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note有料記事って

みどりさんの記事を読んで唸りました。

少し前、私が有料記事に思っていたことを
とても丁寧に、理性的に書かれていたから。
有料記事に抵抗がある人ほど読んでほしい記事。

・・・

初めに言っておくと、私は有料記事推奨派です。
そんな私は現在、有料記事を二つ出しています。

一つは昨年末に、渾身の一作を。
一つはこのまえ、センシティブな記事を。

今回の記事は
「なんでそれ有料記事として出したの?」
ということを書いてみようと思いました。


結論から言ってしまうと二つの理由です。
ひとつずつ解説してみますね。

①noteで売れる仕組みを知りたいため

「どういう仕組みで記事が売れてるんだろ?」

私がnoteを初めたばかりのころ
有料記事を初めて目にしたとき、驚きました。

たとえどんな記事であろうとも
最低設定額の100円でも高いと思ったんです。

「こんなの売れるわけないじゃん!」って。

だって古本屋に行けば100円で
名作の文庫本が買えてしまうじゃないですか。

それと比べてしまうと100円は
とても払えない…と感覚的にそう思いました。

でも、売れる人の記事は売れているのが現実。
なんなら1000円の記事とかも売れています。
一記事が1000円?どこぞの富裕層が購入?。
疑問と猜疑心でいっぱいでしたけど、同時に
ムラムラと有料記事に興味も湧いてきました。

売れそうにない物を、売るためにはどうする?

あたかも巨大企業の試験で出そうな問題です。
「自分も売ることができるのか試してみたい」
そんな思いで私も有料記事を出したのでした。

・・・

②note存続のため

noteが赤字経営だというのは知っていました。
では、今後も赤字経営が続いたらどうなるか?

いきなり運営停止になることはないでしょう。
でも、利益確保のため今のnoteと運営の形が
変わってしまっても、おかしくはありません。

私はnoteを利用してもうすぐ1年が経ちます。
今のnoteから恩恵を沢山得て、満足してます。
できることなら今のnoteが続いてほしいです。

私のような一般利用者がnote存続のために
できることは何だろう?

それが有料記事作成の普及だと思うんです。

皆様知っての通り、有料記事が売れたときは
note運営側に10%の利益が入る仕組みです。

極端なことを言えば、すべてのnoterさんが
毎日有料記事を販売・購入しまくっていたら
note運営側がそれだけ潤うということです。

でも、少しnoteを続けた人ならご存じの通り
有料記事というのはほとんど売れません。
「スキ」の数だって少なくなります。

それどころか「有料記事ばかり書くのは悪」
と言わんばかりに嫌悪感を抱く方もいます。

有料記事は、マイナスな存在。

それが多くのnoterさんの
おおまかな共通認識ではないでしょうか。

ですがあえて、私は提案します。それは
「一つ、渾身の有料記事を作成する」です。
これは「売る」を目的にしない特別な記事。

・自分のライティングスキルアップのため
・共感者の「お礼」を受けやすくするため

この二つを目的とした特別な記事なのです。

noteにはサポートという機能があります。
これはYouTubeでいうところのスパチャ
これって個人的に使いづらいんですよね。
なんか、一方的にほどこしてる感じがあって。

その点、力を入れて作成した有料記事を
お互いに購入し合うといった形だったら
公平感というか立場が同等といった印象。

一番の利点は金銭的負担がほぼないこと。

たとえば500円の記事を購入してもらったら
こちらも500円の記事を購入し返してあげる。

もちろん手数料は少し取られます。
でもお互い有料記事が読めますし
note運営側にも利益が発生します。
これって三方良しじゃないでしょうか。

話は少し逸れますが・・・
私の挙げた有料記事ですけど
ありがたいことに少し売れたんですね。
売れたら嬉しくて、買ってくれた方のnoteを
見に行くんですけど、そこに有料記事がない。

こういうときに、すべてのnoterさんに
有料記事が最低一つあればいいなと思います。

noteを続けていると、贔屓したくなるような
素敵なnoterさんに巡り合うんですよ。
その素敵なnoterさんの有料記事だったら
買ってもいいかなって気持ちになります。

・・・

以上二つの理由で私は有料記事推奨派です。

ですがもちろん!
この考えを押し付けるつもりはありません。

だってnote始めたばかりの人に向かって
「有料記事書けよ!」なんて言えません。
たとえそれが巡り巡ってnote存続の為に
なることであろうが強要は絶対にNGです。

だから、有料記事否定派もいて当然です。

ただ、有料記事を置いてあるからという理由で
目の敵にするのは少し悲しいな、という話です。


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