対温かい。

 彼女との出会いは春先の、とてつもない疲れから私が放ったツイートだった。前のアカウントなので消してしまったのだが、「もふもふした方をリストにしたい、癒されたい」という趣旨だったと思う。

 大勢の名前が挙がる中、にゃみちゃんは断トツで多かった。みんなの頭の中で、「もふもふVtuber=にゃみちゃん」だったようだ。声質からしてもふもふした温かみがある。彼女の描くイラストも、とてももふもふした雰囲気の穏やかな癒しを感じられるのだ。性格も温和そのもの。語尾にたまにつく、愛らしいカタカナ。ぽわぽわっとしたツイートからはネガティブさがまったく感じられず、「猛暑を生き抜くのがつらすぎて 頭からタピオカミルクティー生えてきた やっていけそうだ」といった癒される言葉ばかり。これをみた私も酷暑のなかでもやっていけそうだ。それだけではない、たまに鋭い人生に響く言葉を内包した、心にダイレクトに届くメッセージもある。

 このあたたかさ、ポジティブさは、彼女が本当に楽しんで活動しているから生まれるものなのかもしれない。冒頭に述べた通り、彼女は本当に自由だ。それに、大好きなものにとってもまっすぐだ。「視聴者」としての彼女も魅力たっぷりなのである。

 にゃみちゃんの推し、というとすぐに何人か思い浮かぶ。日常的に彼らの最新情報に反応して叫んだり喜んだり、ほかのファンと一緒になって楽しむ姿はとても微笑ましい。彼女自身が魅力たっぷりなので、彼女が推す人っていったいどんな人なんだろう、と思える。私はこれで屍鬼さまを見るようになった。これは本当に強くて、配信者や人としての魅力があるから自分の好きなものがストレートに他者に伝わって、好きの輪をどんどん広げられている。自分の周りが好きなものでいっぱいになるし、その幸せでどんどん自分の気持ちが明るくなってポジティブな魅力が身につく。最強のサイクルを一人で生み出せるのだ…。しみじみと、すごい。

 これは少し私事になるのだが、筆者は前のアカウントまではずっと推しを眺めて尊さを語るばかりで、私自身というものがどこにも見られなかったように思う。両立が難しいからアカウントを分ける人がいるわけだ。一方にゃみちゃんの魅力は、推しの魅力を語るときにも表れる。たびたび言及しているが、物腰の柔らかさと芯の強さが内在した、あたたかな口調でツイートが紡がれているのでにゃみちゃん本人としてのコンテンツと推し事が両立しているのだ。ファンアートも同じで、彼女の瞳に映る魅力的な推しが、彼女の手で彼女の絵柄で編み出されるのだから、そこに込められた愛含めて「日向にゃみちゃんのファン」「にゃみちゃんの推しのファン」両方が楽しめる。好きと好きの相乗効果はこれほどまでに強い。

 もちろん本人がそんな風に効果を考えているわけではなくこれは結果論に過ぎないけれど、推し事をしている身としてもとても見習いたい。好きのサイクルはまず自分から、自分が自由に楽しく推し事をしていれば、周りは自然と好きなものがあふれる。些細で、ありきたりで、最高の効率を誇るこのサイクル。ささやかで尊いこの幸せの在り方を、にゃみちゃんがもふもふにくるんで渡してくれた。

 今日も情報と言葉に蹂躙される。けれどもこのモフモは、変わらず温かくそこにいる。ねえ、にゃみちゃんをもふもしていかない?

にゃみちゃんをもふもする(Twitter)

にゃみちゃんをもっふもふする(YouTube)


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