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最適な職場が見つかるかもしれない繊細さん

「ん?なんか気になるなぁ・・・」

私たちは違和感を覚える。
でも私のような鈍感さんだったらいいのだ。
(まぁ、別にどうだっていいか)と
流して、忘れて、次へ進むことができるから。

しかし繊細さんはそうはいかない。
(まぁ、別にいいか)なんて流せない。
どんな小さな違和感であっても
一度胸に浮かんできたら気になってしまう。
簡単に忘れることができないのが繊細さんだ。

繊細さんは心のシグナル(警告音)が強い。

鳴り続ける不快な音を放ってなんておけない。
場合によっては、なにも手につかなくなる。

しかしこれは見方を変えれば
物事を深く考えることができる気質。
マイナスどころか超プラスな気質といえる。
本当にクリエイティブな事に向いていると思う。

noteを書いている私から見て相当うらやましい。
掘り下げまくった文章を書ける能力というのは
記事の『深さ』を決定づける力ともいえるから。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

さて、職業の話である。

繊細さんというのは向いている職業がある。
やはりその感性の鋭さを活かせる仕事こそが
向いている仕事といえるのだ!

・・・というのは一見もっともらしいけど
実はそんなことは全くない。

繊細さんだろうが鈍感さんだろうが
どんな職業を選んだとしても
苦労する人は苦労するし
イキイキと働ける人はどこでも働ける。

「この職場だから、俺は苦労してるんだ!
ちくしょう、転職の機会があれば・・・」

このような考えを常日頃持っていて職場で
悶々とくすぶっている人はいないだろうか。

残念だけどその人は転職なんてできないし
よしんば転職しても同じことを言うだろう。

なぜなら、自分の仕事が上手くいかないのを
職場のせいにしているから。

「いや、そんなことはない、職場も悪いよ!
だって、上司が人の話を全く聞いてくれない。
パソコンだって旧式で起動に5分もかかるし
いまだにハンコやFAXを主力で使っているし
何より必要とは思えない業務が多すぎるんだ。
仕事だから、仕方なくやるしかないとは思う。
でも、そんな思いを抱かせる職場も悪いはず」

こんなふうに、不満を抱えて職場にいる人は
世界中どこにだってたくさん存在する。

逆に言うと、どこの職場に行ったとしても
必ず不満は見つかってしまう、とも言える。

実は、イキイキと仕事をする繊細さんには
みんな共通点があると言われている。

それは“良い”を仕事にしている繊細さん

ここで言う“良い”というのは、個人の主観。

つまり
「私はこれが良くて仕事やってる!」
胸を張っていえる繊細さんこそが
最適な職場で働いている繊細さんなのだ。

「お客さんの喜びに立ち会える。嬉しい」
「子供たちの健全な成長に一役買える!」
「私のデザイン・文章が皆の笑顔になる」

このように、自分の鋭い感性が喜ぶことを
仕事にしている繊細さんはものすごく強い。
感性が喜ぶということは、消耗しにくい事。
莫大な感性エネルギーを低燃費で使える事。

私のような鈍感さんが軽自動車だとしたら
最適な職場にいる繊細さんはF1カー。
もう次元の違う動きで活躍ができてしまう。

逆に、繊細さんが全く喜びを見いだせない
職場にいたとしたら・・・
とんでもなく消耗が早く、疲れて壊れる。
そりゃ、心の病気にもなって当然ですよ。

まとめです。
どんな職種が良いとか、悪いではない。
自分自身が、その職種をどう思うのか。
その職種のどこが好きで自分が喜ぶか。
自分との対話が最適な職場を選ぶコツ。

とはいえ、いざ自分との対話をするなんて
いきなりできっこない。

そこでお勧めは、紙に書き出すこと。
パソコンよりも、紙と鉛筆で書くのがいい。
自分の手で書いたものってかなり力がある。

私も『紙に書き出す』を定期的にやるけども
驚くよ。自分で自分にびっくりする。
何にびっくりするかは・・・
やってみてのお楽しみ。


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