相場の始まりと終わりをポジション動向から把握する方法

相場の始まりと終わりをポジション動向から把握する方法ほか(2019年9月14日:深読みウィークリー)

相場の立ち上がりは、一般の市場参加者よりも先を見ているスマートマネーが作る。

そんな印象を持たれている方も、多いのではないでしょうか?  

確かにそうかもしれません。ただ、トレードを行う上で私たちが知りたいのは、、、

どうやって自分のポジションを有利な場所で建てるか。

この一点に尽きます。

ではスマートマネーを追うことで、優位性のあるポジションは作れるのでしょうか?

本当に市場をうまく乗りこなす達人が、その足跡を見せることはありません。 

ではどうすればよいのでしょう?上のツイートに書いてますね。そう、「下手」なプレイヤーの足跡を追うことです。

特に、今のゴールド市場を見ていると、上の動きが如実に表れています。

現在進行形で、だれがどのポジションを作っているのか?今の上昇トレンドは続くのか?それとも頭打ちになるのか?

現在進行形の市場を実例に、一緒に考えていきましょう。

なお、今回の「深読みウィークリー」では、以下の内容をカバーしています。

〇 相場の始まりと終わりをポジション動向から把握する方法ー内部都合の動き

〇 金利がちゃぶ台をひっくり返した1週間を確認

〇 逆風のゴールド&なぜプラチナが強いか

〇 原油は新局面に入る前提でポジションが積まれている

〇 為替は踏み上げポンドに日銀ドル円

日曜日に深読みを見られた受講生の方からは、こんなコメントを頂いていました。

自分がポンドを1.25で日本時間にショートしたツイートへのご返信です。

受講生の方が意思を決める何かの参考になったのであれば、本当にうれしいです。

ただ一つだけ注釈を入れておくなら、これで利益を上げているのは受講生の実力です。自分の講義はきっかけでしかありません。

何かの気づきを得るために人の視点を「使う」。そんな風に活用をしていただければ幸いです。

また本日は原油が大きく窓を開けてから寄り付きました。

金曜日の夜、原油はロングを入れておりました。

朝一の寄り付きで利確。使っていたのがCFDの口座だったので値が先物よりも少し上に飛んだ影響もあるようです。

もちろん週末のサウジ原油施設がドローン攻撃を受けた件によるものですね。

そんな事件は予測のしようがないのですが、一つだけ言えることがあります。

それは、もし原油価格がすでに$60を超えていたら、同じ事件が起こっても値は跳ねなかっただろうということです。

講義の配信時点では「事件」は起きていなかったので、あくまでもファンダメンタルで上昇の圧力が強いことを述べているにとどまっています。

こうしたファンダメンタルや市場参加者の偏りなどから絞り込むアプローチを好まれる方は、ぜひ先をご覧になってみください。

※ この動画はココスタの「実戦トレーディングカレッジ」にて配信している動画講義となります。すでに受講されている方は、同じ動画となりますので、購入をされませぬよう、ご注意ください。(9月14日夜に配信済)

それでは、さっそく続きの講義を進めていきましょう。

ーーー以下は本編となりますーーー

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