ブラックじゃないのに、次々に人が辞める会社の特徴7選(実体験)
こんばんは。
以前勤めていた会社の話ですが、勤続年数が浅い人(MAX3年)が次々に辞めていたんですね。
ふと気になったので記憶の範囲で離職率を出してみました。
ちなみに今の離職率平均は13.9%だそうです。
離職率はこちらの計算式で。
※この他にも出し方があるみたいです
計算したところ、14.3%でした。
平均を少し上回る数値ですね。
そんなに高い離職率ではないものの、次々に人が辞めていく会社に勤めていた私が、実体験を元にお話していきます。
※個人の意見です
ほぼ社長が原因かも…?
ブラックじゃないのに、次々に人が辞める会社の特徴
行事・付き合いが多い
プライベートとお金が削られ、ストレスがたまってしまうからです。
新年会
忘年会
歓迎会
送別会
社員旅行
毎週の飲み会
とにかく行事や付き合いが多かったです。
社長の気分で取り行われるので、頻度がバラバラ。
すごく多い年もあれば、ぱったりと無い年もある。
行事ごとに幹事が選抜されるので、絶対やらなきゃいけません。
それも全部こちらで決めさせてくれるならいいですが、
お店選び、メニュー決め、人の配置、出し物…etc
ただでさえ仕事で手一杯で残業もあるのに、必ず社長とたっぷりと時間をとり話し合いを重ねなければなりませんでした。
選ばれる幹事も社長の気分なので、順番ではなくランダム。当たらない人もいれば何度もやらされる人もいる。
やらされる人はみんなへとへとでした。
自己肯定感・やる気が下がる雰囲気
雰囲気って仕事のモチベーションを上げ下げする重要な要素です。雰囲気が悪ければモチベーションが下がり、辞めたくなるからです。
そこは社長自ら、社員を見下す発言をしていました。
しかもほぼ毎日。
「自分が1番優秀」をアピールしたいようで、鼻で笑いながらお話ししてました。
社長と役員がよく雑談しながら仕事をしてたのですが、雑談の内容が
あいつは使えない
うちの社員はレベルが低い
頭が悪い
それを、他の社員が聞こえる場所で話すんですよ。
じゃあ何で採用したんだよ。
っていう話ですが、
これ、聞いていて当然気分が良いものではありませんでしたし、自分も言われてるんだろうなーと思って自己肯定感も下がるしやる気も奪われてました。
社員が社長の愚痴を言っている
愚痴を言う=社長が尊敬される存在ではない
尊敬できない社長の下で働く意味が分からなくなり、辞めたくなるからです。
社長が社員をよく言ってないのですから、当然社員も社長の愚痴を言うようになります。
でも
「何でそんなふうに悪く言うの?」という感想にならなかったのが答えだったなと思います。
上司が仕事内容に不満をもっている
上司が今の仕事を嫌々やっていると知る
→全然楽しくなさそう
→未来の自分の姿がこれかぁ絶対なりたくない
となり辞めたくなるからです。
ある飲み会で、酔いに任せた上司がこんなことを言っていました。
「こんな仕事やってられるか!」
部下に言うべきことではないはずなのに、我慢ができなかったほどストレスを抱えていたのでしょう。
上司ってある意味自分の未来の姿なので、こんな風になりたくない!と思って辞めたくなりましたね。
社長の社員に対する好き嫌いが顕著
嫌いの方になった社員はそりゃ面白くありません。
自分を好きになってくれる社長のところに行きたくなるので、辞めたくなります。
とにかく好き嫌いが分かりやすい社長でした。
好き↓
飲み会に頻繁に誘う・隣に座らせる、個人的に土産を買ってくる、手厚い送別会
嫌い↓
飲み会に誘わない、お願いしても相談の時間をとってくれない、送別会なし、いつまでも名前を間違えて呼ぶ
好かれても給料や役職が上がるわけではないので特に意味もなく。
入社後にならないと分からないことですが、この人柄だと分かっていたら入社してなかったと思います。
社長がハラスメント発言
これなブラックといわれればそうかもしれませんね。
ハラスメント発言は、気分を著しく害するしずっと心に残ってストレスになり、辞めたくなります。
私が受けたハラスメント発言は
体に関すること(体重や胸のカップ数を聞いてくる、体型のことを言われる)
モラルに関すること(「そんなんだから結婚できないんだよ」と言われる) うっせえよ
性に関すること(生々しいので自粛します…)
上司ならまだしも、社長が言うのは誰も注意できず改善されないまま。
鬱陶しいし気持ち悪くて無理でした。
突発的な残業が度々ある
すごく疲れるし予定が入れられません。プライベートが削られて、何のために生きてるのか分からなくなり、辞めたくなります。
突発的な残業になる理由が
「今日の分の仕事が間に合わない、終わらないから自主的に」
ではなく
「今日の分ではないけど、今日やっておけば明日以降楽になるから、やっちゃおう」※上司の指示
みたいな感じだったんですね。
文字通り明日以降楽になるわけではなく、明日は明日でまた新しい仕事があるのでまた同じことの繰り返し。
残業する時って基本休憩しないことが多いと思います。
そうなると、お昼休憩から夜8時あたりまで座りっぱなし、考えっぱなしになって、ダメージがすごく多い。
あと、仕事終わりに予定が立てられなくなる。
そりゃ嫌になるさ。
辞めていくのはみんな20代だった
退職者の共通点が、勤続年数が浅いことに加えてもうひとつありました。
それは、皆20代だったこと。
まだ若いうちなら転職もしやすいですから、早めの判断をする人が多かったのだと思います。
あなたの会社はどうですか?
何かの参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?