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BanG Dream! It’s MyGO!!!!! 感想10 まとめ 〜迷子でも進め〜

このブログを読んでくださっている方、こんMyGO!!!!!
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!の感想を書くために始めたこのブログでしたが、ついに#13の感想記事も投稿が終わりました。

この感想記事では、最後にBanG Dream! It’s MyGO!!!!!の全体的な総括
であったりを最後にちょっとだけやろうと思います。

と、その前に少しだけこのBanG Dream! It’s MyGO!!!!!の感想文コンテストについて、少しだけ。
このコンテストは当然、感想文を書く側に賞品が用意されていますが、
読者側にも賞品が手に入る可能性があります。
それは好きな感想文をXで宣伝することです。
詳しくはこちらに載っています。

もちろん、私の感想記事を選んでくれたら嬉しいのですが、
今言いたいことはそれではなくて。
今回これをわざわざ余談で話している理由は
勘違いしている人を多く見かけるからです。
#バンドリアニメMyGO感想文コンテストでXにつぶやく人が多いのですが、
これはnoteで感想文を掲載する側のタグです。
感想文をXでおすすめする際のタグは
#おすすめMyGO感想文」です。
せっかくつぶやいたのにタグが間違っていたはすごく勿体無いと思うので、ここで私からも話させていただきました。

それでは、本編に行きましょう。
そんな長くするつもりはありませんが、
最後まで読んでくれたら、嬉しいです。



感想記事まとめ

その前にこの記事で初めて私のnoteを知った人向けに今までの私の記事のリンクを貼っておきます。一応これを読んでくれた人向けに内容を書いていくので、読んでくれた後にこの記事に戻ってきてくれると嬉しいです。

1. アニメ化までのMyGO!!!!!の歩み

2. #1 ・ #2 ・ #3

3. #4 ・ #5 ・ #6

4. #7

5. #8 ・ #9

6. #10

7. #11

8. #12

9. #13

番外編 MyGO!!!!!のLIVE

こうやって並べてみると、自分でもよく書いたなと思いました。
正式に数えたわけではありませんが、多分10万文字は軽く超えてしまいそうです。
実際に実在しているかはわかりませんが、拙い私の文章でこんな膨大な量の全てに目を通してくれた人がいるのなら、本当にありがとうございます。

なるべく、ただの一人語りで終わらないように私自身の経験の話だったり、他の感想文では話題にならないようなこともたまに交えながら感想を語ってきたつもりですが、それが私の感想文の個性として表れていれば、そして一人でも多くの人に楽しんでもらえたのなら嬉しいです。

振り返りはここまでにして、この記事の本題に行きましょう。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!!のすごいこと

ここからは今までのような#1や#10などのエピソード個別の細かい見どころではなく、このBanG Dream! It’s MyGO!!!!!の全体的な総括的見どころやその功績についての感想を述べていきたいと思います。

BanG Dream!シリーズの再興の狼煙

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #12より

まずは功績の部分ですね。
MyGO!!!!!はアニメ自体はもちろんですが、MyGO!!!!!というプロジェクト全体として既存のバンドリ!とは違う、新しいファン層の獲得の使命があったと思います。
そのことは曲の音楽性に加え、キャスト公開前からスニーカーエイジさんの大会にMyGO!!!!!がゲスト出演したことや全国の軽音楽部に番宣ポスターの配布、一体いくらかけたのかと思うぐらいの車内掲示や駅のポスター掲示などなど番宣の質と量を考えるとまず間違いないと思われます。

なぜ、そこまでお金をかけたのか。
それはやはりMyGO!!!!!とAve Mujicaに今後のバンドリ!シリーズの命運を託したからなのだと思います。

私もバンドリ!というエンターテインメントにハマった期間が長くなってきたと思っていますが、やはり歴史が長いプロジェクトは新しい何かを提供し続けなければ衰退の一途を辿ってしまいます。
バンドリ!はアニメ3期が終わってもリアルライブや映画、ガルパで新しい展開を提供し続けていましたがそれでも厳しいものがあったと思っています。
その原因として間違いなく挙げられるのが新型コロナウイルスです。
2019年まで既存5バンドに新バンドとコンテンツの展開を広げ続け、2020年にはついにドームライブを開催し、これからも拡大し続けるはずでした。
しかし、そうはなりませんでした。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためエンターテインメントのほとんどが制限をされ、感染拡大が収まり復活の狼煙を上げても今まで通り全ての人が帰ってきたというコンテンツはバンドリ!含めて無かったのではないでしょうか。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #7より

そんな中、再びバンドリ!という居場所に人を呼び戻すこと、さらに今までバンドリ!シリーズに興味がなかった人達を新たに呼び込むための起爆剤としてMyGO!!!!!やAve Mujicaが必要になったのだと思います。
(あくまで勝手な推測です。)

そのためにMyGO!!!!!はキャストを公開せず4回ライブを開催するなどかなり慎重かつ音楽性でその人気に火がついた後にアニメ放送というプロモーションがなされました。

でも正直にいうと、BanG Dream! It’s MyGO!!!!!が成功するのは難しいと私自身は考えていました。それはMyGO!!!!!や作品のクオリティといった問題ではありません。むしろそこには安心していました。製作のスタッフからキャストの皆さんには信頼がありましたから。本当の問題はやはりBanG Dream! というブランドの壁です。
基本的に覇権をとったアニメの続編・別世界の物語なら話は別ですが、歴史が長いコンテンツの続編・番外編が前作の人気を覆すことは難しいです。前作を見ていない人はそもそも”見る”という選択肢にすらその作品を入れてくれませんから。そして前作を見てくれた人が全て続編も応援してくれるわけではありません。減る可能性は十分にあるのに、増える可能性は極端に低いという状況になってしまいます。
もちろんそれに抗おうとした作品も数多くいましたが、その多くがやはり失敗してしまっている感覚がありました。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!も既存のバンドリ!ファンから絶賛されるだけの2023年夏に放送された作品の1つという立ち位置で終わってしまうのは業界の構造上しょうがないと諦めていた部分があったのです。
そういった心配から、BanG Dream! It’s MyGO!!!!!からBanG Dream!の名前は隠した方がいいという意見や既存のバンドリ!とは完全に分離した世界線で展開した方が良いという声もありましたし、私も一理あると思ってました。
実際にMyGO!!!!!単体を売り込むならそちらが正解なのでしょう。
しかしバンドリ!は挑戦しました。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!は前作の知識は全く不要でありながら、過去のキャラクターも登場する(さらには物語の舞台となる学校やライブハウスはそのまま登場)という展開にし、ゲームやリアルライブでそれぞれのバンドの物語が混じっても違和感がないような展開にしました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #1より

そして結果はどうだったのか。

私の知る範囲では大成功だったのではないかと思います。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #7より

最初はやはり逆風が強かったです。
バンドリ!を今更見ることを選ぶ人は少なかったですし、ストーリーもなかなかメンバーも集まらないしで、バンドリ!のことがすでに好きな人向けなアニメであったと思われていたと思います。

その空気を変え始めたのが#7からでした。
感想記事で散々書きましたが、#7は本当に凄かったですからね。
#7は伝説的な回といってもいいと今でも思います。(#10はさらにそれを軽々超えてきましたが)
#7の放送後、バンドリ!のことが好きでBanG Dream! It’s MyGO!!!!!を最初から見ていた人たちの中で話題になり、その話題が大きかったために一部のアニメ好きの方々に届きました。
そして#8、#9、#10と続いていくので気になって少し覗いてみた人はすっかり沼から出られないようになっていましたね。
うろ覚えで申し訳ないのですが、燈を演じている羊宮さんがいろんなところで「#7で興味を持って、#8で続きが気になって、#9でもう戻れなくなる」といったニュアンスの発言をされていた記憶があるのですが、まさにその通りの術中にはまった人が多かったのだろうと思います。
これは配信にも力を入れて、BanG Dream! It’s MyGO!!!!!にどこからでも入れるようにしたのが正解でしたね。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #8より

そしてその熱量を下げるどころか、アクセルを踏み続けて続編のAve Mujicaにそのバトンを渡し切りました。(おそらくMyGO!!!!!のキャラクターも要所要所で活躍する気もしますが)

BanG Dream! It’s MyGO!!!!!の今の感想をnote以外にもYouTubeやXで検索してみるとおそらく絶賛しているものが多く見つかるのではないでしょうか。それも今までバンドリ!を見ていなかったと公言している人までもが今期で一番良かったといってくれることもありました。
ポップアップショップの商品がたった数日でほとんど完売になることが続いたり、5th LIVEが超満員であったことに、CDがなかなか売ってなかったり、発表当初は逆風だったアニサマでも本番ではアニサマファンを一気に味方につけたり、これらの状況で人気が出なかった・アニメは失敗したとする方が無理があります。

これがアニメという媒体でどれだけ凄い事か。
どれだけ逆風が吹こうが、熱量を持って作られた作品の熱量はしっかり見た人に届くのだと思いました。
この成功の流れは続編のAve Mujicaだけではなく、ガルパに既存のバンドのリアルライブなどのイベントにもさらなる追い風を吹かせることになるのは間違いないと思います。
さらにバンドリ!だけでなく、他のアニメコンテンツにも熱量を持って作れば再びコンテンツが着火することだってあり得るかもしれないという希望を業界全体に成功という実績を持って届けたのではないかと思います。

まさしく、BanG Dream! It’s MyGO!!!!!という作品は新型コロナウイルスで失ったキラキラドキドキの熱に再び火をつけた、
BanG Dream!にとっても、そしてアニメという業界全体にとっても
再興の狼煙となったのだと確信を持って言えます。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

キャラクターの魅力

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #11より

MyGO!!!!!のキャラクターたちもみんな濃いやつらばかりでしたね。

キャラクターの魅力とは少し話がズレてしまいますが、個人的にこれだけはしてほしくないという展開が一つありました。
それはMyGO!!!!!の危機に既存の先輩バンドのメンバー(ポピパなど)の導きで解決するといった展開です。一緒のライブの出るぐらいなら全然良いですが(むしろ嬉しいファンサービスですね)、#10での燈が自ら動くきっかけをくれたのが初華ではなく香澄や友希那だったら私自身はもやもやしていたと思います。別に既存のバンドが嫌いというわけでは決してありません。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!の困難はそのメインキャラクター達だけの力で乗り越えて欲しかったからです。そして、見事に絶望の#9から#10で感動的な復活を遂げました。
本当に私が望んでいた景色を燈が見せてくれたのが嬉しかったです。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

そして、そろそろ本題に戻します。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!のキャラクターたちの凄いところはメンバーの人気や活躍の格差がほぼないことですね。
バンドという多人数の主人公ものはどうしてもキャラクターの中で人気の順番が作られてしまう。これは良くないという問題でもなく、人間が好きを発信するのなら必ず起こってしまう事象です。
実際にMyGO!!!!!もアニメが放送される前は多少差がありました。ボーカルの燈やリードギターの楽奈は目立ちますしね。愛音が当初ギターボーカルにこだわる理由も納得ですね。
でも今ではどうでしょうか。

#7以降そよという言葉が出るだけでキャストさんのトークショー中に笑いが起きました。これが”人気”なのかというとわかりませんが、愛されているキャラクターになったことは間違いありません。ただのママキャラでは終わらせない。#9であれだけ嫌われても庇えないことをしても今では憎めないキャラクターとして完全に確立されました。そよが一番好きと言う人も明らかに急増しました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #11より

愛音もすごかったですね。特に#5以降は株が上がりまくりでしたし、#13でも最後の最後まで株を上げました。#11では再び視聴者に笑いを多く届けてくれましたしね。普段おちゃらけているのに、大事なところでは立希を呼び戻したり、そよに喧嘩を売ったり大活躍でした。関係ないですが、愛音の天気予報も徐々に人気コーナーになりました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

大事な時は決める愛音と対比されるかのように何をやっても不器用な立希
結構問題児で人を追い詰めるようなこともつい言っちゃう子ですが、その根幹にはバンド、そしてメンバに対する本気の熱量もあるといったこちらも憎みきれないキャラ。立希はいくら虐めても構わないと思っている人が製作にいそうです。そもそも燈大好きキャラという濃さで人気はありましたが、アニメでもっとファンは増えたはず。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #12より

そして出番自体は少ないながらも、結局一番良いところは全て掻っ攫っていくエキセントリックガールの楽奈。出てくるたびに印象に残るのでこのくらい出番を抑えないと他が喰われます。多分一番おもしれー女の子はこの子。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

そして正真正銘BanG Dream! It’s MyGO!!!!!の主人公の燈この物語の根幹には常にこの少女がいました。最初は頼りずらい臆病で拗ねがちな性格だった少女が最後には愛音やそよにすら正面からぶつかって説き伏せるほどに強くなりました。燈がこの物語での主人公であることに今でも異議がある人はまずいないでしょう。おそらく今期のアニメで一番多くの人を熱くさせたキャラクターです。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

この5人に加えて、もう絵面から濃すぎる”あの5人”もいるのですから、面白くないわけがないです。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #13より

そしてこのキャラクター達の中で、この子印象に残らなかったという子は一人でもいましたか。私はいなかったです。
それはやっぱりキャラクターが濃かったからだと思います。
その濃さとは何か。
私の言うBanG Dream! It’s MyGO!!!!!でのキャラクターの濃さは泥臭さといったニュアンスに近いです。
さらに言い換えるなら”人間らしい”でしょうか。
ただのいい子ちゃんは一人もいません。
人の善性も悪性も曝け出す
善性だけでは共感が得られない悪性だけでは人から好かれない
その両面を持つからこそ、これほどに濃いヤツらが大集合したのでしょう。

こんなにおもしれー少女たちを演奏しながら、全身で演じてくださるキャストの皆さんには本当に尊敬しかありません。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #12より

圧巻のライブ

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #12より

そして、BanG Dream! It’s MyGO!!!!!の最も熱いシーンはやはりライブシーンに詰まっています。
それもBanG Dream! It’s MyGO!!!!!でのライブシーンは合計で7曲でしたが、それだけでも異常な数ですね。その中で最初のCRYCHICの春日影以外の6曲は全てFullサイズでの披露。#7の感想記事でも書きましたがそれがいかに前代未聞で大変なことなのか。数あるバンドアニメの中でもこれを超える可能性があるのは続編のAve Mujicaぐらいではないでしょうか。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #13より

特に#10での詩超絆は圧巻としか言えません。
詩超絆自体が名曲であるのももちろん凄いのですが、
その作画一瞬一瞬に全て意味があって、詩超絆の燈の詩以外はセリフがないはずなのにそのキャラクター全ての思いが、声が、叫びが脳内で響き渡りました。
私はこれからもバンドリ!に限らず、多くのアニメを見たいと思っているし、その中できっと名作中の名作と後世まで受け継がれるアニメも数多く現れることでしょう。でもきっと#10の詩超絆のライブシーンはずっと自分の心に残り続けるのだと思います。
こんなに心熱くさせられた作品に出会えたことが本当に幸運でした。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

ライブシーンは何かを語るより、実際に見て、聴いて感じたことを自分の未来に進むエネルギーに変えることが一番だと思うので、
ここまでにしておきます。

ちなみに、MyGO!!!!!に限らず、アニメでのライブシーンを見ておくとリアルでのライブでも楽しさが跳ね上がるので、ライブ直前にも見返すといいかもしれません。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #12より

BanG Dream

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #7より

最後にBanG Dream! It’s MyGO!!!!!が伝えたかったメッセージ、燈風に言うと伝えたかった言葉はなにかを考えていきます。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!の根幹にあるテーマといった方がわかりやすいかもしれません。
1つは#10での感想記事の小見出し”泣けるほどに熱くなれる居場所”にて語ったことです。
それは「なぜ人は迷うのか、そして迷いながらでも進むことの大切さ
これは同じことを再び書くことになるので今回は省略します。
気になる人は#10の感想記事を見てくれると嬉しいです。

ここでは別の角度からBanG Dream! It’s MyGO!!!!!での作品のテーマを考えていきます。
それはBanG Dream! It’s MyGO!!!!!はバンドリ!シリーズでのテーマとの親和性です。

早速まとめた一言を言います。
それは、「雨上がりでしか、撃ち抜けない空(ゆめ)があった」です。
MyGO!!!!!の物語は歴代のバンドリ!シリーズの中でもかなりドロドロでぐちゃぐちゃなものでした。
歴代のバンドリ!シリーズでもギスギス展開というものは要所要所で繰り広げられてきました。それらと比較してもMyGO!!!!!の物語は桁違いです。
とてもバンドリ!とは思えないという人もいたでしょう。
#9では燈だけでなく、こちら側も心が崩れていく音が聞こえました。
目を背けたくなるってあんな気持ちなんですね。
アニメでのほとんどのシーンで心に雨が降っていました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #9より

でも彼女達の物語はそれだけじゃなかった
この振り続けた雨は、その雨に一人泣いていた時間は間違いじゃなかった。
少なくても彼女達自身はそう思える結末に、彼女達自身の努力でたどり着くことができました。

とてもバンドリ!とは思えないバンドと言われ続け、バンドリ!ブランドには新規を隔てる壁があるからバンドリ!とつけない方がいいとも言われた彼女達でした。それも正しい解釈の1つです。
でも、今ならこれも間違いなく言えます。
MyGO!!!!!もしっかり”夢(Dream)を撃ち抜いた(Bang)少女たちの物語”です。
BanG Dream!シリーズのテーマをしっかり引き継いだ作品なのです。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #1より

とある2人の少女の偶然の出会いから始まって
その出会いの象徴は星のシールからペンギンの絆創膏に
#1からその系譜は受け継がれていました。
他にもPoppin'Partyの二重の虹(ダブル レインボウ)の
「タイムマシンで行く場所はひとつ 現在(いま)しかないんだ!」
RoseliaのUNIONS”Roadの「貴方自身が 帰る場所へとなる」
といったようにMyGO!!!!!にも共通する言葉を綴る曲がバンドリ!シリーズにはたくさんあります。

違ったのはその夢が雨が上がった後に見えたこと。
むしろ雨が降らないままの既存のバンドリ!では見ることはなかったであろう景色をMyGO!!!!!は見せてくれました。

迷子だからこその出会いと決別。
迷子だからこそ、綴られた言葉の数々。
迷子だからこそ、暗闇でも歩ける方法を知った。

MyGO!!!!!がバンドリ!のバンドであることにこだわった理由。
それはMyGO!!!!!でしか届けられないものがバンドリ!に必要とされたから。
この5人の熱はきっともっと大きくなり、バンドリ!の他のバンドも焚きつける、そしてその熱をバンドリ!を応援してくれる全ての人に届けたい。
そんな伝えたい言葉があったのではないかという考察でした。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #12より

最後の言葉

これでやっとBanG Dream! It’s MyGO!!!!!で自分が抱えていたもの全てを文字を媒体にして叫ぶことができました。
これで悔いもありません。
最後に少しだけ書いて本当に終わりにしたいと思います。

まずは、冒頭に長くするつもりはないと言いながら、結局長くなってしまったことは本当にごめんなさい。
本当に長くするつもりはなかったんです。でも書いているうちにどんどん思いが溢れてくるのです。

そして、これからのこのnoteのことですが、今は何にも考えていません。
また何かコンクールがあれば、それをテーマに書くかもしれないし、BanG Dream! It’s MyGO!!!!!以外のアニメ感想も書くかもしれない。
少なくても今は当分の間更新するつもりはありません。
このアカウントはMyGO!!!!!のためのものにしておきたいという気持ちもありますし。
11月のMyGO!!!!!の単独ライブの感想ぐらいは書くかもしれません。
せっかく5th LIVEまでの感想は書いたので。
あと、Ave Mujicaの続編もその時の気分次第では更新するかもしれません。
主役のバンドは変わりますが、ほぼBanG Dream! It’s MyGO!!!!!の正統続編でしょうし。
今はとにかく目標通りに感想記事の投稿ができて少し燃え尽きています。
もしこの感想記事を気に入ってくれてる人がいるなら申し訳はないのですが、気長に待って、いずれ忘れて、たまに思い出して帰ってきたらなんか記事増えてるぐらいの感覚でいてくれるとちょうどいいのではないかと思います。

最後になりますが、
まずはBanG Dream! It’s MyGO!!!!!に関わってくれた全ての製作の皆様、MyGO!!!!!のプロジェクトの根幹を支えるクリエイターやプロデューサーなどのスタッフの皆様、
そしてMyGO!!!!!の5人をはじめとするキャラクターに命を吹き込んでくれたキャストの皆様、
本当にありがとうございます。
かなり本気でMyGO!!!!!から困難も乗り越えるだけのパワーを貰い続けているのでこの感想記事が本当に小さな恩返しにでもなれば何より幸いです。

そして、ここまで読んでくださった読者の皆様、
前半でも書いたことの繰り返しにはなってしまいますが、
拙く、膨大な文章を読んでくださり本当に感謝しきれません。

しばらくお別れとはなってしまいますので最後に、

本当にありがとうございました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #13より


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