しのはら ひとし

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漫画の「おもしろい」の判断基準

僕のヒーローアカデミア ハイキュー! この2つ、アニメだと神なのに漫画はあまり読む気になれない理由がやっとわかった。 主人公の周りのキャラが話す内容が薄すぎる。 ↓ それを要所要所で入れまくるから冷める。 これでした! アイシールドやワンパンマン、ワンピースにも言えるんだけど、特にアニメでは号泣するほどハマった2つの作品に顕著。まじで。 相手の話す、もしくは話し返す内容のベクトルが予測できる会話ほど見てて虚しいものはない。 そしてごちゃごちゃして読みづらい。 キャラ

    • アニメ「正解するカド」

      ものすごく深い内容、無駄なく間延びしない構成、納得のラスト。 珠玉のアニメだと断言したい。 主人公は日本屈指の交渉官。 成田空港に突如謎の物体「カド」が出現し、別次元の技術を持った宇宙人のような存在が降り立つ。 彼は人類に対し、現時点でのオーバーテクノロジーである夢の装置を次々と提供し始める。 それを受け取った時の人々の反応。 いくつもの問題を解決し、幸福になれるはずの装置に対しての国家間の思惑。 圧倒的すぎるほどの「進歩」に世界はどうなってしまうのか。 それ

      • 漫画「重版出来」

        TSUTAYAのコミックレンタルで4巻まで読み終えた。 以前ドラマが話題になったのは覚えていたがそれはまだ未見。 柔道でオリンピックを目指していた黒沢心(女性)が出版社の門を叩き、新人編集者として入社。 そこで待ち受けている漫画家や同僚、その他雑誌や漫画に関わる様々な面々とのふれあい、時に衝突...。 その中で成長するのは、スポットライトを浴びるのは黒沢だけではない。 作者は主人公に当てるそれと同じ量の光を、周りの人にも贅沢に当て続ける。 この光を当てれば当てるほ

        • 映画「シンゴジラ」

          映画館で公開していたのを観に行ったが、今回あらためて自宅で鑑賞した。 映画館で観終わった時の感想は 「専門用語多っ!なんかめっちゃ大人向けだな...」 この「大人向け」というのには含みがいくつかある。 まず、ゴジラを倒すことについてとことんリアルを追求しているため、もはや感情の入る余地はほとんどない。 論理的に対象を分析し、弱点を考察し、最善の手段を練る。 このことに終始している。 映画としてやるにはあまりにこの部分に偏りがあると興行収入に関わるだろうに、あえて

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          映画 検察側の罪人

          検察側の罪人を観た。(ネタバレあり) キャストが豪華だということで家にテレビのない自分にも情報が回ってくるほどの注目度 でも映画.comの評価は低い 観た人の感想も「わかりずらかった」というのが多い しかし働いている書店で原作の文庫の売り上げが伸びた。それも映画公開後に。 (普通は予告の段階で興味をそそられて買う人が主で、公開後には売り上げが落ちる傾向。 以前同じく公開後に売り上げが伸びた原作本は「君の名は」) 観た側として映画「君の名は」の高評価はうなずける。しのは

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