CoderDojo名護に参加して⑤

(CoderDojo名護に参加する子の保護者の方からCoderDojo名護に参加しての感想をいただきました。公開OKもらいましたのでシェアします。)

初めてCoderDojo名護に参加したのは昨年8月末。息子がHackforPlayにハマって半年近く経ち、もう少しプログラミングの情報や周りとの繋がりがほしいと思っていた頃でした。ネットでCoderDojoの存在を知り、しかもオンラインで参加できる道場もあるとTwitterで情報を得て、早速HackforaPlayの企画があったCoderDojo名護に申し込みました。たまたまその時は参加者が少なく、慣れないZoomでも子ども同士やり取りがしやすい状況だったので、同じテーマでゲームを作りながら、息子は大好きなHackforPlayを今まで以上に楽しむことができました。息子はそれまで1人でゲームをひたすら作っていたのですが、CoderDojo名護で人と繋がる楽しさを知ってからは、全国各地のCoderDojoに参加するようになり、他の子やメンターさんの作品を見て他のプログラミングにも興味を示すようになっていきました。息子はもともと興味の幅が狭く、特定の好きなものにだけに打ち込み、それ以外は全く興味を示さないタイプだったので、この変化に本当に驚きました。

また、息子は友達と楽しく遊びたい気持ちは人一倍あるのに、こだわりや興味の違いから、学校や近所の友達とはうまく遊べないことがよくありました。でも、同じ興味のある者同士が集まったCoderDojoでは自然に会話が弾み、周りから認められたり、褒められたりしているうちに自信がつき、普段の表情も明るくなりました。

最近はよく、名護のMinecraftDayに参加していますが、年齢や性別もバラバラ、毎回違うメンバーの中で多くの学びがあり、いい経験ができているなと感じます。Zoomで繋がりながら、みんなが自主的に作るものを決めたり、マイクラ内で建築物をお互いに見せて褒め合ったり、物資を分けあったりしているうちに、いつも自然に一体感や協力する雰囲気が生まれています。みんなで話しながら1つの作品を作り上げることの楽しさを味わうとともに、全員が気持ちよくプレイするためにどんなことを心掛けるべきなのか、協力して物事を行うためには何が必要なのかを知る良い機会になっています。実際に会わなくてもこんな経験ができるなんて想像もしませんでした。

プログラミングから始まった繋がりですが、スキルの向上だけではない沢山の楽しみ方がこの場にはあり、息子を成長させてくれています。遠く離れていても気軽に繋がれる場を提供して下さり、息子が新しい世界を知るきっかけを作って下さったCoderDojo名護にとても感謝しています。

CoderDojo名護はみなさまのご支援により運営されています。 継続して活動を続けるため、CoerDojo名護は寄付を受け付けています。