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伝え方の話【No.1 はじめに】

私、趣味でスピーチをやっております。

スピーチって、人前で喋ることですね。
ほら、校長先生が全校集会でやる、あれです。

でもでも、校長先生のように話すのはNG。
(全国の校長先生すみません)

聞いてくれる人が
耳を傾けてくれるような
目を輝かせてくれるような
うんうんと頷いてくれるような
そんなスピーチを目標にしております。


でもさあ
スピーチって、向いてる人しかできないでしょ?

むう、たしかに、その通りかもしれません。
スピーチって、誰でもできるものじゃない・・・
いやいや、そんなことはありません!

そのへんの大型ショッピングモールへ行けば
子連れの親子が闊歩しているじゃありませんか。
そして子供は目をキラキラさせて言います。

「ねえねえ!あれすごいよ、おかーさん!」

子供は好奇心の塊。刺激を受けたら即放出。
だから放っておけば湯水のように喋ります。

これ、スピーチじゃないですか。

話す順番だとか、話し方とか、そんなのなくても
誰だってスピーチはできます。やってます。

自分の感じたことを、自分の思うがままに話す。
私たちは幼少期にスピーチをやっているんです。

「そうなの。ママ(パパ)忙しいからあとでね」

子供は話したい。スピーチしたい。
でも、両親は聞いてくれない。うーん、なぜ?

(ぼくよりも、大事なことがあるんだ)
(話をすると、めいわくなのかなぁ…)

愛する両親が聞いてくれないと悟ると
やがてスピーチをやらなくなります。

「わがまま言わないで、ちゃんとして偉いね!」

それどころか黙っていることを望むかのように
両親は話をしないことを賞賛してきます。

・・・これは私の体験談でしたけども
こんな風にされたら
子供は話なんかしなくなります。

なに?両親が喜ぶようなことしか言わない子供が
“いい子供”だっていうの?

ただ、私は親に話を聞いてほしかっただけです。


そんなわけで
人前で話をすることを全力で避けてきた私。
だって上手く話せないんだもん。

そんな私が、ひょんなことから
「あれ?スピーチって実は楽しいのか?」と
人に話すこと、人に伝えることにハマりました。

だから趣味でスピーチをしております。

趣味ですけど、ただ話すだけよりも
話すスキルを上げながら話した方が
自分も聞いてくれる人も双方プラス。

なので【伝え方の話】の不定期連載企画として
テクニックを記していこうかなと思いました。

テクニックって感覚的なものが多いですけど
言語化することによって自分の理解も深まるし
他者に伝えるときにも伝えやすくなります。
win-winが最大のねらいです。

現段階では【No.10】くらいまで行う予定。
もちろん、伝え方っていうのは奥が深いです。
10どころか100あっても伝わらない世界です。

でも、気負ってしまっては楽しく書けないので
適度にゆるく、休みながら書いて行こうと。
週一ペースくらいでアップしようかなぁと
もくろんでいる次第でございます。

普段の私はゆるゆるエッセイがメインですので
どちらの記事も読んで頂けたら嬉しく思います。


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