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「院生活レポート 授業割り」 臨床心理士への随録 心理学

写真は授業後の教室の様子です。私たちは赤坂に新築された校舎の一期生で、最高の環境の中で学び始めました。

「学生」。。。なんとも甘美な響きですが、臨床心理学研究科の院生活は結構ハードです。幸いなのは、興味ある分野の勉強なので、授業中まったく眠くならないことと、予習も復習もレポートのための調べ物も嫌じゃなく全てが面白いと感じられることです。授業の時間割りと私の前期の週スケジュールを紹介します。

【月】3限 産業心理/ 4限 教育心理/ 5限 量的研究法
【火】2限 臨床心理特論/ 4限 心理査定/ 5限 心理面接
【水】4限  自己心理/ 5限 保健医療
【木】2限 福祉/ 3-4-5限 基礎実習
【金】3限 質的研究法
【土】1限 がん知識/ 2限 医療安全/ 4限 がんカウンセリング

1限 9:00-10:30|2限 10:40-12:10|3限 13:00-14:30|4限 14:40-16:10|5限 16:20-17:50|6限 18:00-19:30|7限 19:45-21:15

空き時間は講義の予習復習とレポート課題にあてています。カリキュラムは2015年にできた国家資格 公認心理師に対応しており、昨年より単位数が多いそうです。加えて個人的に"がん医療プロフェッショナル"を目指した養成プランも履修するため、土曜日も講義があります。後期になると1限の授業が週3回あるようです。臨床心理学は卒業必要単位数上、日中就労しながらの入学が不可能なため、6・7限の授業はほぼありません。この時間帯は、看護学・医学・薬学・福祉学領域の科目が設定されています。

夏以降はここにゼミ・修士論文・学内外実習、日曜日は学会研修への参加(不定期)が加わってきます。先日のガイダンスで先生から、「クライエントとの面談の時だけちゃんと振舞うなんて出来る訳がない。日々のすべての言動と思考を臨床心理士としてのトレーニングと思い、今までの自分をある意味で捨てて変化してもらう。」と言われました。改めて、生半可な気持ちで臨床心理士は目指せないんだなと噛みしめています。

まずは二年間、私の時間の大半を、臨床心理の世界に捧げます。