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ここじゃない、けど‥今じゃない

 夢語りをしよう。和多志のしたいことや住みたい場所、つながりたい人々などなど。兎にも角にも、和多志は海や湖のそばに住みたい。いや、いずれ住む。そこには、建物自体は小さいけれども大きな窓がある家。リビングと寝室からは絶景を臨める。キッチンもオープンなので料理しながら遠目に海が見え、空の様子も刻々と分かって、いつも自然と一体になれる和多志の住処。

 そこからほど遠くない場所に和多志の仕事場がある。車で、そう‥10分くらい走らせたところ。こちらは小さなビルの一室で、もちろん海が一望できる。景色の良さは和多志の仕事には欠かせない。なぜならそこは「癒しの空間」だから。和多志が運営する「子どもや母親が自分自身を取り戻していく」リトリートの世界は、安心安全安寧を提供するためにある。

 ひとは誰しも、自分の内面を見つめる機会を求めるタイミングがある。挫折したり、傷ついたり、哀しんだりと、人生の節目節目で自分の生きざまを振り返る。その時にただそこにいて、ただそのままの存在を受け入れて、その心の成長を温かく見守り、なおかつ見届ける存在に‥和多志はなりたい。特に疲弊し傷ついた子どもの心を癒し、生きることに前向きになれるきっかけを贈りたい。

 そして、こころ通わせることのできる人生のパートナー。互いの本質的な価値観に共鳴し、異なる側面も尊重し、温かく成長発展していく「愛」の交流を優しく安定的に循環できる関係。友人たちとの関係も同様に、一定の価値観を共有でき、本音で気軽に振るまい「素の自分」を屈託なく表現し合える数こそ多くないものの貴重な仲間。そんなつながりを丁寧に築き、永く大切に育んでいきたい。

 食べるもの、着る服、日常囲まれて過ごすモノたち‥全てに「愛」溢れる思いを注げる存在を取りこんでいく。自然に優しく地球を想う暮らし方を念頭に、日々「今、ここ、在る」に感謝を捧げ、自分のみならず身近な縁ある人々にも幸福感や豊かさを循環できる生き方をしていく。それこそが「神の分け御霊」としてこの地上に降ろされた和多志のお役目と感じているから。

 この夢物語は、これからの和多志が創っていく未来地図。和多志の魂が何を求め、何を目指し、何に生きようとしているかを文字で宣言している「宣誓書」と解釈してもいいかもしれない。神様が「それでよい」とGoサインをくださった時にこの路は現実的に動き出し開かれていくと信じている。今は我が子の成長を近くで見守りたいから‥ここが和多志のゴールではないけど、動くのは今じゃない。

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