アントニオ猪木

私的プロレススーパースター烈伝④アントニオ猪木

今回は”燃える闘魂”アントニオ猪木さんのご紹介です。私が今更説明するまでもないんですが、馬場さんの例もありますし、我々世代では常識と思えることでもあえて書いてみようと思います。

ここで書きたいことは主に以下の3つになります。

①猪木さんは最初から燃える闘魂ではなかった
②炎のファイターはもともと違う人のテーマ曲だった
③闘魂タオルの色は赤だけではない

まず①ですが、日本プロレス時代の猪木さんのニックネームは「若獅子」でした。実はこの時代の猪木さんのタイツは黒でもありません。古い映像を見ると黄色やオレンジも着用していますが、20代の猪木さんと若獅子というニックネームにはむしろしっくりきているように思います。

②は有名な話ですけど、もともとはモハメド・アリのテーマ曲でした。1976年の異種格闘技戦を通じて友情が芽生えたアリと猪木さんですが、このテーマ曲はアリサイドから贈られたものです。それを猪木バージョンにしたのが、炎のファイターなんですね。

③は①ともかぶるところですが、よく見ていくと紺や黒なども使用していた時期があります。しかし燃える闘魂というフレーズが定着してから、特に現役引退後の猪木さんは赤で統一しているようですね。

まあ、かきだすと止まらないくらい猪木さんについては書きたいことがありますが、今回はこれくらいにしておきたいと思います。

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両親2人の介護を一人でやってます。プロレスブログ「せかぷろ」&YouTube「チャンネルせかぷろ」主宰。現在ステージ2の悪性リンパ腫と格闘中。