よかった。飽き性のぼくでもまだObsidian続いております。
以下これまでの記事を貼っておきますので、もしよければ覗いてもらえると幸いです。

第1回→初めてから1週間程度

第2回→使用環境や書いていることついての備忘録 (開始1~2週間目)

今回(第3回)はObsidianを始めてから1か月ほどになりました、というキリの良いところで記事を書こうと思った次第です。

🤔 フォルダ分けとかタグ付けとかどうしよう
というObsidian初心者同志はぜひ一緒に考えていけたらと思います。中級者以上の方々は温かい目で見守ってくれたりアドバイスしていただけたりすると幸いです。

そういえば関係ない話ですが、「キリ番」ってありましたよね。知っている人はたぶん同年代です。いえーい。

フォルダの大枠

前回記事でちらっと出してはあるのですが、現在のフォルダ構成は以下のようになっています。Vault直下の大分類です。

基本的にObsidianではデイリーログを中心に運用しています。
それらが入っているDaily Journalフォルダをはじめ、MemoやShelfも「まあ、あった方が肌馴染みがいいな」程度でおいています。

日々いろんなことを書き散らしているわけですが、Memoは自分の頭の中の整理 (アウトプット) に、Shelfは引用や参考、保存しておきたい外部記事など (インプット) を置いています。

Shelfに入れてるファイルは元記事からのコピペです。「そんなんデイリーログにリンク張ればええやん」と言われても反論はできないのですが、ネット記事っていつ消えるか分からないじゃないですか。X (Twitter)とか。

せっかくローカルに保存できるんだから文字媒体なら1つのファイルにして保存しちゃえ、という収集癖の産物です。

整理と運用

フォルダに関して先ほど大きな4分類を示しました。それらのフォルダの中にも小分類としてのフォルダを作っています。

BackyardとDaily Journalは皆さんのご想像に任せるとして、MemoとShelfはこんな感じです。

Memoフォルダ内はまだそんなにファイルが多くないので分類していませんが、もう少し増えてきたら整理しようかなと思っています。

Shelfフォルダが一番使用頻度高いのですが、買った本の書誌情報 (タイトルや著者名など)、気になる場所やお店、作ってみたい料理などのフォルダを作っています。
※本当はかっこつけてフォルダ名は英語で統一していますが、記事にする便宜上日本語で書いています。

ここで意識していることは、フォルダは2階層までにすることで一覧性をある程度確保しつつ、分類疲れを起こさないようにしているということです。

各ファイルをフラットに並べ、タグを最大限活用していく形式に自分がまだ慣れていないのが悔やまれます。Scrapboxはかじってきたつもりなのに……

視覚優先で飽き性なぼくにとっては、分類疲れの予防がどうも効くらしく、ファイルが多くてもざっくりとゆるくまとめていく方が性に合っている気がしています。

「Obsidian　フォルダ　分け方」とかで検索するといろんな知見が得られるのですが、いろんな記事からつまみ食いしつつ、現時点では自分の脳内処理傾向に合わせた運用になっています。

上で述べたような「ざっくりとゆるく」まとめる方法でも、過去に書いたものを見返したり、活用しようとしたりするときに重宝するのがタグです。

やっとタグの話が出てきましたが、アウトプット向けの「受信した電波」タグや、インプット向けの「気になる/○○」という階層タグを使っています。
あくまでも個人的なタグ名になるので、初心者同志の方々は好きに名付けたらいいと思います。

タグから何かを探すときにはタグペイン(タグの一覧)から見てみましょう。

また、タグを選択していくと、タグが使われた1行の大部分が表示されるのも便利ですね。

個人的なObsidianの整理と運用はこんな感じです。
タグ付けは、ファイルの分類のためというよりは「ファイルを引っ張りあげてくる」ために付けるイメージです。梅棹氏の言う“整頓”みたいな。たぶん。

繰り返しになりますがあくまでも現時点のぼくに合いそうな運用方法を紹介したまでです。ただ、インプットには自分の思考パターンや処理のフレームワークを「ざっくりとゆるく」用い、アウトプットはタグやリンクなどのツールの力を惜しみなく使っていく、というのは皆さんにもオススメできる部分ではないかと思います。

参考記事