マガジンのカバー画像

もの書き②

13
詩やエッセイ、ときどき日記。パート2です。
運営しているクリエイター

記事一覧

変わりたい信号

変わりたい信号

何かをするにはきっかけが必要。
何かきっかけを探しているときは変わりたいとき。

なんでこんなことをしなければならないんだろうと不満を見つけたり、本当はどうでもいいことなのに突っかかってみたり。
、、、人の人生に首を突っ込みたくなったり。

それは今の現状に飽きて、変化をしたくなっている時。
つまらなくて、何もない自分がどうしようもなく悔しくて、でもすぐに変わることができない、変化を感じることがで

もっとみる
最高の教師

最高の教師

トレーニングを自分で行うことは好きだけど、人に教えることはとても苦であった。
この人は本当に痩せたいのか、何を望んでいるのか、私が伝えたいことは相手に届いているのか。
私がとやかく言ったって、その人自身が行動しなければなのも変わらない。

当時の私は、とてもドライで相手をジャッジしていたように思う。

教えることは私に向いていない。
人に興味を持てない私は、この世界ではやっていけない。

こうした

もっとみる
手を上に

手を上に

痩せるために甘いものをやめる!と決意した途端、お土産でいただきたりやけに甘いものが目につくことがある。

辞めたいはずなのに、頭の中はそのことでいっぱい、ということだ。

仕事が嫌だ、早く辞めて転職したい。そう思っているからか、嫌なことがやけに目につく。
公平に見ているのだろうか、今の世界を。
私がいる世界なのに、不幸ばっか目についているんじゃないか。
仕事を辞めたいばっかりに。

せっかく好きに

もっとみる
恋愛恐怖症

恋愛恐怖症

恋愛は苦手だ。

メールの返信が来ない、本当は家に帰っていないんじゃないか、
疑えば疑うほど疑わしく思える。
人間の想像力はすごいと思う。

こんな風に誰かと付き合うと不安へと向かっていく傾向が私は強い。
”捨てられたくない”というプライド。
”かわいそう”なんて思われたくない。

小学生の頃、仲良しグループがあった。
その中では周期によって一人ずつ仲間はずれにされた。

何か問題があったわけでも

もっとみる
楽な恋をしたかった

楽な恋をしたかった

楽な恋をしたかった。
楽な恋とは、頑張らなくていいのではなく、安心できる恋。
あ〜何してるんだろう、と、常に彼のことを想うのではなく、
自分事にも集中できて、彼がいるからなんか頑張れる。
そんな恋。

今メールしちゃダメかなぁ、なんで返信ないんだろう、
そんな心配や不安を抱え込まず、思った時に素直に行動できる安心感。
デートの約束も当日会うまでドタキャンされるのでは、なんて心配もなく、
会える時を

もっとみる
忘れた傘が教えてくれたこと

忘れた傘が教えてくれたこと

昨日、閉店間際に来たお客様が、傘を忘れていた。

シャッターを閉めて、閉め作業をする時に気づいたのだ。
それと同時に、電話も鳴る。

傘を忘れたお客様からの電話である。

「先程購入したものなのですが、傘を忘れてしまって、、、」

雨は小降りになったものの、傘が無ければ困るだろう。

閉めたシャッター前でお待ちすることにした。

お客様が退店してからさほど時間は経っておらず、すぐ来るだろうと思って

もっとみる
入社して1年、入社時の気持ち

入社して1年、入社時の気持ち

11月で、入社1年になる。

20代はバイトやインストラクターなど、正規社員として働いたことがなく、社員てどうなんだろうと、就職をしてみた。

ボーナスがあり、住宅補助があり、やりがいもある。
責任もあり、人との関係も築かなければならい。
毎日やらなければならないことに追われ、やりたいことは二の次になる。
やるべきことが自分の評価に繋がるから特に不満もなく、やりたいことは少しの時間でも構わなくなる

もっとみる

産婦人科

たくさんの幸せが溢れる産婦人科。
土曜日ともなればパパママ、小さな子供で溢れている。

色分けされる番号札。

幸せの黄色。

私が手にしているのは緑色。

産科と婦人科。
合わせて産婦人科。

なぜか婦人科受診は居心地が悪い。

女性の身体は不思議だらけで、ホルモンバランスがどうとか、ストレスがどうとか、バロメーターがなさすぎて判断がつかない。

その判断基準に身体の変化が用いられる。

じゃあ

もっとみる

nukumori

生きるって?
掴みようのないこの問いを
何度繰り返しただろう

生きていることを当たり前に思い
明日は何しようなんて
のんきにテレビを見ている

画面の中の惨事に悲しみ
哀れんでいる心の片隅で
本当の悲しみも恐怖もどこか遠くのこと

生きるって?
掴みようのないこの問いに
答えがある気がした

生きていることは当たり前じゃない
明日も元気かな
穏やかな寝顔の君を見る

画面ではない

もっとみる
冬空の下に

冬空の下に

カサカサな手
そっと頬に添える

冷え切ったその手
頬の温かさ
互いの体温を感じる

手のシワ
顔のシワ

澄み切った
寒空に
研ぎ澄まされた
無音の世界に

たった今
君と僕だけ

カサカサな手
そっと君を抱き寄せる

温もりは
手から身体へ
互いの体温を感じる

君の鼓動
僕の鼓動

冷え切った
寒空に
閉ざされた
僕たちの世界

たった今
君と僕だけ

この瞬間
君と僕だ

もっとみる

流星群

上を見上げたら星屑が流れた。

「今日の夜はしし座流星群を楽しめます!」

明るい笑顔のアナウンサーが夕方のニュースで話しているのをふと思い出す。

冷たい風がせっかくお風呂で温まった体をどんどん冷やしていく。
あの流れる星屑に「体を温めてください」と願ったらそれを叶えてくれるのだろうか。
流れ星って願いを叶えてくれるんでしょ?
急に冬に近づいたからか本当に体が冷え切ってきた。

「あ〜寒い。」

もっとみる
冬の入り口

冬の入り口

少し開いた窓から波の音がかすかに聞こえる。
カウンターに座りながら、いつもの白ワインといつものガーリックピザをつまんで、テキパキ動くマスターのヒゲの生えかたを見ている。

だんだんと閉店の時間に近づくにつれ、女子会で盛り上がっていた可愛い女の子達も、2人肩を並べ微笑む合うカップル達も姿を消し、私は冷たくなったガーリックピザ、ラスト1枚に手をかける。

「顔になんかついてる?」

「ヒゲ」

マスタ

もっとみる
空からの贈り物

空からの贈り物

寒い冬の日
空から舞い降りた鮮やかな結晶が
わたしの心を輝かせた。

だんだんと積もる雪の結晶とわたしの想いは
同じように高さを増していった。

雪の結晶を与えてくれた空
見上げると優しく微笑んでいる。

晴れの日も
曇りの日も
雨の日も
雷の日も
そして、雪の日も

わたしは近くに彼を感じていた。

どんなに手を伸ばしても届かぬ、空。

積もりに積もった想いという雪は
いつか溶けて消えてしまうだ

もっとみる