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Code for Nerima多言語カフェ#001!

2019年4月7日に開催された「Code for Nerima多言語カフェ」についてレポートします。3月21日のトライアル実施を経て、今回が記念すべき第一回です。(トライアル開催のレポートはコチラ
今回の参加者は28名。会場は練馬駅から徒歩1分の複合施設Coconeri、我々Code for Nerimaのホームグラウンドです。

はじめに


多言語カフェと聞くと、どんなイメージを持ちますか?
「英語の勉強ができそうだな!」と思うかもしれませんが、この集まりは勉強ではなく”普段は触れられないコミュニケーションに出会い、衝撃をうけつつも、知恵を絞って意思疎通できるよう実践する場”のように感じました。そして言語も、英語をはじめとした外国語だけでなく「手話」言語を使う人も参加して雰囲気を盛り上げます。

*ウェルカムボード。次は参加者持ち回り制作で各々の感性を表現します

ルールについて


まず、参加者全員に紙が1枚配布され、各人がグループで話題にしたいトピックを記入します。そしてトランプを使って3~4人ごとのグループに分かれてグループトークを行います。
自己紹介をしてからトピックについて話しますが、グループメンバーのコミュニケーション方法が異なる場合などは自己紹介も時間がかかります。これもまた、コミュニケーションの醍醐味でしょう!
1サイクルが20分程度なので、4~5サイクルが目安でしょうか。回ごとに顔ぶれがかわるのが新鮮です。今回は日本語・英語・手話(ろう者)のミックスのグループが誕生していました。この先、様々な言語の使い手が参加してくるようになると更に混沌…いえいえ、更に面白くなりそうです。

*今回集まったトピックの一例です

実際の様子

*筆談も有効なコミュニケーション手段です

日本語話者だけのグループがどうしても生まれてしまい、その場合は単なる雑談になってしまうので、敢えて制約を入れて試行錯誤していました。最初は筆談をやってみて、物足りないので「漢字のみ使用可能な筆談」などアイデア勝負です。次回はアイマスク、耳栓といった物理的に感覚を塞ぐアイテムを投入する予定です。

今回は手話で話すろう者・難聴者と、練馬で長く活動をしている「手話サークルこぶし会」のメンバーが多数参加してくれました。

*手話で話している様子(この画像で伝わりますかね…)

クロージングでは本日参加していたろう者の牧原さんが、自身が代表を務める「東京ろう映画祭」についてプロモーションしました。グレードの高い読取り通訳は、手話サークルこぶし会さんの面目躍如です。

*東京ろう映画祭の公式ページはコチラ

その他


継続的にイベントを実施するために、投げ銭用の貯金箱を置きました(施設使用料に充当します)。受付時に入れるよりも「楽しかったー、次回もまた」と思った方に入れて頂けると嬉しいです。

*やけに可愛いデザインの貯金箱

ある筋からの情報では、本日は区職員(地域振興課)の方も参加されて、雰囲気を味わっていたそうです。我々Code for Nerimaは区との協働も謳っており、多言語カフェでコラボできたら楽しいですね。
★当団体の活動に興味がある方はこちらのスライドをご一読下さい

また始まったばかりの「Code for Nerima多言語カフェ」。参加者から意見をフィードバックしてもらい、回を重ねながらルールを練り上げて行く予定です。このnoteを読んで興味を持った方はぜひ、次回の参加をご検討下さい。

今後の予定
2019年4月27日(土曜) 19時開始
2019年5月4日(土曜) 14時開始
※場所はいずれもCoconeri(練馬区練馬1-17-1

(たかやなぎ)


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