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生きてる意味なんてない…と思った時の私の話

全然暗い話ではないんだけどね、

死にたいって思ったことある?

辛いことがあったとき、悲しいことがあったとき、
『こんなことが続く人生なんて…』と悲観して、『もうイヤだ』と手放したい気持ちになるとき。

こんなつらいことばかりの人生に、何の意味があるんだろう。

そう思う時って、誰でもあるんじゃないかと思う。


私は一度だけ、本当に心の底から死にたくなった時がある。

嫌なことが続いて、対処法もうまくいかなくて、
これがもう自分の限界のような感じがして、
とにかく生きているのがつらくって、
『何のために生きているのかが分からない。こんなにつらい思いをしながら生きている意味はあるのか』と思った。


でね、なんだかちょっぴり間抜けなんだけど、何を思ったのか私はGoogle先生に

「生きる 意味」「死んではいけない 理由」

なんてことを大真面目に聞いた。


調べてみて分かったことは、まず<自分の気持ち>だった。

・私は「死にたい」って強く思っているわけではない
・でも「生きていたい」とも強く思えない

つまり、私は『(こんなつらい人生ならば)生きていたくない』と思っていた、ということだった。


そしてもう一つ、分かったことがあった。

それは、
<これまでの哲学者も、どうして自殺をしてはいけないのか、という疑問に答えることが出来なかった。まだ、誰も分かってない>
ということ。

《どうして自殺をしてはいけないのか》は《生きる意味》につながる話だ。

つまり、<どうして人は生きているのか>という疑問にも、的確に答えられた哲学者はいないのだ。


これまでに世界中の多くの偉い人が考えて考えて考えて、それでも答えが出ていない問題があるということを知った。
そして『生きる意味がない、だから死のう』という自分の考えはなんだか早計であるように感じた。

生きる意味は、偉い人が考えつくしてもまだ出ていない。
死んではいけない理由も、偉い人でさえ答えを出せていない。

それほど生と死について考えることは難しいということ。
そんな超難問を目の前にして、勝手に「生きる意味なんてない」と結論付けるのは答えを急ぎ過ぎているように感じたのだ。


それからなんだかちょっと肩の荷が下りたような感覚がした。

答えが出ない問題に対して躍起になるのではなく、ましてや無理やり結論付けるのでもなく、『いつか答えが分かるかもしれない』とのんびり構えることも必要なのかもしれない。

自分なりの答えを出してみるか、とちょっぴり生きることに前向きになった瞬間なのでした。

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