プログラムと美しさ:第三章 ロジック ―プログラミングは愛情―
どんな論理、手法、手順で組み立てられているか。一般的にプログラムの美しさというと、これを指すことが多いかもしれない。
ロジックは、短く簡潔にまとめられているのが美しい。
プログラミングにおいて、短さは善である。短かければ短いほど美しくもある。極端な話、コードを一行も書かないで実現できればそれがベストだ。一行でも書けばバグの可能性が生まれる。ゼロ行ならバグの入り込みようがない。かつてはプログラミング作業の成果を「ステップ数」と呼ばれる記述行数で測ることが多かったが、最