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自分は臓器提供カードを持っています。が、

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過去日記シリーズ
11月6日の日記。




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午後休を取った。
本当だったら全休(有給消化)だったけど、
休みや外出が多くて人が足りなかった。
うちの仕事は午前に人がいれば
なんとかなるっちゃなる。

12:45の退勤を目指していたけど、
そういう時に限ってトラブルは発生する。
食べ物関係の仕事なので
賞味問題が起きててんやわんやした。
結局為す術もないので先方に確認して
オッケー貰いましょう、になったけど。
隣の課長を巻き込んでお願いしてきた。
やるべきことはやったはすだ。
なんなら私は巻き込み事故だったし
そもそもはうちの課長の早とちりというか
全体の未確認のせいだし…。
なんで気づいたのか、それは知りたいな。





結局12:59に退勤し、
駅前まで来てお昼を食べた。
平日のお昼ごはんってどうして
あんなに食べられないんだろう。
平日の夜とか休日の昼なら
2人前くらい平気で食べられちゃうデブなのに
平日はちっとも入っていかない。
しょっちゅう午後にうっぷ、ってなってる。
今日も、この後は自由だというのに
普通の定食でお腹パンパンだった。おなパン。






スニーカーとキャリーケースを探して
デパート?を歩き回ってたけど
気に入るものが見つからなかった。
なんならキャリーケースは
KEYUCAでしか現物見られなかった。
おなパンで爆裂眠かったので
スタバに逃げて冷たいの飲みたくて
エスプレッソなんちゃらフラペチーノを
飲んで若干のカフェインを摂取しながら
東野圭吾の「人魚の眠る家」を読み切った。
私にしては珍しく難しいテーマを読んだと思う。
貰わなきゃ読まない、けど面白かった。

ざっくりいうと、
とある一家の娘が事故で脳死と思われる状態に陥り、
臓器提供の選択を迫られた夫婦は
娘が目覚めることを願い拒否する。
娘の身体は様々なIT機器による手術と
トレーニングを行い、目覚めないままだが
母親が機器を操作する事で
身体を動かす事が出来るようになる。
一方で、病気の幼い子供を持つ家庭は
脳死で亡くなった子供のドナーを待っている。
懸命にトレーニングをする母親、
協力する父とその部下、
娘の部屋に寄り付かなくなった息子、
事故に合わせてしまったことを悔いる実母、
娘に会いに来る妹と妹の娘、
眠ったままの体を動かすことを
受け入れられない義父…。


人としてどこまで許されるか
一線を超えるかというような
善悪が問われるというか
語彙力のない私には全く説明出来ないけど、
何が正しい、とは言いきれない
考え方や立場がそれぞれ違う人間たちの
葛藤が表現されていてとても面白かった。
面白かった、って言って良いのかな。良いか。
てか上で書いてしまってたわ。

でも読んでて、
私はこんな風に人を真剣に愛したり
大切に思ったり身を呈して守ったり
できる日は来るのかなと
ぼんやり思ってしまって、
面白かったはずなのに
なんだか悲しくなってしまった。



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めずらしく日記らしいわ。
これ以降新しい本読めてない。よくない。

今日のおすすめ。


マヂカルラブリー優勝おめでとう〜!

感想一生懸命書いてるけど終わらない……

更新57回目。

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