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喫茶アトリエ【case15:佐藤愛佳・濱野あすか】

アトリエ喫茶が珍しくお昼に開店しました!
今日のお客様はテラス席で恥について話しているようです

お昼を片手に少し盗み聞きしていきませんか?

佐藤愛佳:大学4年生。とても優しくて仕事のできる団員。劇団コギト一橋祭公演『7×7のモラトリアム』では舞台監督を務める。
濱野あすか:大学1年生。話しやすい団員。劇団コギト一橋祭公演『7×7のモラトリアム』では舞台美術を務める。

佐藤:「恥ずかしかった話だよね」

濱野:「小さいのから行きます?」

佐藤:「小さいのはね、1番直近だと9月の30日にあった」

濱野:「めっちゃ覚えてる」

佐藤:「その日に小学校の同窓会っていう激レアイベントに行ってきて。久々に会う友達が何人かいたんだけど、本当に何年ぶりだろう。6年ぶりとかみたいな感じで会って。コギトって今距離近いじゃん。だからそのノリで『わ〜久しぶり!!』って言って友達に抱きついちゃって、それを元クラスメイト達に見られて『なんだこいつ』という視線を浴びて、恥ずかしかった」

濱野:「えーーー。怖いな同窓会。どんなテンションで行けばいいか迷う」

佐藤:「なんか、岩田の言葉をかりていうならチューニングの仕方がわからない」

濱野:「小学校とかもう会わないですもんね」

佐藤:「うん。なんか、地元だとしても。中学から私立?」

濱野:「はい」

佐藤:「だとすると尚のこと会わなくない?」

濱野:「私、今連絡とってるの1人ですもん」

佐藤:「1人は連絡取ってるんだ」

濱野:「その子は親同士も仲良くてたいな感じだからまだあれなんですけど。他の子は本当に。私の小さいやつは日曜日に上野行ったんですけど、めっちゃ雨降ってたじゃないですか。」

佐藤:「そうだったね」

濱野:「で、友達と待ち合わせるために、なんか、階段をめちゃくちゃ登らないといけなくて。そこで3回くらいこけて、前にいた親子にも激突して。1人だったから、1人で立ち上がるしかなくて、めっちゃ恥ずかしかった」

佐藤:「まだ自分1人だったから・・・・。でも恥ずかしいものは恥ずかしい」

濱野:「うん」

佐藤:「『旅のはじはかき捨て』って言葉あるじゃん。あれがどうも理解できなくて。恥ずかしいものは相手が誰であっても恥ずかしくないって思っちゃうの」

濱野:「なんかあるかな。いっぱいあるんだけど、いざ思い出そうとすると思い出せない」

佐藤:「それはそう。ちょっともうちょっと規模がでかい恥ずかしかった話?」

濱野:「なんだろう」

佐藤:「高3の秋の時にすごいやらかしをして。クラスLINEあるじゃん。クラスLINEで」

濱野:「あっ!私もクラスLINEのあります。忘れてたのに思い出した」

佐藤:「嫌だな。運動会の後だったの。運動会の後ってアルバムとかできるじゃん。で、アルバムできていくと、通知が上の方に来て、ちょうど帰り道、親から買い物とかを頼まれてて、なんかいつ帰ってくるかを連絡してたのね。で、それと同時にクラスグルが更新されてたから、間違えて送りやすい環境にあったというかなんというか。で、送った文面も文面で『今から帰るから、ママはーーーしておいて』みたいな文面を送ったのよ。うち、ママ呼びなんだけど。でも学校にいる時って『うちの親がさ』とかそういう言い方をしてもさ、ママ呼びしないじゃん。そのなんだろう、その呼び方がバレたっていうのとクラスグルに誤爆したっていうのと、ちょうどみんなアルバム見てる時だから一気に既読が15 とか着くわけ。もう最悪って思って。しかもクラスで目立たないタイプだったから、なんか、『わ〜あいつやってやんのあはは』みたいな感じで笑いに昇華して終わらせられるような」

濱野:「めっちゃわかります」

佐藤:「でも白けてるだけだと可哀想だなとクラスメイトが優しさを発揮してくれて、優しさが恥ずかしいやつ。『気をつけて帰るんだよ』見たいな感じで返信が入ってて、しんどって」

濱野:「いや、なんか笑いに昇華できないのってめっちゃわかります。そういうキャラだったらいじってくれるじゃないですか。」

佐藤:「そうそうそう」

濱野:「いじられる感じじゃないからきついですよね」

佐藤:「恥ずかしい場合の対応策って難しくない?優しさはさ、恥ずかしさを増長させる気がする。かえって。」

濱野:「そうですね」

佐藤:「優しいから心が痛むことはないんだけど」

濱野:「無視するかいじるか」

佐藤:「そう。でもいじるはキャラによって。自分のキャラによって変わってくるじゃん」

濱野:「そうですね」

佐藤:「いじられるが1番いいのかな。無視されるのがいいかも」

濱野:「確かにそれが1番いいかも何もなかったかのように過ごす」

佐藤:「クラスLINEとかだと難しくない?間違って送ってるよって指摘してあげたい恥ずかしさってあるじゃん。それがさ、言い方あれだけど社会の窓とかさ。指摘してあげた方がいい恥ずかしさってあると思うんだけど、そういう時って果たして指摘してあげたほうが本人のためになるのかどうかってすごい迷うんだよね。5分くらい。」

濱野:「でもそれも、その人との距離によりません?めっちゃ仲良かったら言えるけど、そんなだったら言わないほうが多少良かったり。」

佐藤:「みんながみんな最後まで無視して通せるんだったら言わないかもしれない。」

濱野:「難しいですね。なんか、私が結構初対面の人だとめっちゃ猫かぶるタイプで。あの、本当に心を開かないと自分のキャラを見せないっていうか。めっちゃいつもキャラ被ってるから、そのキャラが出る時に。キャラっていうか仲良い人とのテンションでいるのがバレた時が恥ずかしい。いつも。」

佐藤:「わかる。初対面初対面じゃないとって言い方あれだけどさ、私授業参観めっちゃ嫌いだったの。あれってさ、親が学校での子供のさ、立ち振る舞いを見るじゃん。授業参観って。親が勝手に見て終わりならダメージ少ないんだけど、帰ると親が言ってくるじゃん。『あんたあんな感じなんだね、いつも』みたいな。あれめっちゃ嫌で。恥ずかしいって思ってて。キャラバレした時ってなんであんなに恥ずかしいんだろう。別にやましいことしてるわけでもないのに。その恥はどこからくるのかって」

濱野:「初対面から自分らしく入れる人っているじゃないですか」

佐藤:「あれすごいよね」

濱野:「あれ本当に羨ましいなって思ってて。なんか、コギトの人とはなんか普通に話せるというか。だから、すごいいいなって思う」

佐藤:「ここで株を上げてくれてありがとうございました笑」

濱野:「なんか、本当に。だから入ったのもあって。作んなくていいっていうか」

佐藤:「みんながみんな作ってないと何かやらかした時にすごい擦られる笑」

濱野:「確かに笑。私も結構、今は笑って話せるんですけど、小学校の時の話なんですけど。小5の時にバレンタイン渡したかったんですよ。それが、結構みんながよく住んでる社宅みたいなとこに住んでる子で。その社宅に住んでる女の子と一緒に行ったんですよ。渡しに行ってピンポン押したら、その男の子の家にもう一人いて、そのもう一人いた男の子がうちのクラスでめっちゃお調子者ポジションみたいな子だったんですよ。」

佐藤:「めっちゃ運が悪かった」

濱野:「で、もう、私が渡しに行ったことを全部広められるじゃないですか、クラスに。もう、次の日から学校行きたくなさすぎて。本当に嫌で。」

佐藤:「それ超つらいな。小学5年生の多感な時期に」

濱野:「マジで恥ずかしすぎて。男子とか結構言ってくるじゃないですか、デリカシーなく。」

佐藤:「言ってくる」

濱野:「それで、給食の時間とか班の人たちにめっちゃ探りを入れられるんですよ。本当にやめてくれって思って。」

佐藤:「しんどいなそれな」

濱野:「で、もう。今は笑えるけど、その時は本当に嫌だった」

佐藤:「でしょうね。落ち着くまでにどれくらいかかったの?」

濱野:「落ち着くまで・・・・。結構探り入れてくる人はいた」

佐藤:「最後まで?」

濱野:「もう無視し続けるみたいな。頑張って」

佐藤:「恥の対象なんて無視だよな」

濱野:「めっちゃ無視してました。白を切って『えっ?どういうこと?何言ってるの??』みたいにずっと言って」

佐藤:「そうだよね。恥ずかしいことを揶揄う人って揶揄った後のリアクションを見たいから」

濱野:「恥ずかしがらずに知らないふり。で、通した。なんかありますか?小学校とか」

佐藤:「小学校はね・・・・・。あっ、ランドセル忘れて登校したことある。それは一周回って自分が笑えてきちゃったから、恥ずかしさがね。なんだろう、後から来た。最初に間違って登校して」

濱野:「何を持って登校したんですか?」

佐藤:「体操着のカバンと、サブバックみたいなやつと、新学期の初めだったから、お道具箱みたいな雑貨類をカバンに入れて。なんか自分では荷物持っているつもりになっていたの。私の記憶が正しければ体操着を背負って、両手に鞄を持ってトコトコ。しかもその時登校班じゃなかった。なんで登校班でなかったかは覚えてないんだけど、登校班で登校しなかったから、その日だけ。たまたま。だから、誰も指摘してくれる人がいなかった。で、ついたら『あれ?』って言われて、『何が?』って思ったら『ランドセルどうした?』って言われて『えっ!?』って思って。考えたことなかったし、気が付かなかったんだよね。どうして学校につくまで誰も気が付かなかったんだろう」

濱野:「確かに。それこそ言えなかったんじゃないですか?気付いても『なんか訳があるのかな』みたいな」

佐藤:「そうだと思う。登校班じゃない時間に登校してたから。何か訳があって。だから、一般通行人とかは、変な時間に登校している子だから何かあるんだろうなって思ってた可能性はあるけど、まず親が気付けよなって気もしなくはなかった。」

濱野:「確かに。見送る時に」

佐藤:「歯医者だ!確か歯医者だかなんだか。なんか病院行ってから、2時間か3時間遅れていくみたいな。ランドセル忘れて。でも着いた時に友達に『なんでランドセルないの?ハハハ』みたいに言われて、自分でも『あはは』って言ったんだけど下校の時に恥ずかしくなった。

濱野:「1日なしで過ごしたんですか?」

佐藤:「そう。新学期早々だったから、そんなに授業が進まないみたいな。困ったとしても最悪友達からノート1ページ切ってもらって、筆箱とか貸してもらったら耐えられるちゃ耐えられる。教科書も隣の子に『見せて』って言えば。そこまでは良かったんだけど、帰る時友達と一緒だから。友達と歩いていく中で1人だけランドセルないみたいな」

濱野:「私もランドセル関連で1個思い出しました。私逆で、帰る時に・・・・。あっ2つあるわ。ランドセル関連。1個目が小学1年生の時にランドセルに何も入れずに帰った。その日、そのまま友達の家に遊びにいくみたいな。結構ウキウキしてて。小学校って全部教科書持って帰らないといけないじゃないですか」

佐藤:「そうね、置き勉禁止だよね」

濱野:「そう。なんか、その子の家着いて、その子のお母さんが『手紙ある?』みたいに聞いて、『あっ』って思って開けたら何も入ってなくて。で、なんか、その時が運動会の前で、運動会関連の結構重要な手紙が配布された日だったんです。お母さんにめっちゃ怒られて。」

佐藤:「お母さんもびっくりだろうね。紙1枚机に置いてきたんじゃなくて、全部置いてきたって・・・・」

濱野:「なんで軽いことに気が付かなかったんだろうっていう」

佐藤:「それがさ、みんなそうじゃない?驚くほど気付かない時ってあるじゃん。それが恥ずかしいんだけど、注意力の欠如が。可愛い1年生」

濱野:「ちょっと。」

佐藤:「・・・・。なんか1個とんでもないやらかしをした気がするんだよな。なんだっけな・・・」

濱野:「もう1個いいですか。ランドセルの」

佐藤:「聞きたい」

濱野:「小3か小4くらいの時に、なんか、授業が終わって放課後にみんな一旦トイレ行って帰る時とかにトイレの前とかにみんなランドセルを置いて、トイレ行って帰るみたいな感じだったんですけど。トイレ行って帰る時に違う子のランドセルを持って家まで帰って」

佐藤:「家まで帰ったの??笑」

濱野:「帰って、開けて気付いて。で、『やばい、返しに行かなきゃ』と思ったら、インターホンが鳴って。うちモニターみたいなのがあるんで見れるやつだったんですけど、モニターのあのところで、私が持って帰っちゃった子が私のランドセルを持って見せてきて。私の家まで届けにきてくれて。ほんとごめんなさいって感じ」

佐藤:「(ランドセル持ってモニターに映してるの)可愛い。しかもインターホン押されてモニターに映るってことは親も知ってるの。」

濱野:「そうなんですよ」

佐藤:「やらかしたってなるよね」

濱野:「本当に恥ずかしかった。申し訳ない気持ちでいっぱいでした」

佐藤:「確かに」

濱野:「でも似てるじゃないですかランドセルって。結構間違えやすい気がする」

佐藤:「色同じだとね」

濱野:「そうですそうです」

佐藤:「そんなちゃんと見ないし。あっ!あった。とんでもないとまでは言わないんだけど、塾で。中学受験の時の塾で。クラスをね。クラス上がったことがあって。その直後にやった模試で惨敗したのよ。惨敗して、当時はさ、紙媒体で返されるじゃない成績とかを。成績表落として帰ってきちゃって、塾に。そうしたらさ、落とし物みたいな感じで、名前書いてあるから直接くるかなって思ったら、生徒が拾って、それをご丁寧に優しくいつも使っている教室のところにペンって貼り付けてあって。」

濱野:「貼り付けないでほしい」

佐藤:「そう。私、落としたことにずっと気付いてなかったのよ。家に帰ったら親に見せなきゃなとは思ってたんだけど、だらしない子供だったから見せることも忘れたみたいな。で、全然忘れてて、塾行ったら黒板に成績表張り出してあるのよ。で、最初『成績表張り出してあるな』とは思ったんだけど、誰の何てわかんないじゃん。名前なんて小さく書いてあるから。で、『なんか貼ってあるな。なんかの掲示物かな』見たいな感じだから。後になったら移籍したクラスに1人学校の知り合いみたいな子がいて、その子に『社会の点数悪かったんだね』って言われて。『なんで知ってるの』って思って。『確かに惨敗したけど』って思って。で、『なんで知ってるの?』って聞いたら、『あれ、あいかちゃんの成績表でしょ?』って言われて見に行ったら成績表私の名前が書いてあって『えっ』ってなって、『気付かなかったの?』って言われて、『気付かなかった』って。『親に見せなかったの?親に見せるじゃん』って言われて『やばい、親にも見せてない』って思って。慣れないクラスで成績を開示された恥ずかしさと友達から指摘された恥ずかしさとその後から『やばいどうしよう』が入ってきて、すごい嫌な気持ちになった。成績表は落とさないほうがいい」

濱野:「成績表は個人情報ですよ」

佐藤:「それは個人情報。でもそこは優しさにやられちゃったタイプだと思うよ」

濱野:「でも『社会の点数悪かったよ』っていう必要なくないですか?」

佐藤:「そうそうそうそう。でも、割とその子はそれこそクラスでお調子者みたいな感じで。私もそこまで仲良かったわけじゃないんだけど。移籍したクラスだからそんなに話す子もいなかったし、顔見知りくらいでも話すじゃん見たいなノリで話してたらいきなりデリカシーないこと刺されて」

濱野:「それはグサってきますね」

佐藤:「こうやって思い出すと、意外と恥ずかしいことって忘れているかもしれない」

濱野:「てかもう忘れようとしようとしている部分は絶対ありますよね」

佐藤:「人間の脳って」

濱野:「覚えておきたくない、恥ずかしいものは。その中でも残っているものはかなりのインパクトがあったというか。そういうものですよね」

佐藤:「そうね。インパクトのあるものほど、忘れようとするか、笑いに頑張って昇華させようとするかで変わるもんね。これからもどんどんやらかしていくんだろうな」

濱野:「本当に。なんか、私、電車の乗り間違いがめっちゃ多くて。しかも、なんか、本当に、私総武線で通っているんですけど、私総武線でも間違えるんですよ」

佐藤:「おお?」

濱野:「それこそ日曜日に間違えて。その上野から帰る時に秋葉原から乗り換えるんですけど、秋葉原から総武線に乗り換える時に『なんか人少ないな』・『なんか、めっちゃ空いてんな』って思ったんですよ。でも普通に乗って。で、気付いたら水道橋についてて、めっちゃ逆方面で。」

佐藤:「なんで気付かない笑」

濱野:「いや、もうだめです。電車。あとなんか、いつだっけ。その総武線でも『あっ間違えた』って乗って。で、乗っている時にも『これ乗り過ごしたかも』って降りたら乗り過ごしてなくて。間違いを何度も繰り返す」

佐藤:「焦ってたのもあるんだろうね」

濱野:「焦っちゃってっていうのも」

佐藤:「たまに乗り間違えるのは。それこそ秋葉もたまに乗り間違える。あそこさ、複雑じゃない?」

濱野:「色々ありますよね」

佐藤:「山手線のところから上がると、号車によってどっちに出るかって違うじゃん。あんまり意識しないと私も間違えるし、私も総武線ユーザーだったから、過去形だけど。逆方面に行って気付かずとか全然。水道橋まで行くのまじ笑うんだよな。どうしてお茶の水で気付かなかったのってすごい思う」

濱野:「自分は正しい方向に乗っていると思い込んでいるから」

佐藤:「そうそう」

濱野:「見ないじゃないですか、そんな駅を。」

佐藤:「そうなんだよね。大体スマホとか見てて。うん?って思って。」

濱野:「どこ?って思って、一瞬思考停止して」

佐藤:「本当にそう。乗り換えミスまでだったら自分で秘密までとはいかないし」

濱野:「バレない」

佐藤:「遅刻が確定した時にその連絡をいうのが。なんか『ごめんなさい、遅刻します』だと誠意が足りない気がしちゃう人間だから、ちゃんと理由を書くのよ。その時にさ、『すみません、乗り換えにミスったので遅刻します』って言った時の周りからこれどう思われるんだろうっていう。誠意をとるか、恥をとるか見たいな」

濱野:「そうですよね。都内はほんと難しい」

佐藤:「電車、難しい」

濱野:「地下鉄が全然わかんないんですよね」

佐藤:「あれ難しいよね」

濱野:「あんま使わない地下鉄」

佐藤:「地下鉄で迷子になって救出されるもあったな。」

濱野:「救出?」

佐藤:「救出っていうか、初めて中学の時に。地下鉄じゃないわ、京葉線は地下鉄じゃない。あっでも乗り換えがそうだったんだ。東京駅まで地下鉄で出ようとしたのよ。なんだったかな。丸の内線だったかな。で、出ようとしたことがあって。昔の家から。そこから京葉線で乗り換えだったのよ。友達とは現地集合ねって言ってて。で、現地集合になったんだけど、さっきみたいに乗り換えミスって遅刻が確定したパターンだったんだけど」

濱野:「はい」

佐藤:「で、後になって深掘りされるわけよ。で、『どこでミスったの?』って。『丸の内線から京葉線で』って。『それ事前に調べなかったの?』って言われて、私は絶対迷うと思ってたから乗り換えを事前にすごいチェックしたのよ。で、『乗り換えチェックしたのよ。すごい調べたんだけどさ、ミスっちゃって』って言ったら『そこまでチェックしておいて乗り換えミスるんかい』って自分で恥を深ぼっちゃったっていう。で、その時もなんか、なんだっけな。『帰り道にあんたがまた迷わないように』みたいな感じで友達がついてきたことがあって」

濱野:「優しさですね」

佐藤:「優しさが恥ずかしい。だってむずいじゃん地下鉄」

濱野:「地下鉄はむずい。私もめっちゃ調べてもミスるタイプです笑。迷い系で1個思い出したのが、小学5年生で迷子センターでお世話になったことある」

佐藤:「えっ笑」

濱野:「あれは本当に情けなさすぎて」

佐藤:「えっ何があった??」

濱野:「普通に。普通の電気屋さんみたいなところで」

佐藤:「電気屋さんで?」

濱野:「なんでかわかんないんですけど、あんま覚えてない。忘れようとしてあんま覚えてないけど、迷子センターに行って、そこで待ってたことあります」

佐藤:「しんどい」

濱野:「めっちゃ恥ずかしかった。そんな、お世話になる年じゃないじゃないですか。大きくても小学校低学年とかじゃ。」

佐藤:「確かに!迷子センターって言われてみれば上限年齢ないかもしれない。お世話になる平均年齢はあっても」

濱野:「そうですね。行こうと思えば大人でもいける。」

佐藤:「恥ずかしさが年に応じて」

濱野:「比例していく」

佐藤:「そう考えると迷子センターって怖いな」

濱野:「プールとかよくやってますよね。迷子センターって」

佐藤:「年齢は言わないでほしい。『どこどこからお越しの』って名前まではいいなだけど、『何歳が』ってたまに言われるじゃん。あれはアウトだと思う。」

濱野:「確かに」

佐藤:「10歳とか言われたくない。10歳?11歳?」

濱野:「11歳かも。」

佐藤:「しんどい」

濱野:「情けない」

佐藤:「恥と情けないって今そうやって聞くと、違う。それは違うけど。恥ずかしいを通り越すと情けないになるのか」

濱野:「でも情けないは悔しいみたいな感情もあるから。」

佐藤:「確かに」

濱野:「ちょっと違うかもしれない」

佐藤:「情けないから派生して恥ずかしいになるのか」

濱野:「ですよね。ベン図笑」

佐藤:「重なったところが迷子センター」

濱野:「かもしれない。迷子センターそこに入ります笑。情けないかつ恥」

佐藤:「情けないかつ恥ね」

濱野:「ですね」

佐藤:「他何かあったかな・・・。私今小平寮住んでいるんだけど、小平寮の申請って2月の頭だと思ってたのよ。2月の頭?で、留学生と日本人学生って」

濱野:「それってあれですか?受験の前ってことですか?」

佐藤:「いや、私3年生から寮入ったから。で、いざ申請しようと思ったら『あれですよね。留学生の方じゃありませんよね』って言われて、『そうだけど』って思って、いったら『日本人学生の方、申請期限1週間前です』って言われて、『えー』って。私今寮に入れたのが2次募集があったからなんだけど。2次募集がなかったら、2次募集の存在なんて知るわけもなかったから。なんか『えっどうしよう。周りにあんなに寮入るって言いふらしまくってたから、これで申請期限逃して入れませんでしたとか、恥ず、情けない』ってそこで恥ずかしいと情けないが重なった。で、どうしようどうしようって思って、しばらく周りに言えなかったんだよね。『やっぱ入れなかったわ』って。これは“入れなかった”っていうんじゃなくて、“寮の申請落ちたわ”っていうしかないのかとか色々考えて」

濱野:「入れてよかったですね」

佐藤:「入れて良かった。入れてなかったら多分、恥ずかしさと情けなさで死んでたかもしれんと思って。」

濱野:「それ、なんか基準とかあるんですか?」

佐藤:「うん、一応、通学制限とか親の所得とか」

濱野:「何時間通学とか」

佐藤:「そうそうそう。だから、家の距離がめちゃめちゃめちゃ遠いわけではなかったから、ギリギリ申請制限かかるかわかんなかったんだけど、私が入ろうとした時ってコロナで留学生がすごい減ってた時期だから、普通に考えたら、どう考えても落ちないだろうって状況だったから。どう考えても落ちない状況下で落ちたっていうのか違う気がするとか色々考えたら」

濱野:「確かにそこ突っ込まれたらあれですよね」

佐藤:「実はとか言えないし。今のはギリギリ助かった。助からなかったらやばかった。あんまり大口叩いて色々いうのは危険かもしれない」

濱野:「そうですね。決まる前にあんまり言わないほうがいい」

佐藤:「うん。いきなり闇深そうな話になっちゃうな。Twitterのアカウントを整理しようと思ったことがあって、私も中高の時に吐き出したい感情とかがあった時に紙だと親バレが怖かったから、それはなしだなって思って。

逃げた先がTwitterのFF0のアカウントの壁打ちするっていう。だんだん使わなくなっていくもんじゃん」

濱野:「はい」

佐藤:「それである時、片付けようってなってさ、消そうとするんだけど、昔のアルバム漁っているような感じで、見返すとさ。ね。その時に別の誰かに見られているわけではないのに耐えられないような恥ずかしい感情に苛まれて。」

濱野:「わかります」

佐藤:「あれね。よくないよね」

濱野:「過去の自分が書いた何かっていうのが。私絵とか描いてた。恥ずかしすぎる」

佐藤:「確かに自由帳とかね。」

濱野:「私当時は結構上手く書けたと思って、親とかに『めっちゃ上手くできたんだけど』って見せてたけど、今よく考えたら全然。なんでこれ見せてたんだろうって思って」

佐藤:「そっか」

濱野:「あと、小学校の卒アルがやばくて。まじで恥ずかしい。クラスページみたいなのあるじゃないですか」

佐藤:「あるある」

濱野:「あの、“歴史の人物でなりたい奴は?”みたいなのだったんですよ。で、なんかみんな女子とかはお姫様系かいてるんですけど、見返したら私だけ“西郷隆盛”って書いてて」

佐藤:「チョイス笑」

濱野:「その時『みんなお姫様選んでるから逆張りしよう』みたいな気持ちがあったんですよ」

佐藤:「なるほどね」

濱野:「逆張りしすぎだろって思って」

佐藤:「そこで西郷か」

濱野:「そう。普通に恥ずかしい。逆張りって恥ずかしい。後から見たら」

佐藤:「恥ずかしいよね。だからと言って合わせたほうが良かったかというと」

濱野:「個性出したいけど恥ずかしくなる」

佐藤:「あるよね。絶妙に滑ってるラインってあると思う。ほんと」

濱野:「逆張って滑ってるの恥ずかしすぎて。」

佐藤:「あれは見返せないもんな。ランキングじゃないけど、幼稚園の時になりたいもの。名前・楽しかったこと・将来なりたいもの見たいな。そうだね、何書いたんだっけ。斜に構えてたのよ当時」

濱野:「幼稚園生で??」

佐藤:「そう。だから、会社員とかサラリーマンとかそんな感じで。みんなお花屋さんとかケーキ屋さんとか。崇高な夢を持っている子はアナウンサーとか漫画家とかもいたけど、斜に構えすぎてたから、現実的にとか考えてたんでしょう。かわいくない幼稚園児だよね。かわいくない幼稚園児だったから。いや、斜に構え出す時期ってあるじゃん。小学校に上がって。早すぎたのよ、絶対に。よくなかったと思う。そこにサラリーマンとかなんとか書いて、後で見返すじゃん。『ちっ可愛げのない奴だな』って思って」

濱野:「確かに幼稚園じゃあんまりいないですよね」

佐藤:「やっぱなんか、親にはたまに揶揄われたりする。『斜に構えすぎでしょ笑』みたいな。そういう時は恥ずかしい」

濱野:「親は結構言ってきますよね。昔のやつ」

佐藤:「親容赦なくない?昔のやつ。結構なダメージになるよね。それこそ同窓会の時に卒業アルバム持ってきた子がいたのよ。特級呪物って思って。封印したいのにって思って」

濱野:「やめてほしい」

佐藤:「当時の担任の先生と連絡が取れて、来てくれたのよ、香川から。」

濱野:「香川から?」

佐藤:「元々香川出身の先生で東京で教員とったはいいけど、親御さんの都合で介護とかだと思うんだけど、帰って、来てくれたんだけど、アルバム置いてあるの見て、『ほんま懐かしいわ』って言って、『〇〇ちゃん、べっぴんさんになったな』みたいな。『ああ、この時間割としんどいぞ』って思って。」

濱野:「始まっちゃったって感じ」

佐藤:「いつ自分が注目の対象になるんだろうって思うと居ても立っても居られないというか。恥がくる予兆ってある??」

濱野:「わかります。くるなっていう」

佐藤:「そう、くるなっていう、あれやだ」

濱野:「昔のことは本当にそういう意味では色々恥ずかしい」

佐藤:「恥は『どうせ昔の写真見て死にたくなるだろうな』って思って中高の時に全然写真撮ってなくて。修学旅行の写真とかさ。学校の中は撮っちゃダメって言われてるから、撮ってないし。でも、友達と遊びに行っても撮らなかったし。修学旅行も業者さんが撮った写真しか手元になくて。そういうのを見ると撮っておけば良かったなって感じなんだけど、撮ったら撮ったでどうせ恥ずかしくなるんだろうなって」

濱野:「昔のsnowで撮った写真とか今見たら。流行ってたフィルターとかあるじゃないですか」

佐藤:「あるある」

濱野:「あれとかも今見たら、みんなこれやってたけど恥ずかしいな。クマのやつとか」

佐藤:「めっちゃやってた」

濱野:「みんな同じフィルターで撮ってましたよね」

佐藤:「懐かしい」

濱野:「流行ってたな。ペア画とかLINEの」

佐藤:「あったな。そういう文化」

濱野:「ありましたね」

佐藤:「ちょっと恥ずくらい」

濱野:「LINEは恥の温床」

佐藤:「恥ずかしいことばっかだな」

濱野:「でもこれからもそういうものを積み重ねるのかと思うとやだ」

佐藤:「人生は恥の繰り返し」

濱野:「やらかしてしかしないから人生」

佐藤:「些細なことでも恥の耐性ってできてきているように感じる」

濱野:「歳を重ねるにつれて」

佐藤:「歳を重ねるにつれて。そう思いたい」

濱野:「そうですね。なんかありますか?」

佐藤:「昨日のあれもだわ。スタワすっぽかした」

濱野:「えっそうなんですか」

佐藤:「昨日スタワすっぽかしたやつをごめんと同時になんか恥ずかしかったよね。『こいつこんなことやらかしてやんの』って思われた」

濱野:「舞台監督・・・・。」

佐藤:「陽美が来ると思ってたのよ。私は陽美にだけは『私バイト休めなくってさ、月曜日のシフト、来週入らないといけなくなって、来週いけないんだわ』って。陽美にしか。しかも雑談ベースでしか話をしてないのよ。タイムツリーの事前の日調の時に『陽美、ずっとおるだろう』って思って。で、いると思って、容赦なくぶん投げたら、昨日7時くらいに」

濱野:「なんか見たかも」

佐藤:「タイムツリーで報告が入ってる・Slackが入ってる・久保ちゃんから電話かかってきてる。びっくりした。バイトの授業のない休憩時間中に見たらえげつないくらい通知来てて。『あいかさん、どこにいます?』って。『陽美いない??』って。『あっやらかしたわ』って思って、謝罪しまくって。」

濱野:「どこかに連絡」

佐藤:「なんか全体に来てた??」

濱野:「タイムツリー」

佐藤:「タイムツリーは。本当にごめんって。まじでごめんって。恥ずかったね。こういう風に大事になっているのを見ると居た堪れない想いに。」

濱野:「思い出せないけどもっとある」

佐藤:「多分近しいことが起こった時に『あっ』ってフラッシュバックしてくるやつ」

濱野:「そんな感じかな」

佐藤:「ですね。恥を思い出すのって想像以上に大変だと分かった」

濱野:「ですね。本当に記憶から抹消してます」

佐藤:「抹消して正解なんだよ多分。」

濱野:「それが人間の生き残る術です」

佐藤:「間違いない」

公演情報

********************
劇団コギト2023年度一橋祭公演
『7×7のモラトリアム』
脚本・演出 高尾友季
「喫茶店は、道の途中で立ち寄る所。そんな場所に彼らは住んでいた。」
********************

◆出演
伊藤朝輝 杉本周平
羽尻結衣 藤田ひかり 古浜奨真

◆日程
11/24(金) 11:00~ / 14:30~
11/25(土) 11:00~ / 14:30~
11/26(日) 10:30~ / 14:00~
※開場は開演の30分前です。
※上演時間は約80分を予定しております。

◆料金
無料(カンパ制)
*本公演は無料ですが、ご予約も受け付けております。お席はご予約の方を優先いたします。
下記 URL よりお手続きください。

◆会場
一橋大学⻄キャンパス学生会館 1F アトリエ
アクセス
JR中央線 国立駅南口より 徒歩15分
JR南武線 谷保駅北口より 徒歩25分
*会場がわかりにくくなっておりますので、お時間に余裕を持ってお越しください。

◆スタッフ
舞台監督   佐藤愛佳
舞台監督補佐 陽美雄月
演出助手   小田悠生 中村紘夢 らむ
舞台美術   佐藤あい 富田皐央 濱野あすか
       陽美雄月 山田彩絵 リーナ
制作     岩田大煕 齋藤よしみ 298
衣装     近江天音 菅野咲名 土屋陽菜 山葵
小道具    久保聡琉 長月小雨 らむ
宣伝美術   久保田広輝 錆田 ひらお
広報     川井直太郎 川口芽萌子 宮野浩真 山浦弥桜
照明     黒崎陽人 山本翔
音響     中嶋悠太 成田明由
音響補佐   千足海都
作曲     高尾友季
編曲     中嶋悠太
応援     天野友花梨

◆お問い合わせ
一橋大学 劇団コギト

連絡先
cogito.pr@gmail.com (制作 岩田)

Twitter
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