シャワーを浴びてる時と歩いてる時、原付に乗って走ってる時、バイトで作業してる時、そんな時にこんな事してる場合じゃないと急に悩みの原因が不安となって襲ってくる。
そんな時はいつもこの不安は後でゆっくり考えよう、後にとっておこう、後でならゆっくり考えられる場所で考えられるだろうとその時の不安を「後で」という言葉で誤魔化す。
それで結局、事が終わっていざ考えようとすると、もうその不安を頭の中で掴めずただただボーッと時間だけ過ごして何も解決しないまま何日も何日もただ死んでないだけで生きている。
頭の中で掴めない不安はやっぱりぼんやりと大きくなって襲ってくる、何を考えたらいいのか分からないからいつも上から絶対的な神が矢を落としてきてそれが自分の心臓に刺さって死ねないもんかと考えて、実際に起きないそんな事で反省してる気になって、その時はそれだけが救いで、でも結局やっぱり悩んでも何にも解決しないのが事実で、自分は悩んでそれが苦しいものだと思い込んで、苦しんでるから救われてもいいだろって勘違いして逃げてるだけでしかないんだと最近つくづく思わされる。

部屋に居て、自分を分かりたくて、色んな本や映像作品などを見てきたが、身についたのはダラける技術だけだった。

凝り固まった考えは簡単に壊す事は出来ず、自分や家族、世の中、目の前にあるものを自然に理解しようと思ったのは最近で、なんだか気付いたものは良いものの、もう遅いんだろうなと思う。

マイナスになっていく生活が長く続きすぎたお陰で、高望みすることにも罪悪感があり、手を伸ばすことも出来ない。

もし生きていこうとするならば、まずは自分をゼロにしていくことからだ。

マイナーという言葉があり、自分はおそらくそっち側の人間で、馬鹿で無知な自分が言うと、マイナーとはマイナスの略語である。

マイナーな側で生きるとは、この世の中ではマイナスな影響を与える存在の事で、生きているだけで"罪"そう思ってしまう。

だから、私は最近普通に生きたい、なりたいと思うのだ。

マイナスから脱して、お別れをしてゼロになりたいと。

それでようやく世間に迎えてもらえるのだろうと。

そんな世間もクソ食らえと思うのだが