noteをはじめて一年が経過しました。

振り返って思考を巡らせてみれば
あっと言う間の一年だったような
濃厚で充実した一年だったような…

今回は、一年間noteを連続投稿した心境を
つらつらと記してみたいと思います。

■同時並行の三ヵ月

私がnoteをはじめた理由はシンプル。

・書く習慣を持続して文章力を上げる

もともと文章を書くのが好きだった私は
他人に見せない文章を書いていました。

だって、他人に自分の文章を見せるのって
恥ずかしいじゃないですか。

でもある日、楽天カードを取得して
ネット通販にハマったときに、ブログを開設。
これがそこそこ、楽しかったんですね。

一日100人くらい閲覧数があったし
アフィリエイトもわずかだけど効果あったし。

そんなある日のこと。
noteの存在を知った私は、二刀流を開始。

noteと、note以外のブログの同時更新を
やってみることにしたんです。

noteは後発ブログなので、いわばオマケ。

過去に書いた記事を少し手直ししたものを
簡易的に乗せているだけでした。

ところがそれを三か月くらい続けていたら
noteのほうが圧倒的に楽しくなってきたんです。

理由は「スキ」と「コメント」。
これがめちゃくちゃ貰えて嬉しかったんですよ。

やや、めちゃくちゃ貰えたといっても
「スキ」は一記事につき５個くらい。
「コメント」は二週間に１個あるかないかです。

でも、他の数年続けていたブログでは
これほど読み手からのリアクションがなかった。

私は無言の行のごとく、ただ毎日つらつらと
文章を書いて投稿しているだけだったんです。

でも、思えばこのときに培った鋼のメンタルが
今の毎日投稿の糧になったのかもしれません。

いつしか、オマケだったはずのnoteがメインに。
他のブログはオマケに降格。いやむしろ閉鎖。
私はnote一本に集中することになったんです。

・・・

■激変の６ヵ月

私が記事を書くとき、スタイルがあります。

①エビデンスをもとにカッチリ書く
②記憶をもとにオチを意識して書く
③感情をもとに心の内面をただ書く

この①～③をテーマごとに使い分けます。
すると文章のテイストが大きく変わります。

どうしてスタイルを切り替えるかというと
自分にとって楽だからです。

ちょっとこれは感覚的なことなんですけど

私が比較的楽に記事を書き続けられるのは
テーマごとに「書きたい！」って人格が
挙手をして書いてくれるからなんですね。

一人称が「私」「ぼく」「俺」に変わるのは
そのためです。自動書記みたいに言葉が溢れて
あまり苦がなく書き終えられます。

そんなこんなでnoteを六ヵ月も続けた頃に
なにやら変化が訪れました。

「スキ」「コメント」数が跳ね上がったんです。

私のスマホは「スキ」がつくたびに
バイブを鳴らせて知らせてくれてたんですけど
一日に受けるバイブがめっちゃ多くなりました。

（うわ、なんかすごいぞ。バイブ鳴りすぎ）

嫁ちゃんにも変な目で見られ始めました。
この頃に、嫁ちゃんにnoteを打ち明けました。

嫁ちゃんからは「夫婦の時間が減った」と
不満を打ち明けられました。反省。猛省。

noteのやりすぎは良くないなぁ…と思いつつ
noteの沼にハマり始めたのも実感してました。

・・・

■ヤバいテンションの九か月

「記事は自分のためのもの」

こんな思いで書いていた私ですけど
noteをはじめて九か月を超えたあたりでは
明らかに「読み手」を意識して書いていました。

そのうち、個人企画なんて始めちゃうし。

なんでしょうか、楽しかったんでしょうね。
この頃私のテンションは上がりまくってました。

やっぱりリアクションがあるって面白い。
記事を書いて良かったって心から思っちゃう。

休日を丸ごとnoteに費やす日もありましたけど
心は充実していました。楽しかったんです。

「スキ」「コメント」は増える一方だし
閲覧数もとんでもない数字で勢い最高潮です。

でも、ブレーキをかけなければならない。

たぶん、このまま突き進んでしまったら
夫婦関係に支障がでます。

いや現に、夫婦の時間が減っていると
嫁ちゃんからの苦言もありました。
支障でまくってるじゃん。

私は、仲良し夫婦を増やすための手段として
文章に磨きをかけて、発信していたはず。

それは私たちの関係性に打撃を与えてでも
やることじゃないはずです。

私はブレーキをかけることにしました。

・・・

■なんだかんだで楽しい365日

noteと夫婦生活のいいとこどり

これが私がnoteを継続する目的のひとつです。
noteは私たち夫婦に役立つツール。
ツールのために私たちがいるんじゃない。
そこを履き違えないようにしていきたいです。

さてさて、なんだかんだで楽しい12ヵ月目。
新しい個人企画も始めました（笑）。

もちろん、これは無理をしない範囲の企画です。
いやむしろ、この企画のおかげでnoteの更新が
楽になった！まであるんです。
脳の消費カロリーが減った、みたいな。

やることが決まっていると、やっぱり楽。

参加者の温かいエネルギーも沢山頂けますし
見分も広まるし、書きたい欲も溢れ出ますし
なにより嫁ちゃんが乗ってくれたのがデカい。

大げさに言うとnoetと夫婦が融合した企画です。
楽しめる範囲で続けていきたいと思っています。

・・・

そんなこんなで、気付いたら365日が経過。
楽しいことってアッという間です。

でも、それが
記事を書くこと、他者との繋がりをもつことなら
自分の血肉になって成長できる糧となる。
私は365日のnoteを通してそう思いました。

楽しく成長させてくれるnoteに感謝です。
ありがとう。