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《転校したらヤンキーがいた件》.2

「おい!!俺は教師だぞ?あんたとはなんだ?梅澤、山下なんでお前らは遅刻した?」

山下:あんたには関係ないでしょ?

.......

「関係あるんだよっ!」

担当教師は梅澤と山下に凄くキレていた。
「おいっ!おまえらどこ行く気だ?」

梅澤:あんたに関係ない。

ガラガラガラガラ
トコトコトコトコトコ

梅澤はその言葉を言い残し山下と共に教室から出ていった。

「はあ。。。全く。。。授業再開するぞ。」 

OO:ねぇ、誰だったの?ボソッ

「〇〇くんの隣の席の人達の梅澤美波と山下美月。」


OO:あの人たちが入学初日に教師を殴ったって言う人か、、、ボソッ

??:............

昼休み
「ねぇねぇ、〇〇くんはどこ出身なの?」
「〇〇くんは彼女いるの?」
「〇〇くん!連絡先交換しよっ!」

OO: あ...えっと......。。。

絶賛、クラスメイトに質問攻めされ中の〇〇。
とそこに、、、

風磨:ちょっとごめんね〜みんな。〇〇くん、ご飯食べたいから質問攻めするのやめろ〜

「分かった〜」

続々と〇〇の近くから離れた。

○○:風磨くん、ありがとう。

風磨:どうってことないよ。それより、腹減ったから学食行かない?飯、今日無いんだよね。

○○:いいよ〜

学食

風磨:○○くん、食券買ってくるからさ適当に座ってていいよ。

○○:分かった

​風磨は、学食を選びに行った。
​──────

風磨:○○くんの弁当美味そうだねw

○○:ありがとう

風磨:親が作ってるの?

○○:自分で作ってくるよ。

風磨:え?!まじ?

○○:うんw

風磨:だいたい何時くらいに起きるの?

○○:6時くらいだね

風磨:6時?!やばっ!絶対起きれねぇ〜w

○○:妹の分も作ってるからね。

風磨:妹もいるんだ。

○○:そうだよ。高一に1人と中3に1人。

風磨:どっちも妹?

○○:そうだよ。

風磨:妹か〜いいな〜可愛いw?

○○:可愛いよw

風磨:写真ないの?

○○:あるよ

風磨:見たいわ〜

○○:いいよ〜

○○は風磨くんにさくらと和が映ってる写真を見せた。

風磨:めっちゃ可愛い〜!

○○:でしょw

風磨:名前はなんて言うの?

○○:こっちが高一のさくらでこっちが中3の和だよ。

風磨:可愛らしい名前だね

2人で盛り上がってると、、、。

ドンッ!

「すっ、すみませんっ!」

美波:どこ見て歩いてんだよ。あんたのせいで服汚れたんだけど、どう責任取ってくれるの?

「あ、、えっと、、、」

男子生徒と美波がぶつかって男子生徒の手に持っていたカレーうどんが美波の服についてしまった。

「ほんとにすみませんっ!」

美波:すみませんじゃないんだよ。

グイッ!

「あ、、、すみませんすみませんっ!」

美波は男子生徒の胸ぐらを掴んだ。

美波:だから、すみませんじゃないんだよ!

○○:あの!

風磨:、、、え?○○くん!?

??:......ニヤッ

○○が救済に入った。

美波:誰、お前?

○○:そんなことどうでもいいんです。それより、どこ見て歩いてるのはあなたじゃないんですか?

美波:あぁ?

○○:この人は、ちゃんと前を向いて慎重に歩いてましたよ。あなたが歩きスマホしてたからこの人とぶつかったんじゃないんですか?

美波:、、、、おまえいい度胸してんじゃないか。

グイッ!

今度は○○の胸ぐらを掴んだ。

○○:.....(やばい、どうしよう。。。)

美波:お前、調子乗んなよ?

○○:....(やばい、どうしよう。。。!)

美波は○○に殴りかかろとした。
その時、、、、。

??:美波、絵梨花先生が呼んでたよ?

美波:岩本.......。

岩本:早く行かないと怒られるよ?

美波:........

○○:うぉぉぉ。

美波は○○の胸ぐらを離して、職員室へ行った。

○○:ふぅ、、危なかった〜。大丈夫ですか?

「あ、はい。大丈夫です。ありがとうございます」

○○:いえいえ。

男子生徒は○○にお礼を言いその場から離れた。

○○:あの、ありがとうございます。

岩本:いいのよ。それより、君面白いね。

○○:え??

岩本は○○に近づいた。

○○:え....(近い、、、)あ、あのっ!あなたは誰なんですか?

岩本:そのうち分かるよ。じゃあね。

岩本は去っていった。

○○:あ、、はい。。。。

風磨:○○くん、大丈夫?

○○:うん。大丈夫だよ。

風磨:そっか、びっくりしたよ〜

○○:ねぇ、岩本って何者なの?

風磨:あ、、、、

○○:どうしたの?

風磨:ただのクラスメイトだよ。

○○:そっか。あと1つ聞きたいんだけど、岩本さんと梅澤さんって知り合いなの?

風磨:え?なんで?

○○:なんか気まずそうな雰囲気だったから。

風磨:、、、、

○○:どうしたの?

風磨:.....ううん。なんでもないよ。

○○:なんか、変だよ?隠してることでもあるの?

風磨:まず、場所変えよう。

○○:え?あ、うん。

屋上

風磨:実は、俺と梅澤と山下と岩本は小学校から一緒でいわゆる幼馴染なんだ。

○○:えー!!そうなんだ。

風磨:うん。今はばらばらなんだけど中学までは凄く仲良くてしょっちゅうあいつらとばかやってたんだ。

○○:なんでばらばらになったの?

風磨:高一の頃、ある事件のせいでばらばらになったんだ。

○○:ある事件?

風磨:俺と梅澤と山下と岩本とあと1人ほんとは幼馴染がいたんだ。

○○:え?

風磨:そいつの名前は龍希。小5の時に転校してきて情熱的で明るいやつだった。中二の頃、ある人に憧れて美波がヤンキーになったんだ。その影響で俺たちも悪さしてたんだよ。

○○:....

風磨:高校入学前、俺たちは5人で遊ぶ約束してたはずだが龍希だけが全然来なくて電話したら入院してると聞いた。

○○:...え?

to be continued.....

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