寒い冬の日
空から舞い降りた鮮やかな結晶が
わたしの心を輝かせた。
だんだんと積もる雪の結晶とわたしの想いは
同じように高さを増していった。
雪の結晶を与えてくれた空
見上げると優しく微笑んでいる。
晴れの日も
曇りの日も
雨の日も
雷の日も
そして、雪の日も
わたしは近くに彼を感じていた。
どんなに手を伸ばしても届かぬ、空。
積もりに積もった想いという雪は
いつか溶けて消えてしまうだろう。
それでも空は輝き続け
わたしはあなたを愛すだろう。
溶けた雪の温かな栄養は
わたしの心の花を咲かせるはずだから。
#書き物
#詩
#冬の日の温かな愛