手負いの野獣今のビットコインに接近戦は不利

手負いの野獣~今のビットコインに接近戦は不利でしかない(クリプト通信2019年10月30日)

一気に上昇を決めて1万ドル超えを達成したビットコイン。ただ少し息切れ気味な様相も見せているハロウィン前夜ですね。

そういえばSatoshi Nakamotoがホワイトペーパーをアップロードしたのが10月31日のハロウィンだったそうですね。

何となく記念日を祝いたい気分になっても良いのでしょうが、ビットコインのトレーダーはそれどころでは無いかもしれません。

今は速度もボラティリティも規則性が(一見すると)なく、よほどの集中力と事前準備がないと厳しいコーナーに押し込まれそうな状況です。

では今のような状況で、どのようにマーケットと向かい合っていけば良いのでしょう?

下の動画は、今週のクリプト通信で配信した講義の一部を公開したものです。

手負いの野獣と化した今のビットコイン。向き合い方の参考にして頂ければ幸いです。

続編では、以下のタイトルで動画講義を受講頂けます。

講義の目次

01-今のビットコインに接近戦は不利~手を出すエリアを決めることが先決(冒頭の動画)
02 利下げを織り込みすぎた市場~逆に振れたときのインパクトが大きくなっている
03 見事すぎる採掘者のヘッジポジション~7800を割った最後の一押し下落前の攻防
04 下落前に出るシグナル~今はこの3つ
05 オプションの建玉は片寄っている
06 ニュースの先にある着地点を先回りしておく
07 ビットコインへの資金流入・流出の状況を数字で確認しておく
08 全般考察:下落リスクへの備えは抜かりなく~原油市場に酷似した今の市場構造
09 今取るべき売買戦略は相手の間合いを計りつつ真ん中はスルーが吉(かもしれない)

合計で9つ、56分49秒の動画講義となります。

ご興味をお持ち頂けましたら、ぜひ続編をご覧くださいませ。


※ この動画はココスタの「週刊クリプト通信」で配信している動画講義「vol.111 今のビットコインに接近戦は不利~手を出すエリアを決めることが先決ほか(2019年10月30日)​ 」となります。

すでに受講されている方は、同じ動画となりますので、購入をされませぬよう、ご注意ください。

2019年11月2日追記

10月29日〆のCMEポジション動向レポートからの考察をPDFで追記しました。

メチャクチャに興味深い動きとなっています。

大手マイナー達が売り玉を建てる価格帯も、およそ特定ができた感もあります。

COTレポートに関して言及されることも増えてきているので、一つだけ実務レベルからのアドバイスを書いておきます。

ビットコインに関してのCOTレポートは、実は不完全極まりないものです。

なぜなら現物取引がないので、商業筋が存在をしていないから。

だから他のアセットで使っている方法を当て込んでも、あまり示唆を得ることが出来ないのです。

ただ特定の部位の数字を追うことで、特定のプレイヤーが何をしているのかはある程度の推察ができます。

こうした内部動向にご興味のある方に、是非呼んで頂きたい臨時コメントです。

ーーー ここから本編です ---

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