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平将門公

この記事は立春に書いています。
朝方、うとうとしているときに、しきりに将門公のことが浮かんできました。
お呼びがかかったようなので、書かせていただきます。

私が住んでいる街の近くに、平将門公の首塚があります。(前に住んでいた部屋の方が近かったのですが、今は少し離れたところにいます。)

将門公は日本三代怨霊の一人とされています。
今でも祟りがあると畏れている人も多いです。
首塚に関しては、いろいろな逸話がありますので、興味がある方はお調べになってみてください。

でも、私は大らかな優しいエネルギーを感じます。

この街に越してきてから(前のお部屋の時です)、しばらく私は体調が芳しくありませんでした。
原因は分からないのですが、調子が上がらない日が何日か続きました。
あるとき、「あ、将門公のところに行っていない」と思い浮かびました。
将門公の首塚が近くにあることは豆知識として知っていましたが、お参りしたことはありませんでした。

部屋を見渡して、ベッドの向きが建物の方角的に首塚に足を向けていないかを確認しました。
そして支度をして、将門公の元へ向かいました。
徒歩で行ける距離でした。
今は一新されて明るい佇まいですが、当時は少し薄暗くて、ちゃんと気を張っていないと変なのがくっついてきそうな雰囲気でした。
でもきちんと保存会があって、お参りする人は絶えません。

将門公の元へ伺って、越してきたご挨拶を申し上げました。そして、ご挨拶が遅くなってしまったことをお詫びしました。
ご挨拶してみると、とても強い気が通っていて、気持ち良く感じました。

それから体調は良くなっていって、転職先もスムーズに決まり、新しい生活が始まりました。
朝の通勤時には、必ず将門公のところへご挨拶をしてから、駅に向かいました。
帰りの際も、「今日はこんな1日でした」とご報告をして家に向かいました。
朝でも晩でも、多くのサラリーマンさんたちがお参りしていました。
この土地で生活していたり、働いている人は、たぶんみんなお参りしていると思います。

私は出身が将門公と同じ県なので、昔から将門公には親しみを覚えていました。
怨霊とか言われているのを知ったときも、「そんなことないのに」と思いました。

ちなみに、三代怨霊のまた一人、菅原道真公(菅公)の祀られている神社さまにもよくお参りしていました。
菅公もとても優しく温かい気の御方です。怨霊だなんて、とんでもない。
私を護ってくださっている方の御一人です。


子どもの頃、たぶん小学2年生くらいのことだったと記憶しているのですが、『平将門公の声が聞ける電話番号』を持っていました。
小さな紙に、電話番号が書かれていました。

そんなものが存在するのか、そしてどうして私が持っているのか、どうやって私の元にその電話番号がやってきたのか、全くわかりません。

でも、確かに電話番号が書かれた紙を持っていました。
今はほぼない電話ボックスで、電話番号を見ていた光景を覚えています。
電話を実際にかけてみたのかな。
声を聞けたのかな。
そこから先の記憶がありません。
電話番号の紙もいつのまにか無くなっていました。

遠からず、将門公にはご縁があるようです。
土曜は旧正月。
将門公へご挨拶に伺おうと思っています。

念の為、申し上げます。
物見遊山の気分で行く場所ではありません。
自分のご利益だけを求めて行かれるのも、おやめになったほうが宜しいかと思います。
また、「自分は高い人間だ」みたいに思ってる人も、お控えになったほうがいいでしょう。

脅かす訳ではありませんが、数年前、ちょっとパワーのあるYouTuberさんがいました。
東京に来たついでに、「怨霊と畏れられている将門の首塚に行く」的な動画を上げていました。

「よせばいいのにな、だめだよ、そういうの」と思いました。

途中で100%充電してきたはずのカメラが何故か充電が切れてしまい、お気軽に撮影もできず、帰ったようでした。
数カ月後にはそのYouTuberさんを見かけることはなくなりました。どうなったのかは知りません。

将門公は、お優しい御方です。
礼を尽くしてきちんとご挨拶すれば、あたたかく迎えてくださいます。
大きく力強く護ってくださいます。
それはどこの神様でも同じことですよね。

私が今ここに在るのも、将門公のご加護の賜物です。
ご縁を感じられた方は、ぜひ、将門公の元へご挨拶にいらしてください。
きっと、将門公も、お慶びになられることでしょう。

では、この辺で。
読んでくださって、ありがとうございました。
また明日。
おやすみなさい。

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