見出し画像

コードクリサリスのイマーシブ・イマーシブパートタイム入学プロセス全貌解明 - 2021/6更新版

こちらの記事はコードクリサリスの以下のコースに入学をご検討されている方に対して、入学のプロセスをご紹介するブログです。

・英語イマーシブ
・英語イマーシブパートタイム

最初に結論を示しておきますが、完全な初心者でもまずはこちらから、入学担当が行っている無料のコンサルテーションをご予約いただいて、どのコースがご自分に向いているか、入学試験に向けてどのような勉強をすれば良いかをぜひお話しさせてください。

なお、初心者向け基礎プログラムであるファウンデーションズ及びファウンデーションズライトは、Webサイトからの申し込み後、弊社スタッフとの面談を経て本申し込みとなります。ぜひこちらから内容をご覧いただき、お申し込みください。

.    .   .

2021年6月更新 : 昨年、3ヶ月で即戦力のエンジニアを目指すイマーシブコースの入学プロセスを変更しました。ですが、昨年の変更によって、技術面接に無断欠席する方が増えてきました。また、本当に興味がある方が技術面接を予約できないという状況が続いておりました。

そのため、申込みフォームを入力する前に、基本的なコーディングの問題に挑戦していただく入学プロセスへ戻させていただきます。また、技術面接を行う前に、基本的なコーディングの問題に挑戦してもらうことで、どのようなことを技術面接で聞かれるかを知ることができます。

.   .   .

イマーシブやイマーシブパートタイムの入学プロセスのユニークな点として、プログラミングの試験があります。ただしこの試験は高校入試や大学入試のように一回しか受けられないのではなく、同じ期に向けて何回でも受験可能です。例えば、イマーシブに申し込みたい場合、それまでに3回でも5回でも受験可能です。また、入学試験を受験する際は受講の期を確定する必要もございません。つまり、入学試験合格後に、ご自身の予定に合わせて受講の期を確定することも可能です。

またもちろんのことですが、この入学試験を合格して受講の期を確定してからのお支払いになるため、それまでは一切費用はかかりません

イマーシブに入学するために入学試験が必要ということから、IT業界での経験が必要なのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、卒業生の77%が全くIT業界とは関係ない業界からのキャリアチェンジを果たしておりますむしろキャリアチェンジに則しているとも言えます。日本国経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座と、CIRRというシリコンバレーにあるプログラミングスクール連合に同時に認定されている日本で唯一のプログラムです。

この入学試験の時間は、同時にコードクリサリスのインストラクターによるメンタリングの時間にもなっていて、入学試験の内容を通してプログラミングの学習を進めます。もし問題を解けなければ、それに対して学習の計画を一緒に立てます。無料でメンタリングし、どのように勉強すれば合格できるか、何を勉強すればよいかをお話しします。いわゆる学校でのテストではないため、気軽に入学試験をご予約ください。どのように合格できるか、一緒に話し合って勉強しましょう。また、そもそもイマーシブとは?コードクリサリスとは?といった質問は、入学担当スタッフによる無料のコンサルテーションも用意していますので、こちらからぜひ都合の良い日時をご予約ください。

自己学習 vs ファウンデーションズ/ファウンデーションズライト

コードクリサリスでは初心者向け基礎プログラムとしてファウンデーションズファウンデーションズライトを開講しています。こちらはイマーシブやイマーシブパートタイムとは独立したプログラムで、必須のプログラムではございません。ただし、プログラミング自体を体系的に学び、いかに自分でアルゴリズムを書けるか、実践のプログラミングで使う便利な記法をいかに使いこなせるかを重視しているプログラムで、効率的に学べることはお約束いたします。

ファウンデーションズファウンデーションズライトの2つがございますので簡単にご紹介いたします。詳細はそれぞれのWebページをご覧ください。

ファウンデーションズは以下のような方に適しています:

- クラスに集合して勉強し、インタラクティブな授業を好まれる方
- リアルタイムに質問し、その場で疑問を解決したい方
- 自分のペースを自分で律することが苦手な方
- 効果的効率的に学習し、勉強期間の短縮を図りたい方

ファウンデーションズライトは以下のような方に適しています:

- インタラクティブでなくても良いが、質疑応答できる相手が欲しい方
- 効果的効率的に学習できる、体系的な教材を使いたい方
- 本当はファウンデーションズに参加したいが、時間が合わない方(週1回オンラインの勉強会をご用意しているため)

自己学習で進める方も、どのような学習をすればよいかを後述いたしますのでご安心ください。

イマーシブとイマーシブパートタイムの入学プロセス

イマーシブの入学プロセスは大きく3つのステップがございます。

1. Webサイトから「申し込み」ボタンを押していただき、基本的なプログラミングの質問へ解答していただく(この時点で一切お支払いは発生しません)※2021年6月更新
2. 入学試験の時間をご予約いただく
3. ご予約いただいた時間でインストラクターがプログラミング学習に関するコーチングを行いながら、入学試験の合格を目指す

※ 2に関して、前述のとおりですが入学試験はいわゆる寡黙なテストではなく、インストラクターとのコーチングセッションを通して入学試験を目指すものとなっております

入学試験を合格し、入学する期を決定してからの、学費のお支払いとなります。その後プリコースと呼んでいる事前課題があり、これを実施していただきます。この事前課題では宿題、プロジェクトやテストがあり、これらをインストラクターのサポートを受けながら入学までに完了していただきます。

ここまでが概要のご説明となります。何かご質問等があれば以下のQRコードがコードクリサリスのLINE公式アカウントになりますので、ぜひお問い合わせください。

画像1

ここからは具体的なイマーシブの入学プロセスのご説明です。

1. Webサイトから「申し込み」をクリック&プログラミングの基礎学習

前述のとおり、Webサイトの「申し込み」や入学試験時点では一切のお支払いは発生しません。入学試験時間におけるインストラクターによるコーチングの時間で、プログラミングの基礎学習方法や自分のキャリアチェンジに関するお悩み等をコンサルティングいたしますので、ぜひ一度入学試験をご予約ください。コンサルテーションのために、Web サイトの「申し込み」ボタンをクリックしていただき、申し込みフォームの入力と基本的なプログラミングの質問へ解答していただきます。コーディング面接に合格後、入学試験の時間をご予約いただけます(会議予約アプリにリンクされています)。

ログインや申し込みフォーム等の記入の"前の"、コンサルテーションも大歓迎です。その場合は上述のLINEやこちらからオンラインでのコンサルテーションをご予約いただけます(会議時間予約アプリにリンクされています)。

インストラクターによるコーチングセッションであること、ソフトウェアエンジニアによるキャリア相談ができること、入学試験に向けた着実な計画ができることからも、ぜひこの入学試験の時間を有効活用ください。

オンラインの教材を活用して基礎を学習

最初のステップとしてProgateのJavaScriptのコースのJavaScriptⅠJavaScript ⅡJavaScript Ⅲまでを取り組んでみてください。dotinstallやYouTube等を活用していただいても構いません。なお、Progateで学習される場合、まずはES5から学習してみてください。ES6はモダンな文法ですが、ES5を知っていてはじめてそのフルパワーを活用できるものなので、まずはES5から始めましょう。

日本語プログラム事業責任者の新徳雅隆が、YouTubeでプログラミングの基礎学習シリーズを作っていますのでもしよければこれもご活用ください

1つだけ気に留めていただきたいのは、入学試験ではプログラミングの基礎的な文法の知識自体と実際に自分でそれらを使って書けるかを試します。問題自体は全く難しくはありませんが、自分で書けることを重視しています。これは読むだけなら多くの人はできますが、書くことになると急に難しくなるからです。ぜひ学習時は自分で暗唱して書けるところまでやってみてください。これがコードクリサリスの卒業生のエンジニアリング力が強い1つ目の秘訣です。

また、イマーシブの入学試験ではHTMLやCSSの知識は一切問いません。JavaScript の学習に徹してください。HTMLやCSSは事前課題やイマーシブ期間中にしっかり学習します。

英語が読める場合:Eloquent JavaScript 2nd edition 1章〜3章

もし英語を読むことにストレスを感じない場合は、Eloquent JavaScript 2nd edition の第1章から第3章までを読んでみてください。気をつけていただきたいのが、最新版は 3rd edition ですが、2nd edition を読んでみてください。理由は以下です。

- 2nd edition はES6という最新の文法に言及していません。イマーシブではES6を多用しますが、初心者の段階ではまず伝統的な文法を使って学習してみてください。また、伝統的な文法を学習しておくと後で役に立つこともあります。
- 伝統的な文法を理解しないままに新しい文法を学んでしまうと、正しい理解にならない可能性を生みます。特にES6は歴史的にも伝統的な文法の課題に基づいて組み立てられていることから、伝統的な文法がわかっていないと、なぜES6がそのような動きになったのかを理解できず、応用が効かないからです。応用力を自発的に発揮できるエンジニアを育成するため、この点は私たちを信じて学習してみてください。

Eloquent JavaScript をお読みいただく場合は、オンラインバージョンを強くおすすめします。オンラインバージョンではコードスニペットが用意されています。

// Original syntax
function addOne(num) {
  return num + 1;
}

// ES6 syntax
const addOne = num => num + 1;

// You can also do ++num, but we wrote it out for beginner-clarity.

Eloquent JavaScript 2nd edition 2章〜3章のエクササイズ

前述したとおり、自分で書けるまでの理解をするために答えを見ずに書けるまでエクササイズをやってみてください。

2. 基礎的な問題を難なく解けるようにする

英語が読める場合:Eloquent JavaScript 2nd edition 第4章

ここでも前述したとおり、答えを見ずに解けるようにしてください。もちろん最初は答えを見てどのように書くのかを理解するのは構いません。その後に、答えを見ずに書けるように複数回繰り返しましょう。

第4章から概念的に難しくなります。もし難しいと感じた場合は第1章〜第3章を復習したり、後述する他の教材を試してから戻ってくることをおすすめします。

オンラインのコーディングチャレンジを試してみる

Code Wars - 8級から始めてみてください。
Coderbyte - 10個の無料のチャレンジを試すことができます。
CodeSignal - チュートリアルを通して問題を解くことができます。

英語と日本語の両方に対応:javascript.info

javascript.info は英語のページと日本語のページの両方が用意されています。イマーシブの入学試験に必要なのは以下の章です。

- 1.1 - 2.18
- 4.1
- 5.1 - 5.5
- 6.3

気にとどめておきたいのは、javascript.info にはさらに踏み込んだトピックもたくさん用意されています。イマーシブの入学試験対策については上記の章に限定してまずは学習してみてください。

3. インストラクターと入学試験対策の学習

入学試験は1対1のペアプログラミング形式で行います。ペアプログラミングでは皆さんはキーボードを触ることができません。試験官となるインストラクターが、画面を共有してインストラクターがキーボードを操作するので、どんなプログラムを書いてほしいかを口頭でインストラクターに指示いただきます。口頭で指示ができることは理解できていることを表すのでこの試験形式にしており、逆に言えばとにかくいろいろ書いてみて正解にたどり着くのはソフトウェアエンジニアとして通用しません。

前述のとおり何度でも試験を受験できますので、何度も受験しながら慣れていきましょう。この受験と自己学習を通して、いつのまにかイマーシブに入学できる基礎力を身につけられるようにしています。

入学試験の範囲は以下です。

- 基礎的なデータ型
- 配列とオブジェクト
- ループ(for in loop, for of loop, for loop)
- 条件分岐(if 文)
- 関数
- 高階関数
- コールバック関数
- クロージャ

javascript.info で徹底的に復習

(再掲)javascript.info は英語のページと日本語のページの両方が用意されています。イマーシブの入学試験に必要なのは以下の章です。

- 1.1 - 2.18
- 4.1
- 5.1 - 5.5
- 6.3

英語が読める場合:Eloquent JavaScript 第1章〜第4章

どの教材を使う場合でも言えることなのですが、答えを見たり今まで自分が書いたコードを見たりしながら書くのでは、ペアプログラミングの練習になりません。試験中は今までご自分が書いたコードを見ることはできないからです。ぜひ、暗唱して書けるようにしてください。

英語が読める場合:Eloquent JavaScript 第5章

このセクションは難易度が高いので、ぜひ時間を取って読み進めてください。また以下のセクションは不要です。

- JSON
- “The Cost” through “Binding”

そしてエクササイズに取り組んでみてください。

JavaScript について調べるときはMDNがおすすめ

MDNは JavaScript の公式ドキュメントのようなものです。日本語でも表示できるのでぜひ使ってみてください。他のドキュメントは誤りが書いてあったり、Qiitaはすべての文法を理解している前提で書かれていたりすることが多く、かえって混乱を招く可能性もあるので気をつけてください。

4. 入学試験に合格

入学試験に使用するすべての問題に合格できない場合は、インストラクターからフィードバックやなにを学習すればよいかをお伝えします。それに基づいて学習し、また1週間後を目安に入学試験の時間をご予約ください。

先述したとおり、入学試験を合格して入学する期を決定するまで一切のお支払いは発生いたしません。また一切プログラミングのスキルがなくても入学試験に来ていただき、インストラクターによるコーチングを受けることができます。何回でも受験し、インストラクターとともに学習をすすめることが可能です。

入学を希望され、学習を続けていただき、そのやる気がある限り、真のソフトウェアエンジニアになるまでサポートいたします。

入学試験でチェックする観点は以下です。

- 意思疎通ができるかどうか
- フィードバックを素直に受け取り改善できるかどうか
- 緊張に対して周囲に悪影響を及ぼすほど感情的にならないかどうか
- 概念的な理解が可能かどうか

5. 入学試験後の最終面談

入学試験を合格後、最後に面談を実施いたします。この面談ではプログラムに実際に入学される前に、コードクリサリスやイマーシブやイマーシブパートタイムに対して求めていることを教えていただき、スタッフがマッチしているかどうかを確認いたします。これによって最高の学習体験をお約束するように心がけております。

- カリキュラムやコーススケジュールを一緒におさらい
- 生徒の規則(Code of Conduct と呼んでいます)を一緒に見通す
- 英語イマーシブをご希望の場合は英語レベルのチェック
- お支払いの前にどのようなことでもご質問いただけます

そしてお支払いいただき、事前課題の開始、そしてご入学となります。

気をつけていただきたいこと

入学試験対策の学習には完全なプログラミング初心者である場合、60時間の学習を確保ください。1日2時間のお時間を確保していただいて1ヶ月となります。もちろん人によって幅はあり、20時間程度でクリアする方もいらっしゃいます。

プログラミングの学習はときとして概念的であるため、1人で学習することが非常に難しいことがあります。そのためコードクリサリスは入学試験の時間を試験と同時にインストラクターのコーチングセッションとしております。ぜひ完全に初心者の状態でも、ご興味があればすぐにご予約ください。一緒に勉強を進めていきましょう。LINEでの勉強の仕方のご質問でも大歓迎です。

また、ファウンデーションズやファウンデーションズライトを受講いただくと効果的かつ効率的に学習でき、さらにイマーシブの事前課題でもスムーズに進めることができます。ぜひご検討ください。

コードクリサリスからのアドバイス

- コードを書くことは、コードを読むこととは全く違います。ただ読むだけ、ただ指示に従って書くだけではまったくコードを書けるようになりません。ほとんどのコードクリサリスのファウンデーションズの生徒さんが、自己学習でこの点に苦しみ、入学されています。自己学習する場合は、いかに何も見ずに自分で理解して書けるかを突き詰めましょう。これは他のプログラミングスクールに通っても同様で、永遠に気に留めていただきたいです。

- コーディングしているときに出てくる赤線は無視しましょう。これは開発環境を使って学習する場合に限ります。開発環境によりますが、文法が誤っていることを自動で指摘してくれる機能があります。学習中はそれをまずは無視して書いて見るようにしましょう。

- エラーによって学習が進みます。エラーが表示されたらストップしたり慌てたりするのではなく、そのエラーを読んでください。実はソフトウェアエンジニアの働く時間の多くを、エラーを読んで意味を理解し、そのエラーを解決するために調査して解決することに割きます。つまり、エラーに対して苦しみを感じなくなることが必要不可欠です。

- 我慢強く一歩ずつ進めましょう。例えばキャリアチェンジしたい方は一刻も早く人気な技術を使えるようになりたい。スマホアプリを作れるようになりたい。そう考えて突然その技術を使おうとします。おそらく最初はなんとか作ることも可能でしょう。ただ、何がそこで起こっているのかを理解し、その先にはその技術に貢献できるほどに理解できないと、結局はお金になるほどの成果物は生み出せません。平たく言えば時間の無駄になってしまう。急がば回れで、まずは基礎から着実に積み上げましょう。基礎から着実に積み上げて最速で真のエンジニアになれる環境とカリキュラムを、コードクリサリスはあなたのために用意します。

- まずは一つのプログラミング言語から。Python, Swift, Kotlin, JavaScript, Ruby... どれを学習するか悩みますね。そして一気に学習してしまいたい。でもまずは1つ選んでください。そしてそれを極めましょう。1つ極めれば、その知識に基づいて簡単に幅出しできます。コードクリサリスではイマーシブのカリキュラム中に1週間で好きな新しい言語を学び、それでアプリを開発するというカリキュラムがあります。なぜそんなことが可能なのか。私たちを信じてください。秘密のソースは直伝になります。

卒業生からのアドバイス

画像2

EJSは必読です。じっくりと読んで、練習問題も全部やること。Codewarsも役立ちました。 — Charles Liu, CC6

画像3

もしイマーシブに入学するならフルタイムで仕事していたとしても、合格して入学することに集中してみてください。— Toru Eguchi, CC6

画像4

常に復習し、基礎をマスターすること。これらにとにかく時間をかけてみてください。 — Dustin Tran, CC5

コードクリサリスは東京・六本木で以下のコースを提供している学校です:

12週間のコーディング・ブートキャンプ
*初心者向け基礎プログラム:ファウンデーションズ/ファウンデーションズライト

コードクリサリスがなぜエンジニア育成の業界リーダーなのかこちらをご覧ください。

The English version of this article can be found here.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?