サムネ

セルフライナーノーツ / 【初音ミク】アルストロメリアの栞


「アルストロメリアの栞」という曲を投稿しました。


4月にアルバムを出したのですが、そのアルバムのラストを担う曲です。大雑把なことは以下に書いてあります。

アルバムライナーノーツでも書いた通りなのですが、この曲に関してはアルバムを作ろうと決める前からあったと同時に、アルバムを作る前から既に動画制作をかかTさんに依頼している状況でした。

曲を投げるときまずどんな曲かの説明をするのですが。それを踏まえて返ってきたかかTさんの案が面白かったのですよね。人にメッセージ性は委ねたいと思うので事細かな解説は控えますが、解釈というよりは本当に視点だと思います。

少しだけ書くと、

私は主人公視点なんです。1人称視点。

かかTさんは3人称視点も含まれます。

でも、1つのメッセージを中心とした景色を描いています。なので同じ物事を表現していると私は思っています。ただそれが一人称視点で言葉が紡がれ、三人称視点から画が描かれる。その奥行きがすごく面白いです。こう説明すると面白くなってきませんか?


主人公の女の子は「先の見えない」ことを嘆きます。見えないというのは真っ暗なのではなくて、広すぎてどこに行けばいいかわからないんです。広大な景色にたどり着くかもしれなければ、崖の下に落ちる可能性だってある。先の分からない道先はまるで手探りのよう。思い切って大股で歩くような勇気はなかなかでないんです。

時に私には格言を調べることが趣味な時期があり、当時の私は暇さえあれば言葉と出会うことに勤しんでいました。たくさんの偉人の言葉を知ると勇気はもらえます。

でも、1人で歩かないといけないような場面の直面した時に知るんですね。

「どれだけ素敵な言葉が背中を押してくれても歩くのは私の足だ」

と。

それを「悟る」んですね。悟るって言葉は難しいです。この言葉そのものがポジティブにもネガティブにも捉えられますから。

皆さんはどう思いますか?


ではでは。

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