ひとり起業家のお金のメンタルブロック
独立したい、起業したい、自分でお金を稼いでみたい。
そう思う女性はたくさんいます。わたしもその一人でした。
起業したい女子が必ずといっていいほど口にするのが
「お金を受け取れない」です。
今回は、ひとり起業をサポートしていく中で感じた、
お金を受け取れないときの感情と解決策について書いてみたいと思います。
お金に対するネガティブな価値観
お金を請求するのが悪い気がする
適切な値段がつけられない
お金を受け取るのが怖い
わたしも起業当初は同じ悩みを持っていました。
「わたしなんかがお金をもらっていいのかな」
お金を受け取る=詐取する(だまし取る)
こんなイメージが頭の中に浮かんでくるからではないでしょうか。
小さい頃からお金の教育をされていないことで、
「お金を欲しがるのは悪いこと」だったり
「お金持ちは悪い人」のような刷り込みがあります。
昨今、政治家の裏金問題とかもあるし……ブツブツ
この話を聞いてどう感じますか?
パスタ屋さんをはじめた友人がオープン当初、試食をしてもらうために知り合いに無料でパスタを食べてもらっていたそうです。
その後、知り合いのなかに「友だちなんだから安くしてよ」「今日もタダで味見してあげるよ」と言ってくる人がいたそうです。これこそが詐取です。
起業当初はモニターを依頼することもあるでしょう。
その時に気をつけて欲しいのは、モニター価格の理由をしっかり伝えることと期間を決めることです。
たとえ趣味の延長線上であったとしても、材料費や光熱費はかかっているのですから、それは必ず請求しましょう。
プレゼントなら別ですけどね。
すべてのビジネスは相手の望みを叶えること
ビジネスというと堅苦しいので、日常生活に置き換えて考えてみましょう。
スーパーでお買い物をすれば、必ずレジに並んでお金を払います。欲しいものがあるからお金を出して買うという当たり前の行為です。当然ですが、いらなければ書いません。
虫歯になって歯医者に行ったとき、給料日前だからと安くしてもらうことはありますか?
高級な美容院に行って「お客様は(貧乏そうだから)料金を安くしておきますね」と言われたら、どう感じますか?
対価を払うからこそ、お客様は遠慮せずに気持ちよくサービスが受けられます。
そんな大事なことに気づけていなかったわたしは、
駆け出しの頃「安くしなくちゃお客様は来てくれない」と
思い込んでいました。
お客様は安いものが欲しいわけではありません。
自分にとって必要なものが欲しいのです。
奪うのではなく与えることを意識する
お金を受け取ることは奪うことではありません。
安くすることが喜ばれることでもありません。
本当に欲しいのは「自分にとって必要なもの」だからです。
わたしがアロマ講師として起業したきっかけは、なりゆきのようなものですが、もともと「人に教えたい」という欲求をもっていました。
知りたいことを、知りたい人に教えるということは
知りたい人の「願望」を叶えることです。
そう考えることで対価を受け取れるようになりました。
ここで意識しなければいけないことがあります。
お客様は何を求めているのか
どうすればお客様に喜んでもらえるのか
お客様の未来をもっと快適にするには何が必要か
お客様は自分にとって無駄なものにはお金を払ってはくれません。この3つを徹底的に考えましょう。
考えた結果、自分には無理ならば他を紹介する方法もあります。
お客様が望んでいることを叶えるために、必要な商品やサービスをとことん考えることは、大企業の社長でも女性のひとり起業でも同じことです。
お金を受け取れないには、もう一つ「自信がない」という
理由もあります。これについては、また別の機会に書きます。
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